縄奴隷 あづみ
羽佐間 修:作

■ 第2章「ゲーム・サークル アトランティス倶楽部」15

頭の中で閃光が弾け、ガタガタ震えながら逝った・・・
顔すら知らない人とのチャットの文字の命令で逝ってしまった・・・

自分でも驚いた。
―被虐趣味の女の性を知った人が相手だから、文字だけでも逝ってしまうんだ・・・

5分は経っただろうか・・・
「逝きました」と浩二に告げた。

「気持ちよかったかい? 変態牝犬?^^」

「・・・はい」
「そっか^^」
「あづみ? アンタのオマ○コはどうなってるの?」

「凄く濡れています」
「まだ綺麗に拭いてないんだ?!^^」

「はい」
「そっか^^ みてやりたいなぁ!」

「はい! 見て欲しいです。とても・・・」
「じゃ見てあげるから送ってきなさい!^^」

「えっ? どうやって・・・」
「写メで撮ってください! オマ○コを^^」

「あ、写メで撮ってそれをそのまま送っちゃ駄目だよ。貴女の携帯アドレスが俺にわかっちゃうから^^」
「一旦、自分のパソコンに送ってそれをHotmailで俺に送信してごらん!」
胸がざわついた・・・

携帯番号やアドレスを教えろ! 写メ見せろ! と無遠慮に要求し、断ると『ふん! バァーカ!』と捨て台詞で落ちる奴がほとんどだった。
―なのにこの人は・・・こんなに私を弄んだ後でも気遣いを見せてくれる!

(信用できるわ! この人にならいやらしい本当の私を見せられるし、見て欲しい!)とあづみは思った。

「よくわかんないけど、とにかく撮ってみます・・・」
「はい^^」

腰を浅く掛けなおし、立て膝をして股を大きく開いた。
上からみても尖ったクリトリスが覗け、秘貝から零れた淫汁がアナルまで濡らしている。
傍らにあった携帯をとり、カメラモードに切り替える。
カメラを持った左手を股間にかざし、シャッターを切る。
フラッシュが閃った。

思わず眩しさにびっくりして未来を見る。

何事もなくスヤスヤ眠っている。
あづみは右手で輪ゴムが残った乳房を揉みながら再びシャッターを切る、何度も・・・・

「撮れました・・・」
「そっか^^ 偉いね、あづみ!」
―(恥かしい!… こんな画像を見られてしまうの?!…)
「じゃ自分のパソコンに送信してごらん」
「は、はい・・・」
魅入られたように、言われた作業を続けた。
しかし、何が悪いのか、送信不可のメッセージが返ってくる。

「・・・送れません・・・  送れないってメッセージが戻って来ます・・・」
「そっか^^ ○△□の設定はしました?」

「やってみます・・・」

「やっぱり駄目です・・・」

何度かやり取りした末、やはり駄目だった。
「ごめんなさい・・・私機械オンチなので・・・」
「いいよ^^ また何か方法を考えましょうね^^」
「はい・・ごめんなさい」

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