夢魔
MIN:作

■ 第27章 誓約16

 白井は無言で右手を振り、剥き出しの大きな美由紀のお尻に鞭を打ち付ける。
 グシッ、重い音を立て鞭がお尻にめり込む。
 美由紀は骨盤が砕けそうな痛みに、体をビクつかせる。
 美由紀の涙の抵抗は、ただ一撃の鞭で打ち砕かれ止められた。
 白井は力無く動かなく成った美由紀の体に、鼻歌交じりに釣り針を取り付ける。
 一番最初に白井が手を伸ばしたのは、美由紀の乳首だった。
 両方の乳首の根本に、外側から針を通すと、針に付いたテグスを引っ張り、足の親指に括り付けた。

 美由紀の乳房は重力に逆らい、乳首の根本を中心に足の親指に引っ張られる。
 次にテグスが掛けられたのは、足の小指だった。
 足の小指に結ばれたテグスは、板の端に有るフックに掛けられ、足を大きく左右に開き固定される。
 美由紀の乳房は外側に開くように、引っ張られ形を変えた。
 白井は満足そうに笑うと、美由紀の足の自由度を測るように、足の先を持ち前後左右に振って見る。
「ぎひー! 痛い! 痛いーっ、千切れてしまいますーっ!」
 美由紀が悲鳴を上げるのを無視し、乳首の針の食い込み加減をチェックした。

 白井は満足したのか、体を起こすと美由紀の股間を覗き込む。
 水平器を見て、美由紀の姿勢が前方に傾いでいるのを確認すると、釣り針を2本取り出し大陰唇を摘みアナル側の付け根から2p程の位置に突き通す。
 両方の大陰唇の同じ位置に針を通すと、背中側の鉄棒の環に括り付ける。
 美由紀の体はテグスにより、引っ張られ背中側に傾いで行く。
 美由紀は秘部に走る激痛に、涙を流し悲鳴を上げ、許しを請うた。
 だが、無慈悲な主人はニヤニヤと笑い、作業を続ける。
 美由紀の膣内が、地面と垂直を作ると、美由紀の大陰唇は片方4本、計8本の釣り針により、やや斜め上に極限まで引っ張られ、8角形の花びらのように成っていた。

 この時点で美由紀の身体は脂汗が、全身に吹き出し、口は歯を食いしばり、目は固く閉ざして痛みに耐えている。
 だが、鉄棒は後一本残っていた。
 美由紀の秘部で残された場所もただ一つ。
 その場所を釣り針で貫き、テグスで引き上げるなど、非人道的すぎる行為である。
 そんな場所に、白井は無造作に手を伸ばし、何の躊躇いも無く保護している皮を剥いて、剥き出しにすると、腹の方からオ○ンコ方向に縦に釣り針を通し、カーブを描いた鉄棒の先端に結びつけた。
 美由紀はその瞬間、目と口を大きく開き、のどの奥底から
「ぐぎぃーーーーっ!」
 魂切る様な悲痛な悲鳴を上げ、ビクビクと体を震わせる。

 白井は悲鳴を上げる、美由紀の顔を踏みつけ
「おだまり! そんな悲鳴を上げたら、喉が潰れちゃうじゃない。お前には、これからこの蝋燭が消える迄、2時間たっぷり歌って貰うんだから…。従属の誓いを繰り返して、痛みの中でその心と身体に焼き付けるのよ!」
 プレイ用の低温蝋燭では無い、家庭用の蝋燭を翳して、命令した。
 美由紀は涙を流し、震えながら頷くと
「はい、良子様解りました…。便女の誓約を詠唱します…」
 何もかも諦めて、服従し命令を了承する。
 白井は[フン]と鼻で嘲ると、美由紀のオ○ンコの中に蝋燭を立て、ライターで火を灯した。

 美由紀は白井が蝋燭を灯し終えると
「私こと新庄美由紀は[便女]として白井良子様にお仕えする事を誓います…。[便女]は人で有る事を放棄しその全ての権利を、主人で有る白井良子様に譲渡いたします…」
 真の前で唱えた誓約を詠唱し始める。
 やがて、美由紀のオ○ンコの中で蝋が溶け出し、熱蝋を滴らせた。
 その度に美由紀の身体は、ビクリと跳ね、動かなくても激痛が走る戒めに、身体を嘖まれる。
 美由紀は白井の命じた通り従属の誓いを痛みと共に身体と心に刻み込んで行った。
(私には…、叶えられない夢でした…。真様のお側にお仕えするなんて…、過ぎた夢でした…。ですが、思いは永遠に変わりません…どんなに、汚れ穢されようとも…心は、真様に捧げます…)
 美由紀は白井の呪縛から逃げ出せない事を思い知らされ、真に対する思いを胸に抱いて、白井に従属してゆく事を誓う。

