真梨子
羽佐間 修:作

■ 第6章 従属24

「あれ? 梶部長。今日は来られる予定でしたっけ?!」
「いや、吉岡専務に昼過ぎに寄るように言われててね」
「そうなんですか。 あのぉ、真梨子先輩はどこへ?」
「さあ。 俺もさっき来たところだが羽佐間は居なかったぞ。 どうしたんだ?」
「いえ、ただお昼を一緒に食べましょうって約束してただけです。でも急いで戻ってきたのになぁ〜」

 デスクの下では梶が真梨子の髪を掴み、股間に押し付けてくる。
――そんな… 無理です…
 梶のペニスが再び真梨子の口に捻じ込まれた。

「どこ行っちゃったんだろう、真梨子さん… 部長、お昼、どうされます?」
「いや、俺はさっき食ってきたんだ」
 梶は真梨子の髪を揺さぶり、肉棒が喉奥に進入してきた。
 更に濃密な愛撫を求めている。
「じゃ、とりあえず吉野さんとお昼に行ってきます。 真梨子先輩が戻ってきたらいつものとこ ろに行ってますって伝えてくださいますか?」
「ああ、わかった」
「残念だなぁ。久しぶりに羽佐間さんとお昼を一緒に出来ると思ったのになぁ…」
「吉野さんは真梨子先輩の大ファンですもんね〜。うふふ」
 梶が導くまま口に咥えた梶のペニスが真梨子の喉奥を犯し続ける。
―久美ちゃん! 早く出て行って… お願い!

「おう、そうだ。 菅野」
「はい!?」
「今日見てきた新しいPOSレジシステムのテストの結果はどうだった?聞かせてくれないか」
「あ、はい。 …今ですか?」
「ああ、済まないがその件もついでに吉岡専務に伝えておこうと思ってね」
「はい。 ちょっと待ってください」
 久美が自分のデスクに戻り、営業カバンを開けて書類を探している気配がする。

――うそ… 見つかったらどうするつもりなの…
 梶が二人をこの場に引き留めるためにとってつけた話に違いない。

 久美が部長席の前に立った。
「吉野君。直ぐだから少し待っててやってくれるかな?!」
「ええ。 でもそれって新しいレジシステムでしょ。 僕も見せて貰っていいですか?」
「ああ、もちろんいいさ」
 2人がデスクに近づき書類を拡げる音が聞こえ、久美が説明を始めた。
――いやぁ! ひどい… ああぁぁぁ やめて…

 いつの間に靴下を脱いだのか梶が真梨子の秘肉に足の指を挿れて、ぎこちなく微肉を弄ってきた。
 真梨子は、久美が喋っている真下で、梶のそそり立った肉棒を口腔奉仕しながら足の指で 濡れた秘貝を嬲られている。
 こんな状態が後暫く続くと分かった途端、真梨子の中で何かが脆くも音をたてて崩れ落ちた。
 自分の置かれた淫らで惨めなこの環境が信じられない。
 しかし、蜜壷からは止め処なく淫汁が湧き出してくる。
――あああぁぁ  私の身体… 悦んでいるのぉ… ああぁぁぁ…
「うっ」
 口に含んだ梶の肉径が少し膨らみ、梶が爆ぜた…
 ドクドクと勢いよく吐き出される梶の精は、真梨子を砕き倒錯の絶頂へと押し上げていった。

「どうしました?部長。」
「あ、いや… すまんな。 君たちもお腹が空いているだろう。 吉岡専務にはそんなに詳しく言う事もないからこれ位でいいな。 食事に行ってくれ」
「あっ、はい… じゃ」

 久美と吉野は漸くデスクを離れ部屋を出て行った。

「くっくっく 逝ったのか、真梨子?!」
 股間にうずくまり、肩で息をする真梨子の髪を掴んで顔を上げさせた梶は勝ち誇ったように真梨子を見下ろす。
 上目遣いに見上げ、コクリと頷く真梨子の唇の端に、梶の吐いたスペルマが少し付いていた。

―こ、この女… 苛められる程美しくなる…
 梶は今まで見たことがない悩ましい真梨子の表情にドキッとした。

「汚しやがって! 綺麗にしろ!」

「はい…」
 真梨子は紅い舌を差し出し、愛液で濡れた梶の足指を丁寧に舐め清めた。

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