夢魔
MIN:作

■ 第23章 絶頂18

 稔は、金田を呆然と見つめる美姉妹に、説明するように口を開いた。
「この結婚は、実は以前から僕も考えていたんですが、有る条件がネックになっていました。それは、金田の立場です」
 稔の言葉に一同が一斉に、稔を見つめる。
 稔の話は概ねこのようなモノだった。
 梓が奉仕をするためには、金田と一緒に暮らす事が、色んな意味でベストで有るが、その為には梓の所有権を譲渡しなければ成らず、梓がそれを認める事がない限り、実現しない。
 だが、金田が稔の奴隷になった今、その問題も同時に消えたのだ。
 稔はこの結婚が、森川家と金田を管理するのに、最も適していると言って
「金田が結婚すると言っても、関係は何も変わりません。梓は僕の奴隷で有り、金田も僕の奴隷です。奴隷の物は主人の物です。お前達は今迄のように、僕に仕えなさい」
 最後に、静かに命じた。
 奴隷達は全員平伏し、稔の命令に従った。

 稔は美香と美紀のリードを引くと、2人の顔を上げさせ
「さあ、次はお前達の番だ」
 稔が美香と美紀に言って、顔を金田に向け。
「これから、満夫もこの2人の世話をする事になる。良く見ていなさい」
 そう言ってスッと梓に手を差し出す。
 梓は一礼すると、直ぐに奥に下がり、浣腸器を2本持ってきた。
 梓の持って来た浣腸器は、特大の2リッターで、薬液が既にいっぱいに詰まっている。

 稔がそれを受け取ると、美香が稔の前に進み出て、クルリと回転しお尻を高々と持ち上げ、稔に差し出し
「美香にお浣腸を頂かせて下さい」
 稔に願い出た。
 稔は美香のアナルに、浣腸器を突き立て、一気に薬液を押し込む。
 美香の顔が見る見る、真っ赤に染まり、直腸の圧迫感と戦い始める。
 稔が浣腸器を抜くと、美香はクルリと元に戻り、平伏して
「稔様、有り難う御座いました」
 礼を言い、そのままの姿勢で元の位置に戻った。
 そして、全く同じ事を美紀もする。

 2人の浣腸が終わると、梓が稔の足の間に身体を滑らせ
「失礼いたします」
 深々と頭を下げると、身体を起こし、口だけで稔のチ○ポをズボンから引きずり出す。
 梓はそのチ○ポにネットリと、舌を絡め口腔の中に咥え込み、濃厚なフェラチオを始める。
 美香と美紀は稔の足下に取り付き、口だけで靴下を脱がせると、そのまま稔の足に舌を這わせた。
 稔は3匹の奴隷の奉仕を、平然とした顔で見つめ、金田に向き直り
「これが、主人の居る時の排泄方法です。言っておきますが、この方法は僕の命令では有りません、彼女達の自発行動です。この後の行動も、全て同じです」
 稔が説明した。

 金田は取り付かれたように、その奉仕に見入っていた。
(す、凄い…こんなの、見た事も聞いた事も無い…。2リッターの浣腸をされて、アナルストッパーも無く便を我慢出来るのか…、いやそれ以前に、あんな奉仕を苦しみに耐えながら、誰が出来るんだ…)
 美香と美紀は首から上だけを動かし、苦しみに耐えるような仕草を微塵も見せず、一心に奉仕していた。
 稔は金田に、梓の貞操帯のリモコンを、放り投げると
「満夫こいつらを慰めてやってくれ。梓も鍵を外して、直にしてあげなさい」
 金田に命令する。
 金田が稔の命令に、狼狽えていると3人の奴隷の身体が、動き始めた。
 正座していた足が大きく開かれ、膝がどんどん真っ直ぐ伸び、お尻が高々と上げられたのだ。

 真ん中の梓は、貞操帯で蓋をされているが、両横の美香と美紀の股間は、プルプルと震えるアナルと、パックリと開いたオ○ンコが、丸見えになっている。
 金田は恐る恐る、梓の貞操帯の鍵を外し、慣れた手つきでバイブごと引き抜いた。
 貞操帯が外れると、梓のオ○ンコから、ボトボトと大量の愛液が落ちて、床に大きな水溜まりを作る。
 梓はフェラチオをしながら、感じていたのだ。
 パックリと開いたオ○ンコからは、真っ赤な膣壁が蠢いているのが見て取れる。
 金田は梓の貞操帯を手に、呆然とその光景に見入ってしまった。

 そんな金田を稔が見つめ
「ほら、お前達もおねだりしろ。満夫が遠慮して来れないじゃないか」
 奴隷達に命じると、梓達はクネクネと腰を振り始めた。
 その様は、スラリと伸びた足の付け根の、いやらしい口がパクパクと開閉し、まるで金田に話し掛けているようだった、[嬲って下さい]と金田に訴えて居るようだった。
 金田はフラフラと引き込まれ、両手を左右の美姉妹のオ○ンコに、そして長く舌を伸ばして、最愛の婚約者のオ○ンコにあてがい、嬲り始めた。
 金田が身体を駆使し始めると直ぐに、両手と舌先に快感を知らせる、動きが伝わる。
 金田はその感覚に、頭が真っ白に成り、懸命に嬲り始めた。
 それは、稔が梓に精を放つまで、30分以上続けられた。

 金田は呆然と腰が砕けたような姿勢で、リビングの床に座っている。
 金田の身体には、美少女とその母親が取り付き、自分の愛液が汚した部分を、それぞれ恭しく押し抱き、ペロペロと舐めていた。
 金田はそんな中
「稔様…こんな、こんな夢みたいな状態に成って、良いんですか…。私は、奴隷に成った筈なのに…こんな、目を見ても良いんですか…。これじゃ、私だけが得をしている気がして、仕方無いんですが…」
 情け無い声で、稔に問い掛ける。
 稔はクスリと笑い
「僕は頭脳明晰な有力者の後ろ盾を得られるし、梓は心置きなく恩を返せる。そして、美香と美紀は自分の世話をして貰え、梓の奉仕を間近で見られる。三者三様に利点が有るんですよ、この関係は…。それに、管理者を任せられる程の信頼できる人も中々居ません。だから気にせず、ここの管理者に成りなさい。それが僕の命令です」
 金田に答えた。
 金田は稔が、全幅の信頼を与えてくれた事に感動し、カクカクと何度も首を縦に振り、稔の命令に服従を誓う。

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