縄奴隷 あづみ
羽佐間 修:作

■ 第5章「魔手」9

「あむぅ…」
陽子があづみの唇を塞ぐ。
躊躇いながらも、次第に陽子のキスを受け入れ、陽子のなすがままに身を任せ、こらえても甘い吐息が洩れてしまう。
セーターもスカートも、キスを受けている間に陽子に脱がされてしまった。
しこった乳首を陽子にいじられながら、優しくキスをうけるあづみの口から洩れる吐息に、甘えてねだる音色が混じり、積極的に陽子の舌を吸い、舌を絡めてくる。

縄をほどきながらも、陽子は休むことなくあづみを愛撫する。
縄を外すと、あづみの股間を止まることなくなくかき回していたバイブが、ヌルリと秘貝から吐き出された。
身体の奥から蕩けだした白濁した本気汁が、ねっとりこびり付き、シーツの上で力を失わず震えながら首を振っていた。

「ぁぁああ… ね 陽子ちゃん こんなこと、いけないわ! やっぱりダメよ。こんなことって…ぅぁぁああぉぅ…」
濡れた秘貝を陽子の指で探られ、思わず唇を外し、陽子に訴える。
「もうこんなにイヤらしいお汁でいっぱいですよ、先生。ここもこんなに綺麗^^」
あづみのクリ○リスに唇を寄せて舌を這わせる…

「あ、あ、ダメー! いや〜…ぁぁ」
嗚咽のような悲鳴とともに、クリ○リスを舌で突付かれながら、陽子の指を受け入れたあづみの女肉はブチュッ……とトマトを潰すような音がした。

奥からあふれ出てくる官能の甘い汁。
その卑猥な香りを感じるだけで、陽子はうっとりと酔いそうになってしまう。

「あ、あ、ダメー! 陽子ちゃん ああああああぁぁぃ…」
あづみは陽子の指の動きに合わせるように、腰を激しく揺らしはじめた。

腰の動きにわずかに遅れて、胸がユサユサと揺れている。
ビンと勃起したふたつの乳首。
真っ赤に充血しきったその場所は、空気の揺れでさえ探知する、鋭敏なセンサーのようだった。
「せんせい 胸を自分で揉んで見せて^^」
あづみは羞恥の表情を浮かべ、やがて静かに自らの胸に手を伸ばした。
最初は遠慮がちに触れるだけだった手のひらは、すぐに大きな白桃を思わせる乳房を鷲づかみにする激しい動きに変わり、指先は弾くようにふたつの勃起をいたぶりはじめた。

「うふっ。そうやってオナニーしてたんですね……。
先生がどうやってオナニーするのかわたしに見せてくださいね^^ 私が手伝ってあげます^^」
シーツの上に転がっていたバイブをあづみの手に渡した。

一番敏感な肉芽にあてがった。
「あっ、見ないで、陽子ちゃん…わたし、とってもいやらしいの…」
鼻先でモーター音を響かせているバイブの真下で、ぺチャぺチャ卑猥な音を立てながら陽子があづみの女蔭を優しく舐め尽くす…・

あづみは恥かしいオナニーを見られながら、陽子の手と舌で激しい絶頂を迎えた…
そして、お互いの性器に顔をうずめ、二人一緒に何度も白百合の快楽を貪るように味わったのだった。

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