人身御供
非現実:作

■ 処女巫女7

「次はコレじゃぞぉ、琴乃姫〜〜」
「んっぅ?」

目の前に突き出されたのは…… ……。
(ンぁ〜、なぁ…にぃぃ?)
親指程の太さに20cm程の長さの木の棒、そこに大量の布が巻き付かれていた。
目配せされた魏志四郎が、琴乃姫の腰をガッシリと固定する。

「これを……こうするのじゃ」
「うっえ、えっぇ!!」

党首様の持つ木の棒が菊の門に宛がわれる。
そしてゆっくりとゆっくりと、木の棒が廻される。
ビクリと琴乃姫の身体が飛び跳ねかけるが、魏志の手がそれを許さない。

「うぅっ、ひひぃひゃっぅ!!」
「お〜お〜おお〜〜、可哀想にのぅ琴乃姫〜〜。
じゃぁ〜が……まだまだじゃぞぉ〜〜?。」
「ぃゃあぁああ〜〜〜んくっぅ!!」
「ゆっくりゆっくりじゃ、入れていくぞぉ?」
「お待ち下され総布様、せめて木の棒を濡らしてから……」
「わ、解っておるわぁ」

琴乃姫の大事な尻穴は濡れてはいなかった。
無理もない、琴乃は処女姫だし未だ心は病による幼女。
主人である栄弦ですら、女の悦びを教える事をしなかったほどだ。
快楽には全くの無知で未知数なのだ。

「ほれっ、こいつを咥えるのじゃ」
「ぉぅ、ぷっぅぅ!?」

何の事やら解らずの琴乃姫は、これを拒む事すら知り得ない。
強引に党首様が琴乃姫の口内を木の棒で嬲る。
上下に動かしながらも、決して口から離させない党首様の手際の良さ。

「じゅっぅ……んぅ…むぅんんむっぅっ!!」
「しっかり布を濡らすんじゃぞぉ、後で辛くなるのは姫じゃからのぅ?」
「ぁむぅっ、んぐぅふっぅ……むごぅはっむ!」

木の棒で口を犯され続けられている琴乃姫は、鼻で呼吸する事を覚えていた。
苦しさのあまりに自然と呼吸法を、頭が切り替えたのだろう。

「よぉし、良い按排じゃ」
「んンゥ〜〜ぷっぁ!!」

抜かれた木の棒、そこに巻き付かれた布はグッショリと琴乃姫の唾液で濡れていた。
つぅーーーっと、木の棒を伝い党首様の手にも零れる程だ。

「魏志、しっかりと持っておれ」
「ははっ!」
「では琴乃姫よ、行くぞぉぉ〜〜〜?」
「はっぁ!?」
「じっくり〜〜〜じっくりじゃ〜〜〜」

再び尻穴に、濡れた木の棒を宛がう党首様。

「うっく、やっぁ!!」
「総布様、姫様は何をされるかお解かりになったようですぞ?」
「ほぉほぉ〜、解ってしまったかよ可哀想な美姫よぉ」
「それっ、ぃやぁ〜〜なぁのぉお!?」

既に泣き声だった。
ジャラジャラと両手の鎖を鳴らして、逃れようとする琴乃姫。
肝心の下半身は、魏志によって動かせないでいた。

「っぅ、ふっくっぁあ!!」
「ほぉぉぉおれぇ〜〜〜ほぉれっ、動いてるぞぉ?」
「はっぁ、いゃああぁ……ンゥ〜んぅ〜〜……」
「ほれほれぇ、入ってゆく入ってゆく」

木の棒の先端が、穢れを知らぬ琴乃姫の尻穴へと入っていったのだった。
ゆっくりと廻しながら……徐々に固く閉ざされた菊の門が押し開かれていく。
顔を上下に振りながら、されるがままの琴乃姫。

「がぁはっはっは、どうした琴乃姫よ、感じておるのかぁ?」
「ぁっぁぁぁぁ…いた……ぁぁ〜〜っぁいたっぁぁ!?」
「痛いか、どこが痛いんじゃ姫ぇ、教えてくれれば痛いの痛いの取ってやるぞぉ?」
「ぁ、ぎっぅ……お、お尻ぃっぃ!!」
「くっくっく」

いきなり、党首様の廻す手が早くなった。

「っぁ、ぎゃぃゃ……っぅんくぅ、いた…いたっぁ!!」
「ほれほれ、痛いの痛いの飛んでけぇ〜〜〜」
「ぃぅや〜〜〜ぁっぁ、ききょぉ〜〜〜いったぃぃいい!!」
「桔梗はおらぬでな、ワシが痛いの取ってやるぞぉ?」
「ゃあぁああ……ぃいたぁぁ…ぁぁ〜〜」
「どうじゃどうじゃ〜〜〜、痛いかぁ?」
「ぅっぅ……んぁぁわぁああっぁんっぅ〜〜〜。
うっわっぁっぁああぁぁん〜〜ひぃく、ひっく……。」

とうとう泣き出してしまった琴乃姫。
それは、幼子が親を呼ぶような泣き方であった。
党首様の執拗な虐めに、ワシは苦笑する。
(可哀想に……のぅ)
ようやく手に入れた念願の玩具に、党首様の手は止まる事を知らない。
(こんなにはしゃぐ党首様も珍しい……余程に待ち焦がれておったか)
夢中で嬲る党首様も、今は幼子同然だった。

次第に木の棒が半分まで埋まっていった。
   ・
   ・
   ・
「ひっぅくふっぅ、ひぃっく、ひくっひっく……」

泣き疲れた琴乃姫は、完全に脱力していた。
両手は鎖で繋がったまま倒れる事は許されず、宙に首を垂れている。
未だ流し続ける涙は頬を伝い、床に零れ落ちる。
実に美しい涙であった。
否、その全身はまさに美姫。
×型に吊られた肩で息する琴乃姫、巫女衣装を真っ二つにされた琴乃姫。
そして…… ……。
尻穴には、ズッポリと木の棒が埋め込まれてるのだ。

「どんな感じじゃ、琴乃姫よ?」
「ぅっく…ひぃく……ひっくひっく…んぅ」
「ふぅむ、中々答えぬのう?」
「いやいや、それも致し方ありませんでしょうや。
姫にとっては……いや、常人でも考えられぬ事故に。」
「叩き答えさせまするか?」
「いや、魏志よ、それはやめよ」
「ははっ」
(ほぅ、いつに無く丁重に扱うものよ)

言うことを聞かない者には、滅法被虐となる党首様とは思えぬ言葉であった。

「いづれで御座いましょう、尻で感じるようになれれば答えもしましょう」
「うむ、では……風見よ、次の準備じゃ」
「これに御座います」

大きく頷き、党首様は徳利を手にした。
そして左右に振り、中身がタプンタプンと鳴るのを確認して言った。

「良き美酒じゃ」
「ありがたき」
「さぁ〜〜て、存分に酔ってもらおうかのぅ」

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