縄奴隷 あづみ
羽佐間 修:作

■ 第7章「姦計」16

「お嬢さん。あまり強く打つと、肌に傷が残りますので程ほどにお願いしますよ^^」と皮のボンデージを身にまとった女に石井が声を掛けた。

−お嬢さん? 鞭を振るうのは、女…? 誰?…」
「あああぅぅ… ひぃ〜…」
−さっき私のピアスを引っ張って逝かせた人だわ…

「ギヤー! んあああああああああぅぅぅぁぁぁああ…」
女の責めは、苛烈だった。

乳首といい、クリ○リスといい、女の急所を、力の加減もなしに情け容赦なく責める。
あづみの叫び声に、性的な興奮を覚えるようで、あづみが泣き叫ぶ度に振り下ろされる鞭は、急所を捉え、更にあづみの涙と悲鳴を搾り出す…

ここまでの激しい責めは経験がない…
頭に血が上り、薄れ行く意識の中で、肌を切り裂く激しい痛みの中には、あづみの官能を呼び起こす怪しい快感が潜んでいた。

泣きながら、身体を振るわせるあづみの股間の蜜壷に、淫汁が湧き出しているのをサディスト達は見逃さなかった。

「ねえ、これ見て!^^ 鞭で打たれながら、濡らしてるわよ、この女! キャハハ^^」
「そうですね(笑) 本当に度し難き変態女です! あっははは^^」
「ギャアアアアッ…キモチイイ…オネガイアアオネガイ」
−冷たい声だわ…
意識が堕ちる前にそのことだけが頭に残った…

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何程の時間もなく、身体を揺さぶられ目覚めた。
お嬢様と呼ばれる女は、あづみの性器に、ピンクの太い蝋燭を埋め、火をつけた。
貯まった蝋を、クリ○リスやアナルに一気に掛けて、あづみの悲鳴を楽しむ。
「アアソンナ…熱い! ぃぁぁ アアアオネガイシマス 赦して…お願い! ぁぁぁ ごしゅじんさま〜〜〜〜!」
女は、ボンデージの股間のホックを外し、股間を露出した。
宙吊りのあづみの顔を跨ぎ、露になった局部をあづみに押し付けた。

「変態のあづみ! 綺麗にお舐め!
歯を立てたりしたら容赦しないわよ!」

女の秘部は、強い牝臭を放ち、あづみの鼻を襲う。
その秘部は、濡れて恥毛にまで雫が垂れていた。
あづみを虐めることで快感を感じていたのだ。
ふと、頭に昔の事が蘇った…
あづみが全寮制の聖マリア女学院中等部に入学したばかりの頃から、相部屋の高等部の先輩に、否応なしに毎晩のように性器に奉仕させられた苦い思い出だった。
虐められる悦びを感じる身体になったのは、この時の事が原点かもしれないと自分でも思っていた。

あづみに秘部をグイグイ押し付ける女の目の前には、あづみの秘部に刺さる蝋燭がある。
同性の濡れた秘貝に舌を這わせながら、蝋燭を揺さぶられる快感に懸命に耐えていた。

「あづみ! 逝く時は私に許可を求めるのよ! お嬢様の奴隷にしてください! ってお願いするのよ! わかったわね?」

「ぷはぁっ」
股間から口を離し、限界に来ていたあづみは、屈辱の言葉を、吐いた。
「はい! お嬢様! お願いです! あづみ… あづみを、お嬢様の奴隷にしてください! お願いしますぅぅ…  あっ、あっ、 あづみ 逝きますぅぅ…アアアッモウダメデス イカセテクダサイ…」

身体をビクビク痙攣させ、宙吊りのままあづみは、激しく気を遣った…。
暫くの間、その身体の痙攣が続き、あづみの身体は宙で虚しく揺れていた。

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