夢魔
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■ 第27章 誓約20

 暫くすると山孝の口から
「良し、もうそろそろだ…、お前はイク時は大きな声で、イク事を伝えろ」
 フイニッシュが近い事を教えられると
「ふぁ〜い…ふぁ〜い、わかり…まひたぁ〜〜〜…」
 焦点の合わない目で、山孝の方を向き、熱に浮かされた声で返事を返した。
 山孝が腰の動きを加え抽出を激しくすると
「あ、あ、あ、あ、あぁ〜〜…」
 恵美の声が切羽詰まる。
「よし、イケ!」
 山孝が許可を与えると同時に、恵美の子宮に精を放つと、その瞬間
「いぐぅ〜〜〜〜恵美いぎます〜〜〜っ!」
 恵美は仰け反って、身体をビクビクと痙攣させ、大量の愛液と潮を撒き散らして絶頂を迎えた。

 仰け反った恵美の身体は驚いた事に、そのまま下半身を残して、上半身をグニャリと曲げ、頭を後ろの机の上にぶつけた。
 ゴンと音が鳴る程強く頭をぶつけ、失神した意識を引き戻した恵美は、上体を元に戻し
「孝三様…孝三様…。恵美のオ○ンコは…合格でしょうか…」
 縋るような目を向け、山孝に問い掛ける。
 山孝は鼻で笑うと
「まだまだだが、取り敢えずは使ってやる。これから、もっと鍛えるんだ」
 ニヤリと獰猛な微笑みを向け、恵美の質問に答え
「そんな事より、いつまで乗っかってる。早く後始末をしろ! お前の事だから、後始末の仕方が解らんだろう。口に含んで綺麗に舌と唇で掃除するんだ。それを[お掃除フェラ]と言う」
 恵美の乳房を握り痛みを与えた後、直ぐに何かを考え、手を放して恵美に教えた。

 恵美は直ぐに言われた通り、山孝の上から降りると、跪いてお掃除フェラを始める。
 恵美は嬉しそうに幸せそうに、丁寧に舌を這わせると、山孝が終了を命じるまで続けた。
 恵美は終了を命じられ、名残惜しそうに唇を放し、山孝がズボンに仕舞うまで、ジッと寂しそうな目で見詰めていた。
 山孝はチ○ポを仕舞うと、また恵美をヒョイと持ち上げ机の上に置き
「今度は自分の後始末だ。オ○ンコの中に入った、俺の精液を舐め上げろ」
 恵美に向かって命じる。
「はい孝三様」
 恵美はペコリと頭を下げると、再び大きく開脚し、オ○ンコに舌を這わせた。

 だが、重力に逆らう事が出来ず、奥に入り込んだ精液が出て来ない。
 山孝は直ぐに思いつき、恵美の身体を持ち上げると、クルリと身体を回し、背中が自分に向くように置き直すと、恵美の身体を仰向けに倒し、顔を下にして足を引き上げた。
 普通だとマングリ返しでオ○ンコが天井を向くが、恵美の場合オ○ンコは、直ぐ口の前に位置する。
「あ、有り難う御座います…こうすれば、本当に舐め易いです…」
 恵美は山孝に感謝すると、自分のオ○ンコに口を付け、ズズズッと音を立て啜った。
 数秒でズゾッ、ズゾッっと粘性の有る物を啜る音に変わり、恵美の顔が幸せそうに蕩け
「あ、あぁ〜〜〜…。孝三様の精液が、お口いっぱいに広がってます〜…。美味しいです〜孝三様〜…」
 下から山孝の顔を、嬉しそうに見上げて報告する。

 恵美はピチャピチャと音を立てて、自分のオ○ンコを丁寧に舐め上げると、腰に手を添えバランスを安定させ、お尻を持ち上げ足を開いたままで、オ○ンコを山孝の目線に向け
「孝三様、綺麗に舐め上げました、ご確認下さい」
 パックリと開き奥まで良く見えるように、山孝に晒した。
「よし、上出来だ。下に降りろ」
 山孝が命じると、恵美はその姿勢のまま、ピョンと机から飛び降りて、山孝の脇に正座する。
「でっ、どうだった? 昨日の夜から絶頂を止められ、今日もさんざん突っ込まれてる最中も我慢した、結果の絶頂は…どんな味がした?」
 山孝が恵美に、身を乗り出して問い掛けると
「は、はい〜…とっても、美味しゅう御座いました。もう、癖に成りそうです…いえ、成ってしまいました…」
 恵美は頬を赤く染め、ウットリとした表情で山孝に答えた。

 山孝が恵美の頬に手を当て、撫でると
「俺はよお前のような美人で、上品で、スタイルの良い、才能に溢れる、いい女が、涙で顔を濡らし、苦痛に表情を歪め、恥辱に堪える顔を見るのが好きなんだ。だから、俺に飼われる限り、痛みに慣れるな、恥を忘れるな、それで全てに堪えろ。お前にそれが出来るか?」
 静かに優しいと言える声で、問い掛けてきた。
 恵美はその言葉に驚きを隠せずに、目を大きく見開き
「はい、出来ます。いえ、します!」
 とハッキリ誓い、頭の中では別の事を考える。
(い、今…孝三様…私の事を[美人で、上品で、スタイルの良い、才能に溢れる、いい女]って言った? ううん、ハッキリとそう仰られたわ! う、嬉しい…本当に嬉しいわ…)
 恵美は山孝の言葉に、天にも昇る気持ちに成っていた。

 山孝は机の引き出しを開けると、一本の青い犬の首輪を取り出し、恵美の前にぶら下げる。
「これはよ、俺の飼い犬に付ける首輪だ。この首輪とこの鍵で、こいつを付けた飼い主が、直ぐに誰か解るように成っている。勿論、一度付けたらお前の意志では外せない、通常の生活も全てこれを付けたまま行う。他の者は、お前の事を好奇の目で見るだろう、それでもお前は望んでこれを付けるか? これを付けたらもう後戻り出来ない、昨日誓った事も、今日誓った事も全て守らなきゃ成らない。お前にその覚悟があるか?」
 山孝が恵美に問い掛けると、恵美は涙ぐみ、ソッと両手を揃えて差しだし
「恵美は全て要りません…。その首輪を頂けるなら、何も望みません…。どうか私にその首輪をお与え下さい」
 頭を下げて山孝に申し出た。
 山孝は黙って恵美の掌の上に首輪を置くと、恵美は直ぐに首に巻き付け、ベルトを止める。
 山孝は犬の首輪を嵌めた、恵美の首に手を伸ばすと、金具に銀色の南京錠を掛け、鍵をポケットに仕舞った。

 その光景を一部始終見ていた光が
「あ〜恵美さん良いな〜…、良いな、良いな〜! 源治様〜光にもあんなの無いんですか〜?」
 頬を膨らませて、山源に問い掛けると
「おお、有るぜ。お前もするか?」
 問い掛けた。
「うん、します。したいです。させて下さい〜。源治様〜お願いします〜」
 甘えて身体をくねらせる。

 山源も机の引き出しから、青い犬の首輪を取り出すと、光に渡した。
 光は目を輝かせ、恵美と同じ首輪を嵌めると
「恵美さんとお揃いだ〜」
 無邪気に微笑み、嬉しそうに言った。
 山源は半場呆れながら、光の首輪の金具に黒い南京錠を掛ける。
「首輪の色は、グループを表し、鍵の色がその飼い主の地位を示してる。リーダーが金、サブリーダが銀、平の俺達は白か黒だ…」
 山源が光に説明すると、光は[へ〜]と感心しながら、南京錠に手を触れた。

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