縄奴隷 あづみ
羽佐間 修:作

■ 第8章「縄奴隷」10

−いやぁ… そんな…

強い照明に照らされ、下着を着けていない裸が、丸見えに写っているのだ。
−『嬉しいでしょ! あづみ^^ いやらしい裸を全国の人に見て貰えて^^
Netの貧相なホームページでコソコソとオマ○コを見せてるのとは訳が違うからね! ほほほ^^』
耳に付けているイヤホンから、声が聞こえた。
きっと真由美だ…・・
−『堂々として、収録を続けるのよ! いいこと!? 判ったならジャケットを脱ぎなさい!』
−そんな事…… 出来ない…
何処にいるか判らない真由美にイヤイヤと首を振った。
−『ふん! アンタの覚悟ってその程度だったの? 隆様の牝犬奴隷にしてください! ですって〜! この程度の事が出来ずに笑わせるんじゃないわよ! 人に見られてオマ○コを濡らす変態女の癖に!』

−そうだわ! 私は今日、ご主人様に試されているんだわ! 私が戻る場所は、もう何処にもないのよ!

フェイスエステの実演をする傍らで、あづみは静かにジャケットを脱いだ。
フロアのスタッフがざわつき、アナウンサーも異変に気付き、あづみを振り返った。
煌々としたライトに照らされたあづみは、視線を遮るのには何の役にも立たない透けた黒いドレスだけの半裸で、微笑みながら佇んでいた。
目を凝らさずとも、股間の南京錠までがはっきりと見えてしまっていた。

カメラがあづみのUPに切り替わり、身体を上から下へゆっくりとパーンし、全身をくまなく舐めるように撮っていく。
この時、静かになっていた股間のローターが、再び動き出した。
下腹に力を入れ堪えていると、収まっていた便意が、強烈に蘇ってきた・・・
−ああぁぁぁ……
身体をよじり、懸命に耐えるあづみ。

生放送ではないにしろ、カメラの向こうには、九州に住む愛しい未来も、夫の健一、両親もいる…
あづみは、愛しい人々に、この淫らな姿を見せているのだった…

「ありがとうございました。」
あづみの担当したコーナーの終わりに、カメラに向かって喋った挨拶は、愛する人達への決別の挨拶だったのかも知れない…

抱きかかえられるようにして控え室に戻ったあづみには、ポリバケツの便器が用意されていた。
否も応もない……
バケツを中腰の無様な格好で跨ぎ、真由美に手渡されたバイブでオナニーしながらの排便を強要された。
あづみは、泣きながら、両手で掴んだバイブを秘貝に突っ込みながら、アナル栓を抜いてくれるよう懇願し続けた……
あづみの性感が昂ぶり、逝きそうになるのを見計らって、横田がディルドウを抜いてやった。
破裂音と共に液状の便を勢いよくひりだしながら、あづみは大声を張り上げながら堕ちて逝った。

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