真梨子
羽佐間 修:作
■ 第7章 淫獄8
「可愛いなあ、真梨子…」
控え室で、横田は食い入る様に真梨子の陵辱シーンが映るモニター画面に見入っていた。
あづみと二人で宙吊りのままで何度も逝った後、縄を解かれ奈保子に抱きかかえられてソファの上に崩れ落ちた。
顔を背もたれに埋め、荒い息で横たわる身体には、腕や脇腹に痛々しい縄目がくっきりと刻まれている。
横田にはなんとも愛しい姿だった。
「縄酔いに目覚めてしまったなあ、真梨子、、、」
あづみが腰を揺すり、股間に刺さる2本のディルドウの刺激もあるが、明らかに喰いこむ縄の軋みで恍惚とした表情を真梨子が浮かべていたのに気がついていた。
横田は、毎日自宅のマンションやhalf moonでの真梨子の動きを観察し、仕事も一緒にするうちにすっかり真梨子に魅入られてしまっていた。
真梨子には普通の幸せな生活を過ごさせてやりたいと、真梨子を貶める片棒をかつぎながら、横田は最近そう思い始めていた。
――もう、戻れないのかもなぁ…
モニターに、何組かのカップルが入ってきたのが映った。
そのうちの一組は、縄で括った女を連れて真梨子の傍に近付く。
「いよいよご対面か…」
◆
真梨子の身体を覆うように背もたれに身体を預けた女は、梶に向かってきゅっと締まった小ぶりなヒップを開いた。
「真梨子! この女のオ○ンコを舐めて綺麗にしてやれ! 俺を待ちきれず他の男の精液で汚れてやがる」
気だるさの残る身体をゆっくりと反転させると、目の前には真梨子と同じように全く毛のない秘丘の下の秘孔から、トロトロと白濁した体液が大腿を伝い流れているのが目に入った。
ソファを枕にするように真梨子は身体を床にずらして絨毯の上に腰を下ろし、女の股の位置に顔を沈めた。
「あああぁ…」
見知らぬ女のオマ○コに注がれた誰のものかも分からない精液を舌で掬う。
生臭い臭いが鼻腔を塞ぎ、惨めで仕方がないのに蜜壷が熱く疼く。
太腿に、そしてラビアに舌が触れるたびに女はピクンと身体を震わせ切なげに喘ぐ。
「真梨子! 舐めとった精液はちゃんと味わって飲み干すんだ。 うがいをするようにクチュクチュしてからな!」
――そんな…
躊躇する素振りに、梶が催促するように足で床の上の真梨子の股を割りに、親指でラビアを嬲ってきた。
「あぁぁ、、、」
唾液と混ざり合い、溜まっていた精子を真梨子はグチュ、グチュと音をたてた。
そしてゴクリと飲みこんだ。
「でかいクリを舐めてやるんだ!」
深紅色に充血したクリ○リスに唇を寄せていく。
夥しい雫にまみれたクリ○リスを啜ると、せつなそうな甘い押し殺した泣き声が漏れてくる。
「知らぬ仲でもないんだぞ。 前にhalf moonで乳繰りあったことがあったはずだ。 ちゃんと愛撫してやれ!」
――えっ?! 確か… クミって名前だった… ひっ!? 久美ちゃん… 久美ちゃんはこの会場に先に来てるって… うそ!? ま、まさか…
「うああぁ…」
目の前で梶の一物が女のアナルにズブリと挿しこまれた。
真梨子が唇で挟み込むように愛撫するクリ○リスの直ぐ向こうで、梶が女のアナルに腸内の空気が押し出されて、放屁のような恥ずかしい音と共にシャフトを繰り出す。
「ひぃ〜〜〜〜〜 んああああぁぁぁぁ」
――そんな事… ある訳がない… 久美ちゃんなんかじゃない…
梶は女の尻たぶを鷲づかみにしてアナルへ激しく抽送を繰り返す。
「あっ、ぁ、ぁ、、ぁ、、、イっちゃぅぅ、、」
「ぁぁぁぁぁ…ンぁぁぁぁぁぁ だめぇぇぇぇぇ… お尻ぃぃ 気持ちいいのぉぉぉ 真梨子さん… イっクぅぅ、、」
――えっ?!
「く、久美ちゃん!?」
顔をあげると、梶に尻を貫かれて、ソファにうな垂れて喘いでいる菅野久美と目があった。
「いやぁぁぁ 真梨子さん、、、 見ないでぇぅぅぅ 」
ガクガクと痙攣しながら、久美は真梨子の顔を塞ぐようにして崩れ落ちた。
■つづき
■目次2
■メニュー
■作者別