縄奴隷 あづみ
羽佐間 修:作

■ 第7章「姦計」5

−あづみ・ボディピアス−

あづみは、動転していた。
写真の束を次々とめくってみる。

封筒の中には赤い首輪だけを付けて、乳房を愛撫するあづみがはっきり写っていた。
そして、無毛の性器に指を差し入れたあづみの顔がはっきり写った写真も入っていた。

−どうして… これは、masterkojiに送った写真だわ…こんなにハッキリ顔が…

「ほほほっ^^ 驚いてるようね!」
「ど、どこからこの写真を…?」

「あはは^^ それは気になるわよね〜!あははっ^^ 教えてあげるわ。
この写真はね、貴女のパソコンにハッキングして盗んだものよ。
顔がはっきり写ってるのがあるわね^^ 見る人が見たら、どこの誰だか直ぐに判るわね!あははは^^」

『はっ!!…』写真をめくっていて手が止まった…
愛娘の未来(みく)の写真だった。
「きゃ〜〜〜! いや〜〜〜〜〜〜!!」
−どうして、未来の写真が…
「何なの! どういうこと! 未来に何をしたの! 何で未来の写真が…」
お嬢ちゃんの写真はねぇ^^ えっと、未来ちゃんだったかしら?! それはね、この前、貴女の実家に遊びに行った時に、撮ったものよ。人懐っこくて、可愛い子ね^^」

「ひぃー!いや〜〜! 何でそんな事するの! まさか、未来に何もしていないでしょうね?」
「ほほほ^^ 何もしてないわよ^^ 唯仲良く遊んでただけよ。その写真も子供にはまだ見せてないわよ。安心しなさい^^」
「………ひどい…」
「お母さんが、そんな変態だって知ったら、泣いちゃうものね^^
自分をほっておいて、そんな淫らな事を毎晩してるなんて知ったら、ぐれちゃうでしょうね! 可哀相に。 ほほほ^^」

「…ひどいわ…」

「あっ、ちょ、ちょっと待ってて… ト、トイレに行かせてください!」
さっきから、お腹がグルグル鳴って苦しい…
電話中に気付いたのだが、あづみのお尻には、アナル栓が詰められていた。

「ほほほっ^^ 貴女、ウンコしたいんでしょ?!^^」

「…………」
「教えてあ・げ・る!^^ 貴女が寝ている間にね、500ccの浣腸をしてあげたのよ^^
苦しいでしょ!? あははは^^」
−そんな…
あづみは、差し込む便意に、慌ててベッドの対角にあるトイレに向かった。
−そんな…開かない!」
ガチャガチャ、力を入れて開けようとしたが、鍵が掛かっているようだった。
「ん?」
ドアに張り紙がしてあるのに気付いた。

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