Netに舞う女
羽佐間 修:作
■ 第2章 恥辱の命令4
香は仕事を終えると、真っ直ぐに家に戻りパソコンのスイッチを入れた。
何件かのメールが着信していた。
【件名:すみません】
亜久里 香 様
早川です。
今朝は急用があって現場に行くことが出来ませんでした。
申し訳ありませんでした。
「えっ、うっそ! 早川さん、行ってくれなかったんだ、、、」
TODOの正体が分かるのかと期待していたので、香にはショックだった。
――どうしよう、、、 これじゃ秘密を握られている得体の知れない相手の要求に逆らっただけになってしまった、、、
香はあわてて他のメールをチェックする。
TODOが何か言ってきていないか恐ろしくなってきたのだ。
「あぁぁぁ、、、 やっぱり、、、」
香はTODOからのメールを恐る々々開いた。
【件名:素敵なプレゼントpart2】
亜久里 香 様 いや 変態人妻・麗香 へ
TODOです。
命令を無視してくれましたね。
君にいい小説を書いて欲しくてネタを提供してやろうとしただけなんだけどなあ、かおるちゃん^^
今日、お前が無視した命令を明朝、再度命じてやるよ。
恥ずかしい変態プレイが大好きな香ちゃん。意地を張ってないで素直になるんだ。
昔を思い出してさ(笑)
添付ファイルを見た途端、香の血の気がさっと引いた。
「ひぃっ! なっ、何故?? いやああああぁぁぁぁぁう どうして、、、」
昔、鈴木陽一にマゾ奴隷として愛の欠片も感じられない陵辱を受けていた時の写真だった。
――どうしてこのTODOと名乗る男がこの写真を持っているの?!
香は動転してしまった。
ずっと封印していた忌まわしい過去の記憶、、、 それが目の前に画像としていきなり突きつけらた。
――はっ! まさかTODOって陽一さんなの?! あの人しかこの写真を持っていないわ、、、 でも、あの人が誰かに渡していたら、、、 香は仕事を終えると、真っ直ぐに家に戻りパソコンのスイッチを入れた。
何件かのメールが着信していた。
【件名:すみません】
亜久里 香 様
早川です。
今朝は急用があって現場に行くことが出来ませんでした。
申し訳ありませんでした。
「えっ、うっそ! 早川さん、行ってくれなかったんだ、、、」
TODOの正体が分かるのかと期待していたので、香にはショックだった。
――どうしよう、、、 これじゃ秘密を握られている得体の知れない相手の要求に逆らっただけになってしまった、、、
香はあわてて他のメールをチェックする。
TODOが何か言ってきていないか恐ろしくなってきたのだ。
「あぁぁぁ、、、 やっぱり、、、」
香はTODOからのメールを恐る々々開いた。
【件名:素敵なプレゼントpart2】
亜久里 香 様 いや 変態人妻・麗香 へ
TODOです。
命令を無視してくれましたね。
君にいい小説を書いて欲しくてネタを提供してやろうとしただけなんだけどなあ、かおるちゃん^^
今日、お前が無視した命令を明朝、再度命じてやるよ。
恥ずかしい変態プレイが大好きな香ちゃん。意地を張ってないで素直になるんだ。
昔を思い出してさ(笑)
添付ファイルを見た途端、香の血の気がさっと引いた。
「ひぃっ! なっ、何故?? いやああああぁぁぁぁぁう どうして、、、」
昔、鈴木陽一にマゾ奴隷として愛の欠片も感じられない陵辱を受けていた時の写真だった。
――どうしてこのTODOと名乗る男がこの写真を持っているの?!
香は動転してしまった。
ずっと封印していた忌まわしい過去の記憶、、、 それが目の前に画像としていきなり突きつけらた。
――はっ! まさかTODOって陽一さんなの?! あの人しかこの写真を持っていないわ、、、 でも、あの人が誰かに渡していたら、、、
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