縄奴隷 あづみ
羽佐間 修:作

■ 第7章「姦計」15

−逆さ吊調教−

アナルを開発するから腸の中をすっかり綺麗にしてやろうと、続けて2度、石井から浣腸を受けた。
『アナルを開発する…』とそら恐ろしい事を宣言されたにもかかわらず、恥辱の排泄の姿を3度も見られ、石井や横田に逆らう気力がすっかり萎えていた。

先ほど撮られた、排泄を願う自分のビデオを見せられながら、『未来ちゃんに見せようかなぁ?!』と脅された時、身体の力が抜け、言いなりになるしかないと思い知らされた。

排泄を我慢させられている間、石井から聞いた話は、由紀がスカウトしてきたあづみがとんでもない変態だったので、木島や石井の間であづみの利用の仕方に頭を痛めていたという。
プレス発表してしまっているので、表向き「セレブエステ」の責任者の立場を外す訳にはいかないが、変態のあづみに似合った活躍の場を造るために、あづみの身体を改造しているのだと恐ろしい話を事も無げに言う。
その”あづみに似合った活躍の場”とは、古今東西の特権階級の人種が、潜在的に持つ『美しい奴隷を持つ』という欲求を、秘密裏に事業化する事だというのだ。
具体的に高倉ビューティとしては、会社のイメージ的に、正面から関わりを持つわけにはいかないが、高倉ビューティの技術の粋を結集して奴隷にすべき女性を、美しく、従順な牝犬に仕立て上げるサービスを提供する、そのシンボルに、磨き上げたあづみか陽子を、仕立て上げて行くと言うのだ…

来月から1ヶ月に及ぶ『セレブ フルボディ スペシャルエステ』の全国キャンペーンで、地方の金持ち向けののプレゼンテーション用に急いで調教するつもりだとも言った。
陽子は、別室に連れて行かれ、このサービスの上客となりそうな金持ちの会社経営者に『奴隷の品質の証明』として、何度目かの調教を受けているという。
「どちらでもいいんだぜ! クククッ^^ おまえでも、陽子でも^^」
「なんて恐ろしい身勝手な事を…」

−私が、博多へ連れてきたばかりに… ゴメンナサイね、陽子ちゃん…

「どうか、陽子ちゃんを許してあげて…」
「あっはは^^ それじゃ先生がすすんで奴隷の見本になるって事ですか?」

「そ、それは… 横田君… 貴方は…」
高倉ビューティに入社以来、献身的に尽くしてくれ、とても爽やかなイメージを持っていた横田の豹変振りに、改めてショックを受けた。

身体を仰向けにされ、顔を押さえつられた。
「コンタクトを入れてやるから、動くな!」
右目を指で乱暴に見開かされた。
恐怖で身体が強ばる。

目の前に赤の世界が広がった。
特殊なカラーコンタクトレンズだと説明された。
左目にも同じようにコンタクトレンズが装着された。
薄ぼんやりと物の形がわかる程度で、すべて赤色の紗が掛かったような景色だ。
横田が、「目隠しの代わりですよ。瞳の部分にも色が加工されてるんですよ。
見なくてもいいもの、知らなくていい事が、世の中にはたくさんありますからね。あづみ先生^^」

「早速、奴隷の見本となって頂くための調教を始めましょうか! せんせい!」

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幾人もの手によって、後ろ手に麻縄で縛られた体が宙に浮く。
石井、横田以外にも人がいるような気配だ。
頭が下になり、思い切り足を拡げた形で宙に吊られた。

吊るされる前に、ヴァギナとアナルに、怪しげなクリームを塗り込められた。
催淫剤が含まれているのだろう、間もなくクリームを塗られた粘膜が熱く、そして痒くムズムズしだし、秘奥からジュクジュクと淫汁が噴出し始めた。
同僚として働いてきた二人に裏切られた悔しい思いと、その憎むべき二人に性器を弄られながら、淫らな反応を示してしまう自分の身体を呪う。

ヒュン! パシッ!
「ギヤーぁぁぁああ…」
臀部に激しい痛みが奔った。
ヒュン! パシッ!
「ギヤー…」
ヒュン! パシッ!
「やめて〜…」
ヒュン! パシッ!
鞭が、あづみの肌に赤い鞭痕を何本も付けていく…
「うぁぁぁ 痛い… お願い〜〜… やめて… うっ!」

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