The Report from a Fallen Angel
ぽっけ:作

■ 17

「ふふふ、随分変わっちゃいましたね……私が居た頃とはまるで、違ってます……でもね……私の方も随分、変わりましたよ……ほら……」
「なっ!?」

纏っていた毛布を脱ぎ捨てる。
絵美子は裸だった。
その綺麗な白い肌には色鮮やかな入墨が施されていた。
所々に「安藤の女」という文字が見られる。
もはや、ヤクザ者の女としてしか生きていけないことを証明していた。

「うふふ、違いますよ。刺青のことじゃないんです。ほら、ここ……」

絵美子は自分の腹部をさすって見せた。
彼女の腹は穏やかな膨らみを呈していた。

「私、もうすぐお母さんになるんです……」
「っ!?」
「結婚するんです、安藤さんと。子供も産んで、幸せになるんです……」

絵美子が安藤と……結婚……
既に彼女のことは忘れていたはずなのに……
過去の彼女との思い出が次々に蘇ってくる……

「ねぇ、サブさん。私に幸せになれって言ってくれましたよね? 私の結婚を祝福してくれますよね?」
「う……ぅあ……」

店の入り口に見覚えのある男が立っていた。
安藤だ。

「結婚式に招待してやろうと思ってなぁ。一応、俺の絵美子が昔、世話になった男やからのう……」
「……い、いやだっ!! オラは行かねぇっ!!」
「おいおい、そりゃねぇぜ……」
「そうですよ、サブさん。結婚式では、私と安藤さんが公開セックスするんですよ? きっと楽しいですよ? 他の皆さんはとても楽しみにされているんですから」
「まぁ、ええ。なら、ここで見てもらうだけや。俺達の愛の証をなぁ……」

その言葉を聞いて、絵美子は目を輝かせる。

「安藤様ぁ、絵美子をここで犯していただけるんですか?」
「なんや、サブの前は嫌か?」
「いいえ、私は安藤様のモノですから……何時でも何処でもセックスに応じます……」
「ふん、そんならいつも通りにやってみぃ」
「はい……」

絵美子は地べたに跪いて、股を開いて見せた。

「や、やめてくんろ……絵美子……」
「はぁあん、見てください、絵美子の妊娠マン○……妊娠してからというもの、安藤さんのチンポが欲しくて欲しくて、疼いてたまらないんです。ほら、卑しくぱっくり開いた、オマン○にペニスを突っ込んでください……」
「絵美子、分かっとるな?」
「はい……」

絵美子は起用に安藤の着物を脱がせていく。
露出した安藤のペニスをトロリとした目で愛しそうに見つめながら、亀頭を口に含んだ。

ちゅっぱっ……ちゅるぅ……ちゅぅうう……

床に手をついて蛙のような格好で口奉仕を始める絵美子。
自らも快感を得る為に、大きな乳房を安藤の太股に擦りつけていく……

じゅるるるっ……ぴちゅぅ……びゅるる……

優しく口付けをするように触れたり、ときには強く吸い付いたり、強弱を付けてペニスを刺激していく。
ときに息を吹きかけるようにして、焦らしながら安藤をその気にさせていく。

「へへへ、んじゃ、突っ込んだるでの……おい、サブ、テメェはそこで見とるだけか?」

ただ震えて二人の行為を見ていた。
なんて生々しい行為だ。
お互いの体をこんな風に絡ませあうなんて……

「おい、絵美子、ワシが後ろから突っ込んだるから……サブのを手で慰めてやんな……」
「はい、安藤様」

絵美子はすぐ傍の壁に手をつき、大きく尻を突き出した。
なんていやらしい格好……
絵美子は片手で起用に、股間を弄ってくる。

「絵美子……」
「ジッとしていて下さい、気持ちよくしてあげるんですから……」
「ぅ……」

絵美子の綺麗な手で直に握られている感覚……
それだけで張り裂けんばかりに、勃起してしまっていた。

「うふふ、可愛いペニス。安藤様のと比べると随分小さいみたい……」

安藤が腰を振りはじめると、ペニスを握る絵美子の手にぐっと力が入った。

「うぅぁっ!?!?」

びゅるるるるる……
目の前が真っ白になって立っていられなくなる。

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