夢魔
MIN:作

■ 第25章 胎動33

 春菜は虚ろな瞳で、大の字にテニスコートで横に成っている。
 その春菜を、庵と沙希が見下ろしていた。
「おい、屑女…。お前は、痛みを受けると、オ○ンコを濡らすのか?」
「は…い…。わたしは…いたいのが…きもち…いいです…」
 庵の質問に、春菜が虚ろな声で答える。
「お前は、屑の上に変態なんだな…」
「は…い〜…。わたしは…くずのうえに…へんたいです〜…」
 春菜の答える声に、愉悦が混じり始めた。
「お前は、こんな恥ずかしい事を、告白してるのに、感じてるのか?」
「は、はい〜…こんな…恥ずかしい事…私…興奮してる…え…やだ…どうして…」
 春菜の意識が覚醒し始め、自分の言った事と、身体の反応に驚き始めた。

 庵は春菜の顔を覗き込み、サディストの本性をぶつける。
 庵の瞳から溢れ出る雰囲気に、春菜の心は鷲掴みにされてしまい、身動きが出来なくなる。
「お前は変態のマゾだ、もっと恥ずかしい事をしてるだろ…。言ってみろ!」
 庵の言葉に、春菜はガタガタと震え始めた。
(いや、言えない…自分のウンコで髪を洗った事や…食べてしまった事…。お尻の穴に摺り子木を差し込んだり、コーラの瓶でオナニーした事なんて…絶対に言えない…。それを鏡に映して、叫んでいた事何て…)
 春菜の意識は、頑なに抵抗しようとしていたが、道を付けられた春菜の身体は、全てを庵に語り打ち明けた。

 自らの身体が、自らの意識に反して、誰にも告げたくなかった事を、告白したのだ。
 春菜は号泣する。
 テニスコートで大の字に横たわり、誰の目も憚る事無く、号泣した。
 そんな春菜に、庵はスッと手を伸ばし髪の毛を掴むと、おもむろに立ち上がり引き起こす。
「お前は、テニスを辞めると言ったな…。教師も辞めると…俺にそう言ったな…」
 庵の言葉に、春菜がコクリと頷くと
「許さん! お前は今のまま、恥を晒せ! 痛みに悶えろ! 屑女として生きて行け! 俺が見ててやる」
 春菜の顔を真正面から覗き込み、低く恫喝する声で命令した。
 庵の命令を聞いた春菜は、心のどこかで、ブツリと何かが切れる音を聞いた。
 それは、春菜を止まらせていた、理性の糸だったのかも知れない。
「は…い…。私は、これから屑女として…恥を晒し、痛みに悶えます…」
 春菜は、庵にブルブル震えながら、誓った。

 庵は春菜の髪の毛を放し、打ち捨てると自分の鞄を取りに行く。
 庵は鞄を漁り、有る物を取り出して、春菜の元に戻ってきた。
「これは、新開発した物だ…まだ、誰にも使ってないが、お前に使ってやる…」
 そう言って取り出した物は、革の様な質感のパンティーに取り付けられた、黒光りする双頭のディルドーだった。
「こいつのここの部分には、感圧センサーがビッシリ張り巡らされ、こっち側の受信部にフィードバックする」
 庵はパンティーの外側のディルドーを指差し、次に中側のディルドーを指差し説明する。
 外側のディルドーは男性器そっくりなのに対して、中側のディルドーは、こけしのような形状をしていた。
 素材も外側のラテックスのような艶がある物と、中側のゴムのような質感の物に別れている。

 庵は春菜を立たせると、パンティーの恥骨部分に付いたロックを外し、中側のディルドーを春菜のオ○ンコに納め、尿道にカテーテルを差し込み、クリ○リスを内側のキャップに押し当て固定させ、ロックをかけ直す。
 パンティーは前面の三角帯のみ覆う形で、お尻部分は綺麗に露出している。
 そして、春菜の股間には、起立する立派な男根が現れ、睾丸まで用意されていた。
 庵がパンティーに付いている、オ○ンコに納められたディルドーの底部に、ポンプを差し込み空気を送り込むと
「あ、や、あん…な、何か膨らんでます…、ああ〜子宮の方まで…な、何ですかこれ〜」
 春菜は甘い声を上げ、身体をくねらせた。
「ふふふ…。簡単に言えば、お前のオ○ンコから子宮までが、裏返ったと思え…」
 庵がそう言うと、いきなり外側のディルドーを掴んだ。
「あひい〜〜〜っ!」
 春菜は大きな声を上げ、ビクビクと身体を震わせる。

 庵は酷薄な笑みを浮かべると、説明を続けた。
「この竿の部分は、お前の膣壁だ…そして、このカリ首の裏筋の辺りはGスポットに成ってる」
 そう言いながら、庵は外側のディルドーを撫でて行く。
 春菜は目を見開き、ビクビクと小刻みに震え、初めての快感に戸惑っている。
「この亀頭の部分は、男でも一番感じるところらしいから、特別に作ってやった」
 そう言って、クルクルと撫で回してやると、春菜はクリ○リスを襲う、有り得ない程の感触に、腰が砕けそうになった。
「最後はこいつだ…。本来、これも女と同じ位置に有る筈だったらしいが、今は関係ねえか…」
 そう言って睾丸部分を撫で回すと、春菜は子宮を撫でられる感触に、口をパクパクとさせた。

 庵は説明を終えると、沙希の方に向き直り
「沙希、これにフェラしてやれ、俺にするみたいに丁寧にな…」
 ニヤリと笑って、命令した。
「は〜い、庵様〜」
 沙希はニコニコと微笑み、春菜の前に跪くと、ソッとディルドーを握り、フェラチオを始める。
「あひゃ〜、あ、あ、あ、あくぅ〜、あ、あおぉ〜〜〜、かはぁん、ひゃぁ〜っ、くかぁ〜ん、い、い、い、ひ〜〜〜っ」
 春菜は自分の膣壁を、舌で舐められるような感触に、涙を流しながら、感じまくり絶頂を迎えた。
 すると春菜のディルドーの尿道口から、ピューと大量の愛液が飛び出し、その様は、まるで射精のようだった。
 そして、春菜が絶頂を迎えた瞬間、鍵の辺りでカチリと音がする。
「施錠完了だ…。もう、24時間は外せない…」
 低い笑いを含んだ声で、庵が告げた。

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