夢魔
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■ 第26章 開幕32

 立ち上がった恵美の身体を、ジッと無言で見詰める山孝の視線が、[それで、準備が終わったのか?]と、問うている。
 恵美は視線の意味に気付き、ブラウスのボタンを外すと、ブラジャーを外し再びブラウスを着込む。
 手に下着を持った恵美は、固く眼を閉じブルブルと悔しさに震えていた。
 恵美がそれでも気を取り直して、自分の鞄に下着を片付けようとすると
「それは、そこか? ここじゃないのか…」
 カラオケボックスのゴミ箱を軽く足で小突き、山孝が問い掛ける。
 恵美は項垂れ山孝に近付くと、震えながら山孝の足下のゴミ箱に、自分の下着を投げ入れた。
「店を出る時、店員に謝れよ…[小汚い汚物まみれの、布きれを捨ててしまいました。どうか処分して下さい]ってな」
 山孝の言葉に、恵美は目の前が真っ暗になりながら
「は…い…。解り…ました…、謝罪させて…頂きます…」
 抗う気持ちを完全に無くし、従順に涙声で答えた。

 洋服を身に着けた光が、山源にクリ○リスのリードを引かれて、山孝の側に来ると
「おう、光。お前欲張ってないで、1本貸してやれ」
 山孝は光のスカートを捲り上げ、オ○ンコに入っていた棍棒を引き抜き、恵美の方に向き直って手渡し
「こいつを、アナルに咥えろ。グズグズしないで、言われたら直ぐだ!」
 有無を言わさず、命令した。
 恵美は棍棒を受け取り、直ぐにアナルに当て押し込もうとするが、一向に入っていかない。
「この愚図が何してやがる! 貸せ!」
 声を荒げて、恵美から棍棒を引き取ると、頭を押さえ込みスカートを捲り上げ、まだ何も受け入れた事の無いアナルにグリグリとねじ入れる。
「ぎひぃ〜〜〜っ、痛い、痛い、痛い…。許して〜〜〜っ」
 恵美は脂汗を浮かべ、アナルに押し入ってくる異物の痛みに、悲鳴を上げて許しを請うた。

 だが、そんな訴えが聞き入れられる筈も無く、恵美はアナルに棍棒を、限界まで押し込まれる。
 シクシクと泣く恵美に向かって、山孝は畳み込むように
「おい、お前は馬鹿か? 何をしてるんだ? 何のためにリードを付けた? この愚図が! 何なら全裸で引っ張って行こうか?」
 恵美に怒鳴った。
 恵美はビクリと震え、クリ○リスに繋いだテグスを山孝に差し出すと、山孝はそれを受け取り、荒々しく引っぱる。
「ぐぅ〜〜〜っ…。も、申し訳有りません…愚図で、馬鹿で、淫乱の変態をお許し下さい〜〜〜っ。痛い、千切れちゃう〜〜〜っ…」
 恵美は腰を思い切り山孝に突き出し、爪先立ちで歯を食いしばりながら、蒼白の顔で謝罪した。

 山孝はクルリと恵美に背を向け、テグスを引っ張ったまま
「迫田先生、行きますか…。馬鹿のせいで、時間をくっちまいました」
 迫田に頭を下げると、迫田は
「いえ、躾は大事な事です。最初が肝心と言いますからな」
 にこやかに、山孝に微笑みかけ、恵美の背後に回り込み、スカートの上から恵美のアナルに突き刺さった、棍棒を握って出し入れしながら
「さぁ、行きましょうか。私もお腹が空きました」
 恵美の身体を押すように歩き始める。
 恵美は大きく目を見開き、その痛みを訴えようとするが、思い切り開いた口からは、何の声も漏れなかった。

 光はリードを山源に持たれ、アナルの棍棒を森に持たれて、恵美と同じように進むが、光は恵美と違い快感を感じて、ウットリとした表情を浮かべ、歩き始める。
 通路を通り、会計カウンターに着くと、山孝がテグスをキリキリと引き絞った。
 恵美は目を剥き、痛みに耐えながら
(言います…言いますから…緩めて下さい…息が出来ません…)
 必死の表情で、懇願して何度も頷く。
 だが、山孝は緩めるどころか、徐々に引く力を強め、恵美を促した。
「か…ひ…。あ…、あの…。お、へやの…ゴミばこに…おぶつ…まみれの…ぬのを…すてて…しまい…ました…。どうか…ゆるして…く、ください…」
 恵美は山孝の命令通り、店員に対して下着を捨てて来た事を謝罪する。

