縄奴隷 あづみ
羽佐間 修:作

■ 第8章「縄奴隷」2

【縄調教1】

「ああぁぁぁ… あっ… あづみ… 変です…」
思わず口に出てしまった…
身体をよじり、縄が更に肌に食い入るようにしているかのようだ。
縄の結び目が、縄の軋む音が、あづみを追い込んでいく…
身体を締め付ける圧迫感が、この緊縛感が欲しかった…
”縄酔い” かつて陶酔したあの感触を完全に思い出してしまった。

ただ、縄で縛られているだけで、身体の何処を愛撫されているのではない。
息をする度に強弱の変化をみせる縄の緊縛感が、あづみにはこの上のない愛撫になっているかのようだった。
息をし、身をよじるだけで、昂ぶっていく…

「あああああ〜〜〜  逝っちゃうぅぅ… ご、ご主人さま〜…」
身体をブルブル震わせて、縄で拘束された身体を精一杯仰け反らせてあづみは、逝ってしまった。

「ははは^^ ふん!」
男は、あずみの反応に満足したように、あづみを見下ろしていた。

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縄を解かれ、四つん這いの姿勢を取らされた。
アナルに指が這う。
指から逃げようと腰を振ると、お尻から乾いた音が響き、平手で打たれた。
アナルを揉み解され、段々と怪しい感覚が、アナルの粘膜から沸き起こってくる。
ここ数日、徐々に大きなアナルプラグを一日中付けられていたので、アナルの窄まった口は、余裕を持って受け入れられるようになっていた。
「あぁ… ぐはっ… ぅぅぅああああ…」
−お尻が熱い…  気持ちいい…
次第に挿入される指の数が、増え圧迫感が増している。


「ひぃ〜〜〜〜〜〜〜! いたい! ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜」
アナルが裂けたのかと思うほどの痛みと圧迫感が襲う。
太い物で身体を串刺しされて身動きが取れない。
「力を入れるな!」
拳があづみのアナルを貫いているのだった。
細かい振動がアナルに加えられる。
「しんじゃうぅぅ… あぅ〜〜〜〜」
声を発することも出来ない…
何も考える事が出来ない。

「ギャアアアアッ…キモチイイ…オネガイ・・アア・・オネガイ…デス・・イッチャウ…あづみ…イッチャウウ…」
閃光が頭をよぎり、静かな痙攣と共にあづみは堕ちていった…

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