夢魔
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■ 第26章 開幕5

 美由紀は、深々と京本達に頭を下げると
「良子様の持ち物で、便女の美由紀と言います…。使用者様のご要望には、何なりと応えられるよう、努力いたしますので、お好きなようにお使い下さいませ…」
 抑揚のない、感情を押し殺した声で、挨拶をした。
 白井は挨拶をする、美由紀の頭の上に、足を乗せると
「随分、立派な格好でお願いするのね…」
 静かに告げる。
 すると、頭を踏みつけられた美由紀は、床に顔を縫い止められたまま、テキパキと服を脱ぎ始める。
 その、手際には完全に慣れている、スムーズさが有った。
 過去に何度も経験した事がある、そんな仕草で、美由紀は全裸になる。

 白井が全裸でひれ伏す、美由紀に向かって
「私が書いてあげた名前を、皆さんに見せて上げて」
 白井が静かに命令し足を頭から降ろすと、美由紀はクルリと身体の向きを変え、スッと足を伸ばし、白い大きなお尻を高く掲げた。
 美由紀の左の尻タブに[便]、右の尻タブに[女]と、15p四方の青黒い漢字が書かれている。
 漢字は細かい点の集合体で、黒鉛で出来ていた。
 美由紀はお尻にシャーペンの芯で、屈辱の刺青をされていたのだった。
「ほう…これはタチが悪い…。ペンシルタトゥーですか…」
 京本が感心したように、問い掛ける。

 白井はニッコリと京本に微笑み、右手を美由紀のお尻の上に置き、ヤワヤワと撫でさする。
「うふふっ…そうですわ。思い出すわね、確かこれを入れて上げてから、貴女はとても従順に成ったのよね…」
 白井の質問に、美由紀は涙声で
「は…い…そうです…」
 小さく呟いた。
 白井は美由紀のお尻から、スルスルと手を滑らせ、オ○ンコに触れると、何の躊躇いも無く、まだ閉じている美由紀のオ○ンコに指をねじ込んだ。
「ぐ、ぐぅ…ぎ、ひくぅ…」
 美由紀は喉の奥で、苦痛の声を噛み殺し、必死に白井の指の動きに堪える。
「この便女は、どうもここの感覚が、鈍いようなの…。前から不感症なのよね」
 美由紀は白井の乱暴な指使いに、歯を食いしばりながら
「も、申し訳御座いません…満足にオ○ンコを濡らせない、便女をお許し下さい…」
 涙声で白井に謝罪し、不感症を認めた。

 光子が、鼻で笑うと
「んだよ…ろくでもねぇ持ち物だな…。只穴が開いてるだけかよ!」
 美由紀に向かって、辛辣な言葉を吐く。
「そうねぇ、便女はここをいつ使ったの? 大学時代にも、咥え込んだんでしょ…」
 白井が、美由紀に問い掛けると、美由紀は首を横に振り
「いいえ、有りません…。高校の卒業式以来…一度も使った事が…、有りません…」
 ボソボソと、白井に答えた。

 白井は驚いた顔をして、直ぐに腹を抱えてクスクスと笑うと
「あら、あの卒業式以来なの? へぇ〜、まぁあの日程、貴女が人間を辞めたかった日は、無かったでしょうね…。確か、40人だっけ? あの時集まったの…」
 美由紀に問い掛けた。
 美由紀はブルブルと震えると
「46人です…」
 ボソリと呟いた。
 美由紀はニンマリと笑い、指を美由紀のオ○ンコから引き抜くと、スッと立ち上がって、美由紀のお尻をパチンと叩き
「便女、便器に成りなさい」
 美由紀に向かって、命令した。

 美由紀は足を真っ直ぐ伸ばし、お尻を高く上げた姿勢のまま、頭を入れてマングリ返しの姿勢を取り、両手の人差し指と中指をオ○ンコに差し込み、開きながら左右に引っ張った。
 美由紀のオ○ンコは、4本の指により、大きく開き膣壁の奥まで晒して、顔を見せる。
 羞恥と屈辱で真っ赤に染まった美しい顔は、加虐者達を興奮させる、最良のスパイスだった。
「便女…高校の卒業パーティーの話しを、皆さんにお聞かせなさい…」
 白井が、美由紀にそう命令すると
「はい…、良子様…」
 美由紀は諦めたように返事を返し、その内容を語り始める。
「私は、高校を卒業すると、東京の大学に進学が決まっておりました。それで、最後に成ると言う事で、良子様がご入学をされてから、私をメインで使用していただいていた、46人の方に37時間ずっと、身体の全ての穴を使っていただきました。代わる代わる、皆様に使っていただき、精液とオシッコをこの身体の中に注いでいただいて、便女の卒業パティーとしていただきました」
 美由紀は京本達に、その全てを晒し自らの口で、過去の陵辱の日々を語った。

 美由紀の話を聞いた、光子は吐き捨てるように
「46人? んだ、ヤリマンかよ…」
 凄い目で睨みながら、呟いて
「良く妊娠しませんでしたね…」
 小室が感心しながら、問い掛ける。
 2人の言葉に、白井が声を上げて笑うと
「便女、山基先生に中学からの経験と人数、小室先生に貴女の身体を教えて上げなさい」
 美由紀に向かって、命令した。

 美由紀は完全に開き直り、スラスラと白井の命令に答え始める。
「はい、良子様。私は中学校2年で、便所たわしで処女を無くしてから、中学校で全校男子生徒の2/3の233人、高校で185人の生徒、11人の教師、134人のお客様に、この身体を使用して頂きました。高校2年の春までに5回堕胎をし、その年に学校の先生に子宮壁を蝋燭で直接灼かれ、以後、妊娠しない身体に成っております」
 美由紀の答えに、京本達3人が呆気に取られた。
 白井は、美由紀のお尻を撫でながら、ニコニコと微笑み
「便女…? 貴女の子宮を灼いた、理科の大坂どう成ったか知ってる? 貴女が大学卒業した年、あの馬鹿、同じ事しようとして、刺されて死んだんだってさ…、馬鹿だよね〜…。そうだ、どういう風に灼かれたかも、教えて上げなさいよ…」
 白井は[楽しくて仕方がない]と言った表情で、美由紀に告げると
「はい、今と同じ格好で、ロープで縛られ。オ○ンコの中に底を切り取った、メスシリンダーを差し込まれて、蜜蝋という蝋燭を直接子宮に流し込まれ、子宮壁全体が大火傷をしました。良子様のご実家のお抱え医師により、一命を取り止めましたが、[今後妊娠は不可能]と、診断されました」
 美由紀は淡々と答えて、全てを話した。

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