夢魔
MIN:作

■ 第27章 誓約2

 奈々は[ふぅ〜]と大きく溜息を吐くと
「良い、直ちゃん、貴女好奇心も良いけど、度が過ぎると本当に破滅しちゃうわよ! 前にも、ホイホイ男に着いて行って、輪姦されそうに成ったの、忘れたの? あの時は誰かが通報して、警察を呼んでくれたから、事無きを得たけど、今回は飛び込んだら逃げられないのよ! 解ってる?」
 直美に捲し立て、問い掛ける。
 直美は頬を膨らませ、コクリと頷くと
「解ってるわよ…それくらい…。でも、私思うんだけど、多分2人とも、もう遅い気がする…。どっちも、どっぷりと浸かっちゃって、逃げられない気がするな〜…。奈々ちゃんの方こそ、そこら辺理解してる〜?」
 奈々に向かって、問い返した。

 奈々は再び大きく溜息を吐くと
「そうよね…そうなのよね…。もう、遅い…、昨日の時点で、私達帰らなきゃいけなかった…。どうして、最後まで居たんだろう…」
 項垂れて、ボソボソと後悔を呟いた。
「逃げられないのも、避けられないのも、解ったんだし…私は、大貫先生に服従する。後悔しても遅いんだし、興味も有るし、気持ち良いんだもん…。それに、大貫先生の[SEXにタブー無し]って考え方、私も同じだもんね〜…。人生の先輩として師事しちゃお」
 直美は明るく結論づけると、奈々を置いて職員室に戻ろうとする。
 奈々はそんな直美に縋り付き
「あん、直ちゃん待ってよ。解ったわよ、私も付き合うわよ…。だから、置いていかないで。一人にしないでよ〜」
 直美と共に服従する決心を固め、職員室に向かった。

◆◆◆◆◆

 直美と奈々が立ち上がり職員室を後にして、暫く経つと恵美の携帯電話が鳴り響く。
 恵美は慌てて携帯電話を取ると、メールが一通届いていた。
 恵美は急いでそのメールを確認すると[7時に出勤する。体育教官室に来い]と山孝からのメールだった。
 恵美は携帯電話の時計を見て、顔を青ざめさせる。
(6時58分…後、2分しかない!)
 恵美は急いで立ち上がり、廊下を体育館の方に向け走り出した。
 光は慌てて立ち上がって走り出した、姉のように慕っていた同僚教師の後ろ姿を、ポカンと口を開けて見送る。
 その光も、数秒後恵美同様、同じ方向に走り出す。

 恵美はひた走り、廊下を駆け抜け、第1体育館の階段を駆け上る。
 体育教官室の扉が目の前に現れ、手を伸ばそうとした瞬間、身体を電撃が貫いた。
 恵美に加えられた電撃は最大級の物で、恵美は立ったまま白目を剥きかけ、ビクビクと痙攣する。
 恵美のスカートの前面に水のシミが広がり、足下に水溜まりが勢いよく広がる。
 水溜まりの真ん中には、白い綿棒が落ちていた。
 恵美は体育教官室の前の廊下で、立ったまま失禁してしまったのだ。

 体育教官室の扉が開き、中から山源が顔を覗かせると
「おわ、おめぇ何してんだ? 孝さん恵美のやつ、お漏らししてますよ。部屋の真ん前で!」
 恵美の状態に驚き、室内の山孝に向かって、報告する。
 山源の報告を聞いた山孝は、体育教官室の扉から顔を出し
「お前の口で綺麗にしろ。終わったら、中に入って来い」
 冷たく命じて、直ぐに扉を閉めた。
 恵美は項垂れて、廊下に這い蹲ると、その唇を床に着け、自分の小便を啜り始める。
 小便の水溜まりに、ポタポタと新しい水滴が落ちた。
 それは、恵美の目から流れ出る、大粒の涙の水滴だった。

 床に這い蹲って小便を啜る恵美の耳に、廊下を走ってくる足音が聞こえ、慌てて顔を上げると、光が嬉しそうな表情で走ってくる姿が目に入る。
「あれぇ? 恵美さん何してるんですか? あは、お漏らししちゃったんですね…。私も急いでますから、お手伝い出来ないですけど、頑張って下さい〜」
 光は這い蹲った恵美の横を、速度を緩めずに走り抜けると、体育教官室の扉を勢いよく開き
「源治様、光お召しにより参上しました〜」
 嬉しそうな声で、そう言って体育教官室の中に消えて行った。
 恵美は悲しそうな表情を浮かべて、再び廊下に唇を押しつけ、小便を啜る。

 あらかた啜り終えた恵美は、舌を使ってピチャピチャと子猫がミルクを舐めるような音を立て、廊下を舐め上げた。
 数分後綺麗に舐め終えると、見ていたようなタイミングで、教官室の扉が開き、山孝が顔を見せ
「おい、いつまでやっている。早くしろ」
 恵美を急かせる声を、掛けて来た。
「あっ、今終わりました…」
 ペタンと床に正座した姿勢で、恵美が告げると
「よし、綺麗になったようだな、そのまま中に入れ」
 山孝は廊下を確認して、扉を押し広げ恵美を室内に招き入れる。
 恵美は四つん這いのまま扉をくぐり、室内に入ると光の姿に目を止めた。

 光は山源の机の上で、ブラウスの前を大きくはだけ乳房を晒し、スカートを捲り上げて大きく足を広げ、股間を覗き込みながら陰毛を毛抜きで一本一本引き抜いていた。
 その真ん前に山源が座り、光のオ○ンコを指で嬲りながら、薄笑いを浮かべ光の作業を見ている。
「ほら、もっと早くしろ。そんなんじゃ、日が暮れちまうぞ」
 山源に急かされながら、光は顔を興奮で真っ赤に染め
「あはぁ〜源治様〜…オ○ンコ気持ちよくて、集中出来ません〜」
 山源に甘えるような声で、抗議する。
 光のオ○ンコはピチャピチャと音を立て山源にかき回され、山源の机の上に愛液の水溜まりを作っていた。

 恵美はそんな光を見詰め、自分が悲しくて仕方がなかった。
(羨ましい…私は、昨日の夜から一度もイケないのに…光ちゃんはずっと、あんな風に感じさせて貰ってる…)
 恵美の思考の中には、自分をこんな境遇に引き込んだ、光に対する怒りなど微塵も無く、ただ快感を感じさせて貰えない、自分の境遇だけが辛くて悲しいだけだった。
 恵美はスッと項垂れ、直ぐに山孝に視線を向けると、山孝は足を大きく開いて椅子に座り、恵美を見下ろしている。
 恵美はイソイソと這い進み、自分の身体を山孝の足の間に運ぶと、正座して頭を床にすりつけ
「舐めさせて頂いても宜しいでしょうか」
 山孝に向かって、奉仕の許可を求めた。

 恵美の伺いを聞き、山孝が足を上げて、恵美の頭を踏みつけると
「脱げ」
 短く恵美に命令する。
 恵美は命令を聞くと、モソモソと身体を動かして、頭を床に縫い止められたまま、身につけていた物を脱ぎ始めた。
 全裸に成った恵美の頭の上から、足をおろすと
「オ○ンコを見せてみろ」
 恵美に命令する。
 恵美はゴロリと仰向けに寝そべると、足首を持って足を思い切り広げる。
 180度綺麗に開いた恵美の足の中心に、パックリとオ○ンコが口を開け姿を現す。
 恵美のオ○ンコは、糸が引く程濃密な愛液が、奥から溢れ出していた。

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