縄奴隷 あづみ
羽佐間 修:作
■ 第5章「魔手」22
−調 教−
陽子への調教は苛烈を極めた。
今日で7日目だ。
今日、横田真二が覗いた時には、縄で淫らに拘束された裸身を、前と後ろに二本刺しで怒張に貫かれ、獣の唸るような声を発しながら惚けた表情で、汗にまみれた上半身クネクネと揺らし、精をむさぼっている。
切れ切れに漏れる嗚咽は、男の欲情を奮い立たせる。
当初は、怪しげなアンフェタミン入りの強烈な媚薬まで使用され、陽子の示す狂態は、精神が崩壊したのかと本気で心配になるほどだった。
ほんの数時間、許される睡眠時間も、アナルプラグを装置されたままだった。
横田を含め3人の調教経験豊富な男達が、に昼夜を問わず陽子を攻め続けている。
今では、薬の援けなしに、棹にむしゃぶりついて、アナルにも美味そうに舌を差し入れながら奉仕して、怒張の挿入をせがむ。
昨夜は、調教具合を確かめるべく、横田も陽子を抱いてみたが、横田の姿を見た瞬間、驚いた表情を浮かべたような気がしたが、その後、みせる反応は完全にマゾの女のもので、アナルに精を放った時の陽子の狂態は牝そのものだった。
陰惨な光景の中にも、憂いを帯びた被虐の快感を感じている陽子の姿をみて、もう堕ちたと思った。
従順な完璧な肉人形に、あと3日程度で、仕上げてしまうつもりだ。
陽子が研修を終え、博多へ戻る予定日に、あづみが電話に出られない時間を見計らって、休む事をあづみの留守電にいれさせた。
脳卒中で倒れた父親の病院に付き添う事を理由に、暫くは携帯の電源は切っているので連絡は陽子からする事も伝言させた。
―明日、博多に戻る前に、もう一度陽子の調教に加わってみることにしよう! あいつのアナルは、強烈な締め付けだからなぁ^^ クククッ
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