にいちゃんのけんきゅう
ホモ:作

■ 3

きょうはにいちゃんをにわでみずあびさせた。
くつしたをぬがせてぼくのすいえいのぼうしをかぶせた。
にわにくうきしきのプールをよういしてみずをためた。
「みずあびのよういができたよ」とわざとおおきいこえでいえのなかにいるにいちゃんをよんだ。
ドアのかげから、にいちゃんがもじもじしながらでてきた。
すっぱだかでこんいろのぼうしだけつけているにいちゃんをみて、ぼくはちょっとムラムラした。
○んこをてでかくしながら、にいちゃんがこばしりにプールまではしってきた。
プールのちかくでにいちゃんはズデンところんだ。
けつをうったらしく、てでけつをさすったので、○んこがまるだしになった。
プールのまわりにせっけんをぬっておいたからだ。
けつをさすりながら、にいちゃんはプールにはいった。
にわのまわりにはきがまばらにうえてあるので、そとのみちからなかをみようとおもえばみれる。
にいちゃんはそとのみちからひとがみていないかしきりにきにしていた。
「あそびおわったら、みずをぬいてね」とぼくはにいちゃんにいって、いえのなかにはいった。
いえのかぎはぜんぶしめた。
ゆうがたまで、ぼくはベランダからにいちゃんのみずあびのようすをかんさつした。
プールにはひよこのおもちゃとか、ぞうのじょうろとかをいれておいたが、しばらくきょろきょろとみまわしてひとがいないのをかくにんするとすぐに○んこをこすりだした。
ゆうがたまで、ほとんどずっと○んこをこすっていた。
ゆうがたになってにわのあかりがつくと、そとのとおりからにわのなかがまるみえになる。
にいちゃんはそれにきづいたらしく、うらのドアにいったようだった。
ドアをちいさいおとでたたくおとがきこえた。
ドアのところにいくとにいちゃんが
「ゆたかさん、ゆたかさん、いえにいれてください」とこごえでぼくをよんでいるのがきこえた。
しかたがないのでにいちゃんをいえにいれた。
にいちゃんの○んこはみずでちじんででべそみたいになっていた。
ぼくのめのまえででべそみたいな○んこがプルプルふるえていた。
ぼくのへやににいちゃんをいれて、プールでのていたらくをしかった。
そしてとうぶんのあいだ、○んこをてでこすらないようになわとびのひもでにいちゃんのりょううでをぐるぐるにしばった。
ぼうしをとって、くつしたをはかせてにいちゃんをおりにいれた。

らいしゅう、クラスのバレーボールのしあいがあるので、きょうはよる、ないしょでたいいくかんでバレーボールのとっくんをやることにした。
ともだちのゆうきとさそいあわせていっしょにとっくんをやることにした。
もちろん、にいちゃんもつれていった。
にいちゃんは、まえのさんぽで、はんズボンをビチャビチャにしたので、こんかいからは、くつしたとくついがいなにもきせないでそとをあるかせることにした。
しかも、このまえのみずあびのときのばつがまだおわっていないので、りょううでをなわでしばったじょうたいで、たいいくかんまであるかせることにした。
もう、にいちゃんは2しゅうかんちかく○んこをこすっていないので、そうとうえきがたまっていることはわかっていた。
ぼくはたいいいくかんまで、じてんしゃでいった。
にいちゃんはみちをしらないので、ひっしでぼくのじてんしゃについてきた。
こうさてんでとまったとき、まえにいるひとのしせんをかんじたのか、こしをもじもじうごかしはじめた。
そしてさわってもいないのに、しろいえきを3メートルもさきまでとばした。
ぼくは、もうしわけないかおをしてまわりのひとにかるくえしゃくした。
まわりのひとは、にがわらいをしていた。しょうがくせいのひともにがわらいをしていた。
たいいくかんのまえにはゆうきがまっていた。
ぼくはにいちゃんをゆびさして「こいつがひょうてきだから」といった。
ゆうきは「ああ」とにいちゃんからめをそらしていった。
ゆうきのめはいじょうにギラギラしていた。
にいちゃんをてきのコートにたたせて、バレーボールのとっくんをはじめた。
ぼくとゆうきはさつじんスパイクのれんしゅうをした。
にいちゃんはてきのコートでにげまわった。
にいちゃんのはだはしろいのでくらやみのなかでもよくわかって、ボールはよくめいちゅうした。
30ぷんくらいしたころ、にいちゃんは、みぎあしとひだりあしがもつれて、「ズデン」とゆかにころんだ。

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