真梨子
羽佐間 修:作

■ 第6章 従属3

(さて本日最後の奴隷です! 奴隷ナンバー7番、”まりこ”です。 このまりこは今までの女達とは少し条件が異なります。 お買取ではなく本日只今より月曜日の朝までという期間限定商品で〜す。 本人は嫌がっている風情ですが、売られる事を知らずにこの場に来ましたので驚いているだけです。 本性は既にいやらしい蜜を溢れさせているマゾ女です!
 この”まりこ”は実はれっきとした人妻でして、旦那は現在単身赴任中で疼く身体を持て余しているので3日間だけ慰めて欲しいという希望を持っておりま〜す。 
 更に笑ってしまうのですが、旦那に対する操を守るんだと、ご覧のようにオマ○コはラビアを合わせて鍵が掛かって閉じられておりますので皆様の逞しい肉棒を挿入して頂くことは不可能です。 
 但しアナルは絶品ですので補って余りある快感は保障付きです! )
 真梨子の紹介アナウンスがされている間に、スタッフたちが真梨子の両膝に皮ベルトを巻きつけ、天井の滑車からぶら下がる鎖に連結された。

(しかも首から下は某有名エステで永久脱毛をしておりますので、ご覧の通り1本の毛も生えておりません。 パイパン好き!アナル好き!には堪らない身体を持っております。 
 またクリトリスは包皮除去手術を施され絶えずむき出しになっておりますので、ほんの数秒で達することもできる感度を持っております。 楽しい反応を堪能頂けます事は請け合いです! では、感度チェックを致しましょう!)

――あっ… だめ… 恥ずかしい…
ジャラジャラと鎖が擦れる音をたてながら滑車が巻き上げられ、真梨子の膝が中に浮いていく。
――いやぁ〜〜〜 許して〜 ダメ〜… 見ないでぇ〜〜〜〜
 煌々と照らされるライトの下で、M字に股を開き宙に浮かんだ真梨子の濡れ光った股間が客の前に晒された。
「おおぉ…」
 あちこちでどよめきが起こる。
 真梨子の背後のプロジェクターに剥き出しの股間が大写しになり、南京錠型ラビアピアスで閉ざされたヴァギナも、その下でディルドウを咥えて押し開かれたアナルもその皺まではっきりと映し出されていた。
 淫らにひくつくヴァギナから淫汁が溢れて、アナルを割裂くディルドウの先端に伝いポタ、ポタと床に雫が垂れ落ちる様はこの上なく淫らな様だった。

(さて、オマ○コを補うアナルの性能ご覧に入れましょう!)
 男の指がアナルディルドウの先端を掴み、捻るようにしてディルドウを引き抜いていく。
―う―ああぁぁぁ・・・・

(ズボッ!)
 恥ずかしい音をたてて先端の太いカリの部分が抜け出た。
 真梨子は恥ずかしさで身悶えするが、宙で身体がゆらゆら揺れるだけで、閉じきらないアナルの秘孔も怪しく宙を揺れ動いている。

 アナウンスする男が怪しげなクリームを指に掬い取り、指で腸壁を深くえぐる様にアナルに塗りつけてきた。
 ボールギャグから真梨子のくぐもった吐息が漏れ、涎が乳房に糸を引いて垂れた。
――ひぃいいあああああああああああんぐっ…

(アナルの感度をご覧くださ〜い)
 アナルに大きなアナルビーズが差し込まれてきた。
 球が一つ、二つと粘膜を犯し、腸腔をえぐりながら奥へとゆっくり突き進んでくる。

 7連のビーズが埋め込まれ、そして反転しゆっくりと引き出されていく。
――あああぁぁぁ きつい…  あんぐぅぅぅぅぅ・・・ だ、ダメ・・
 身体は怪しい快感に包まれ、ピンクのベールが真梨子の頭を包む。
 涎をたらし、快感に身体を振るわせる真梨子…
(このようにアナルの刺激でヴァギナは甘い淫蜜をいつでもこんこんと湧き立たせ、クリ○リスは愛撫を待ちわびこれ以上ないほど充血しております!)
 ビーズが肛門を押し拡げながら、体外に引き出される様はスクリーンに大写しにされて客達の視線を集めている。
(みなさん!このアヌスの窄まり方、魅惑的でしょう! 絶品ですよ! さあ、この週末、お楽しみください! 真梨子の3日間、100万円からまいります! 100万円! 100万円!)
 司会者の煽る声に男達が応じて金額がどんどん釣り上がっていく。
――ああああぁぁぁ 見られてるぅぅ… お尻を見られてるぅぅ・・・ ああん き、気持ちいいのぉぉ…  助けてぇあああああ…
 セリが行われている間もアナルへのいたぶりは休むことなく続き、素顔を晒し、多くの人の前でアナルを陵辱される狂おしい程の羞恥に本当に気が狂ってしまうのではないかと真梨子は思った。
 自分の身体を買う為に男達の発する金額を叫ぶ声…
 現実の世界の出来事にはとても思えなかった。

 充血したクリトリスは更に充血し、身体が揺れるだけで強烈な快感が身体を奔る。
 この羞恥と快楽の地獄から消え去りたい!いっそ気が狂ってしまいたい!と薄れる意識の中で真梨子は思う。
――あああ! だ、だめ〜〜! 逝っちゃうぅぅぅぅぅぅ
 アナルのビーズを喰い絞めながら身体を震わせ快楽の海に堕ちていった。

   ◆

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