 山孝は満足そうに笑うと
「済まんなあんちゃん、こいつはこういう事が好きな、淫乱の変態なんだ」
 恵美のスカートの前を捲り上げ、無防備な下半身を晒け出す。
 恵美は反射的にスカートを押さえ、腰を引いて隠そうとしたが、クリ○リスをテグスで縛られているため、鋭い痛みが走るだけで、腰を引くことも出来ず、山孝の手で捲り上げられたスカートも、戻る事は無かった。
 山孝はジッと恵美を睨み付け、無言でスカートを離すと、テグスを更に引く。
 その視線には、[逆らうのか?]重い圧力が込められている。
 恵美は諦めると、自らスカートを持ち上げ、股間を突き出し
「こんな風に嬲っていただき、パンティーがビショビショに濡れて汚れたので、捨ててしまいました。どうか、処分して下さい…」
 若い店員にペコリと頭を下げ謝罪した。
 店員は驚きで目を丸く剥き、恵美のオ○ンコと顔を呆気に取られて、交互に見詰める。

 カラオケボックスを出た、6人は駅前の方向に、歩き始めた。
 山孝達は歩くポジションも、それぞれの役割も変える事無く、公衆の面前でも恵美達を嬲る。
 山孝達は恵美のクリ○リスを引き、アナルを嬲りながら、大笑いして恵美の恥を話し合い、罵って、嘲笑う。
 恵美は歯を食いしばり、打ち拉がれ、ボロボロと涙を流し、男達に囲まれ屈辱に耐えながら歩いた。
 お互い前後を男性教師に挟まれ雑踏の中を、2人並んで歩く美人教師は、全く別の表情を浮かべている。
 片や痛みと屈辱の中で、項垂れながら歩き、片や快感と倒錯の中で、蕩けた表情を浮かべ、繁華街を歩く。
 加虐者達は、そんな獲物を満足そうに笑いながら、追い回して行った。

 駅前のビルの居酒屋に着くと、6人は個室に上がり込む。
 個室には大きな座卓が1つ有り、6人入ると結構狭く感じた。
 店員に料理と飲み物を頼むと、山孝は
「おい、お前ら仰向けで、ここに横に成れ」
 恵美と光に命じて立ち上がる。
 2人は命じられると、直ぐに行動を起こし、座卓の脇で仰向けに寝転がった。
 山孝は恵美の足首をおもむろに掴むと、頭の位置まで持ち上げ、恵美の身体を2つに折り曲げる。
 柔軟な恵美の身体は、仰向けで長座前屈の形に綺麗に折り曲げられると、そのまま座卓の下に押し込まれた。
 山源は反対側にいた、光も同じように折り曲げると、足を持って座卓の下に押し込む。
 2人の美人教師は下半身を丸出しの状態で、窮屈に身体を2つに曲げられ、机の下で寝転がる。

 加虐者達は座卓のそれぞれの位置に着くと、チ○ポを取り出し、女教師のオ○ンコと口にそれぞれねじ込んだ。
 山孝の横に山源が座り、山源の前に迫田が座って、その横に森が座る。
 山源は光のオ○ンコを犯し、迫田が口を犯して、森が恵美のオ○ンコを使い、山孝が恵美の口を使った。
 4人は思い思いに腰を使って、2人の女教師を嬲り抜く。
 この時嬉々として恵美を使っている森は、薄いゴム製のパンツを履いて、恵美を使っている。
 この店に入って直ぐに、トイレに消えて履き替えたパンツは、絶縁素材のスキン一体型パンツで、恵美に付けられている責め具には、無くては成らない物だった。
 これを付けていないと、恵美がイッた瞬間、オ○ンコとアナルを使っている者も、感電してしまうからだ。
 カラオケボックスで、山孝にこっそり耳打ちされた森は、その時点で恵美のオ○ンコの使用許可が出されていた。
 森が鞄から出してポケットに入れた物は、この絶縁パンツだったのだ。

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