縄奴隷 あづみ
羽佐間 修:作

■ 第7章「姦計」14

焼酎のお湯割を作り、しっかり見る体制でパソコンの前に陣取った。

しばらくすると、医者らしき人物が出てきて麻酔をかけている様子だ。
(へ〜、最近は、エステや脱毛で麻酔なんて使うんだ!)

マダムの意識がなくなってきた事を医師が確認すると、アームのようなものの先端があづみの股間にあてがわれている。
−はは〜ん! レーザー脱毛か! これがあづみのツルルマ○コの秘密だったんだな^^

画面が切り替わり、若い女が出てきて何やら準備を始めている。
「おおぉぅ〜〜!”YOKO”じゃないか!! あはは^^ ”YOKO”の店の客だったのか、マダムは…あはは^^  美容師かと思ってたが、エステもやってるんだ〜^^ そっか、そっか^^」
鋏のような器具が”マダム”の股間に向けられている。
医師らしき男の指示を受けながら”YOKO”が”マダム”のクリ○リスを剥き出して、鋏状の器具を、クリ○リスに当てて、はさむような仕草をした。
続いて、トレイから貴金属を取り、股間で何やら作業をして、”YOKO”の身体が”マダム”から離れると、股間には銀色のリングが装着されていたのだ。

「げっ… 性器にピアスしちゃったよ…  すげ^^」

手際よく、ラビアにも、両乳首にも次々とリングが取り付けられていった。
手術を見るようで、性的に興奮するような光景ではないが、”性”の為に肉体をこうまで変えていく二人のこれからにとても興味が惹かれた。
”YOKO”は自分でもボディピアスをしているし、いったいレズでサディストなのか? マゾなのか? どちらもなのか? …益々興味が湧いてきた。

それにしても、以前も感じた事だったが、身体つきや、ふと見せる表情が、何となく「。あづみ。」に似ている感じがする。
画面が小さく、顔がはっきり見えるわけではないので確信はなかったが、アトランティス倶楽部メンバーのハムいちろーの紹介だし、もしかすると、彼と彼女は実生活で関係があるのかもしれないなぁと思った。
仮にそうであってもサークルの継続を考えるなら、本人達が黙っているのであれば、聞かないほうが良いと浩二は考えていた。

妻にするつもりの♪マリコ♪にも、早く付けてやりたくなった事と、メールにあった”もっと凄い案内”に期待する事を”視姦大王”へのお礼のメールに書いて送信した。

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