 何度目かの詠唱が終わり、蝋燭も1/5程に成ると、白井がポツリと美由紀に問い掛ける。
「ねぇ…、美由紀〜。私さ〜…、変な話を小耳に挟んだの…。源先生の事よ〜…、貴女何か知らない? 有益な情報なら、これからの生活が、大分楽に成ると思うわよ…。そう、例えば、源先生の思い人の名前とかさ〜…」
 美由紀は白井の猫なで声がした瞬間、いやな予感に捕らわれたが、それはズバリ的中した。
「私さぁ〜、聞いちゃったのよね〜…、源先生には、既に決まった思い人が居るって…。貴女知ってた〜…」
 白井は美由紀の顔を、真正面から覗き込み、ジッと見詰めて問い掛ける。
(だ、駄目よ! この目は、絶対最悪の事を考えている目よ! 弥生様の名前を出したら、絶対良からぬ事を企む目!)
 美由紀は咄嗟に判断し
「知りません! 私は、そんな話を聞いた事が有りません!」
 白井にシラを切った。

 美由紀が答えた瞬間、白井はニヤリと笑い
「どうして、そんなに強い口調で否定するの? お馬鹿さんね〜…それじゃ、[私、知っています]って、言ってるようなものよ…美由紀! 嘘を吐いたわね、覚悟おし!」
 白井は鬼のような形相に変わり、美由紀のオ○ンコの筒を引き抜くと、先端の金具に、金属の筒を付ける。
 先端部分に付けられた筒は、何枚かのパーツで出来た、三角錐に成って居た。
 白井は再びオ○ンコに筒を突っ込むと、グリグリと何かを探して居る。
 そして、白井がそれを見つけると、ピタリと筒の動きを止め、グイッっと力任せに押し込む。
「あ、ああっ…い、いや…」
 美由紀が思わず声を漏らしたのは、子宮口に三角錐の先端が侵入したからだった。

 だが、白井の攻撃はそれだけでは、終わらなかった。
 白井がさっきまで無かった、筒の中から飛び出す摘みを回すと、三角錐の頂点がキリキリとクスコのように拡がり初めて、子宮口をこじ開ける。
 白井は摘みが動かなく成る迄回すと、美由紀はその異質な痛みに、目と口を開いて声も出せないでいた。
「はーい、子宮のご開帳よ〜。この無防備な子宮に何を突っ込んで欲しい? この針? それとも、この蝋燭? それとも、こっちの蜜蝋が良いかな〜? さあ、知ってる事をぜーんぶ話しなさい…それとも、子宮が血塗れに成る迄、頑張ちゃう?」
 白井は残虐な笑みを浮かべて、長さ30p程の針と、百目蝋燭のような蜜蝋と、さっき迄使っていた蝋燭と同じ物を美由紀に見せながら問いかける。
(真様済みません、美由紀は今日で死ぬかもしれません…。限界迄耐えて、心が折れそうに成ったら…舌を噛んで死にます!)
 美由紀は決意を固め、白井を睨み付けると
「何でも、好きにしなさい! 私は、何も知りません!」
 白井に向かって言い切った。

 白井は顔を真っ赤に染め
「良い根性ね! お望み通り、好きにさせて貰うわ! 先ずは、これからよ!」
 鬼のような顔で、美由紀のオ○ンコに蝋燭を立て、火を灯した。
 今度は膣壁に熱蝋が落ちるのでは無く、直に子宮壁に落ちる。
 内臓に直に落ちる熱蝋の熱さは、皮膚の何倍にも感じるのだ。
 美由紀は白井を睨み付けたまま、堅く歯を食いしばり、それに耐える。
 白井が堪りかねて、美由紀に鞭を振り下ろそうとすると、生徒指導室の扉がいきなり開いた。

■つづき

■目次3

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