夢魔
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■ 第27章 誓約12

 山孝が椅子に座ると、恵美は山孝の足の間に止まり、大きく足をM字に開き、身体の前面を隠さないように、肩幅より少し広めに両手をついて、やや腰を突き出す形で待機する。
 山孝の位置から自分のオ○ンコが少しでもよく見えるように、配慮して取った待機姿勢だったが、恵美は内心これで良いのか迷った。
 しかし、山孝は何も言わず、恵美の乳房に手を差しだし、コロコロと乳首を転がした事で、これが正しい事を知る。
(孝三様はハッキリされているわ…。合っていれば優しく、間違っていれば厳しく私を導いて下さる。でも、それを決めるのは、私じゃない…孝三様なんだから、孝三様の考えを正しく理解しなきゃ…)
 恵美は山孝をハッキリと理解し、山孝の好みまで考え始めた。

 山孝は恵美の乳首を弄びながら
(おうおう、どっぷり嵌ってきたな…そろそろ、頃合いかも知れんな…。丁度良い、あいつと競わせて、深みに嵌めてやるか…)
 恵美に対する調教を、次の段階に進める。
 山孝は腹を決めると、直ぐに行動を起こした。
 恵美の身体にスッと手を伸ばし、待機の姿勢のまま引き上げると、くるりと椅子を回転させ、ゆっくり机の上に下ろして
「お前、あいつと同じ事…出来るか?」
 恵美に向かって光を指さし、問い掛ける。

 恵美は光を見て、大きく首を縦に振ると、足を限界まで開き、骨盤をひねり込んで腰を突き出した。
「これで宜しいでしょうか?」
 恵美がそう問い掛けると、恵美の姿勢は山孝の想像以上に成っていた。
 恵美の下半身は、オ○ンコが見えるどころか、アナルがしっかりと山孝に向いていて、オ○ンコは殆ど天井を向き、上半身はほぼ垂直に立って居るのである。
 山孝は恵美の驚くべき柔軟性に、内心賛嘆すら浮かべて
「おう、良いぞ…だが、今から毛抜きで抜いていたら、どう考えても日が暮れる。俺があらかた引き抜いてやろうか?」
 恵美に薄笑いを浮かべ、問い掛けると
「孝三様の、お手を煩わせる訳には行きません…一言[抜け]とご命じ下さい。ただ、斑に成るのはお見苦しいので、仕上げのみ毛抜きを使う事をお許し下さい」
 恵美はにっこり微笑みながら、山孝に告げた。

 山孝はニンマリ笑うと
「良し、よく言った…。仕上げは毛抜きを使う事を許してやる…。その毛を全て抜け!」
 恵美に毛抜きを使う許可を出し、獰猛な笑みを浮かべて命じる。
「はい、解りました孝三様。お飽きに成りましたら、私の穴をお嬲り下さい。イヤらしく腰を振りながら、孝三様の命令を実行いたします」
 恵美はそう言うと、自分の陰毛を両手で掴み、引き抜き始めた。
 何のケアもしていない状態で、力任せに陰毛を掴み、ドンドン引き抜いて行く。
 孝三はその姿を見詰めながらニヤニヤ笑い、恵美のオ○ンコに指を差し込んでかき混ぜ始める。
 恵美のオ○ンコからは愛液が溢れ滴り落ち、恥丘にはプツプツと小さな血の玉が吹き出していた。

 一心に陰毛を引き抜く恵美の顔は恍惚に染まり、瞳を潤ませて甘い吐息を漏らし、愉悦に浸っている。
 密壺から子宮に拡がる熱い快感と、心の奥底から込み上げる妖しい官能に蕩け、意識を麻痺させ盲目的に服従し、主人の命令を遂行していた。
(ああぁ〜…、痛い…、恥ずかしい…、でも…気持ちいい…。凄く感じてる〜…私…、変に成っちゃった…。こんな事をして…、こんな恥ずかしい格好で…、大事な所を…嬲られてるのに…、凄く…ゾクゾクしてる…。ふぅあぁ〜〜〜っ…また…また機械が〜…動き出しちゃった〜…。電撃が…電撃が来ちゃう〜〜…)
 恵美はまた動き出した、乳首のリングにドキドキと胸を高鳴らせ、絶頂を止められる電撃を予感し、アナルをヒクつかせる。

 山孝は機械が動き出しても、その指を抜こうとするどころか、動きを複雑にし恵美の快感を加速させた。
「あふぅ〜、くぅ〜〜ん、はん、ひゃぁ〜ん、くひっ、くひ〜っ、あ、あ、ああぁ〜〜〜っ」
 恵美は泣きそうな顔で口を半開きにし、鼻に掛かった淫声を漏らす。
「どうした、手の動きが鈍くなったぞ」
 山孝は左手を乳房に伸ばすと、鷲掴みにして握りつぶした。
「ぎひーーーっ! も、申し訳御座いません〜〜〜っ」
 恵美は苦悶の声を上げ顔を歪めるが、直ぐに快感に飲み込まれ、甘い声に変える。
 恵美は快感と苦痛が混ぜ合わさり、複雑な表情を浮かべ、ポロポロと涙をこぼす。

 恵美の陰毛があらかた引き抜かれると、恵美に絶頂が訪れようとした。
 山孝がタイミングを合わせ、指を引き抜きがてらクリ○リスを強く指で弾くと
「きゃひ〜〜〜ん」
 恵美は高い声を上げ
「ぐぎぃーーーっ」
 直ぐに大きな悲鳴を上げ、腰を突き上げる。

 不自由な格好で涙を流し、咳き込む恵美の目の前に、山孝が毛抜きを翳して見せつけ、摘む方を下にしアナルに突き刺した。
 固く尖った金属を差し込まれ、恵美のアナルに鋭い痛みが走る。
 恵美はそれを固く目を閉じ、歯を食い縛って耐え、自らの繊細な指で引き抜くと
「お借りいたします…」
 山孝に頭を下げて押し抱き、残りの陰毛を抜き始めた。

 毛抜きで全ての陰毛を抜き取ると、自分の手で足を押さえ込み
「抜き終わりました…。これで宜しいでしょうか」
 山孝に伺いを立てる。
 山孝は入念に点検し、産毛まで全て抜いてある事を確認すると
「お前は毎朝ここに来て、その毛抜きで今のように、手入れをしろ。俺が居ない時でも必ずここに来て、今の格好で手入れをするんだ」
 恵美から毛抜きを受け取り、机に片づけた。
「はい、孝三様。恵美はどんな時でも、孝三様のお机で大股を開き、毛抜きで陰毛を処理いたします」
 恵美は孝三の目を見ながら、復唱するように誓うと、ゾクゾクとアナルがヒクつき、甘美な陶酔が込み上げる。
 恵美は支配を受け、隷属する快感に身を染め、奴隷へと墜ちていった。

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