真梨子
羽佐間 修:作
■ 第7章 淫獄14
雅が太いアヌス栓を手に、真梨子のアナルにその先端を宛がう。
「あっ、あっくぅ、、、そんなに大きいのは無理です! ママ! 許してぇぇ 壊れちゃうぅ…」
雅は潤滑クリームをたっぷり塗ったプラグを捻りながら真梨子のアナルに押し込んでいく。
散々ディルドウで弄ばれて爛れていた真梨子のアナルは無様に広がって苦もなく呑み込んでしまった。
「あぐぅぅぅ」
「さっ、これでセックスしながら垂れ流すなんて無様な姿を見られなくて済むわよ。 よかったね、真梨子」
「あぁ…」
大きなプラグが入ったことでさらに便意は強まり、その痛みに懸命に耐える真梨子は生汗を噴出していた。
「真梨子! 来るんだ!」
ソファに足を開いて悠然と座った啓介が手招きをしている。
――どんなにお願いしたって許してくれる訳がないわ…
観念した真梨子はよろよろとソファに上り、啓介を跨ぐ。
少し腰を落とし、怒張の位置を確かめようとすると、乳首を抓られて怒声を浴びた。
「あぁ… 痛っぃぃ」
「違う! 皆さんに僕のチンポをどんな顔をしてくわえこんでいるのか見て貰いながらだ!」
「は、恥ずかしいぃぃぃ、、、」
背徳の性交をみんなに見られる恥辱、啓介にどやされる恐怖、下腹部を襲う痛み、真梨子の頭は痺れ朦朧としていた。
やがて「はい…」と消え入りそうな声で頷き、左右の足の位置を変え、真梨子は正面を向く。
あまりの羞恥に身悶えする真梨子…
微かな嗚咽を漏らしながら腰を沈めていく。
ケイスケの切っ先がヴァギナに触れた。
――ああぁぁ 私、自分からケイスケさまを迎えようとしてるのぉ… 浩二さん… ごめんなさい。 でないとウンチをさせて貰えないの、、、 仕方がないのぉぉ
「ああああぁ…っ! く、苦しいぃぃぅ…」
猛りきった啓介の怒張が真梨子の秘貝を割り裂き、根元まで埋め込まれた。
膣壁を削り蜜壷を埋め尽くされた充足感と共に、下腹部に割り込んだ怒張に圧迫され出口を失った屈辱の浣腸液が腸腔を苛む。
「目を開けろ」
「あっ! い、いやあああああぁ… と、撮らないでえぇぇぇぇ〜」
真梨子の前にはビデオカメラが設置されていた。
思わず手で顔を覆う。
自ら望んでそそり立った怒張をオマ○コに呑み込む所を撮られる…
自分の淫らな姿を想像しただけで真梨子の頭の中は、気が狂いそうな程の興奮で全身の血が逆流し、もう訳がわからなくなっていた。
「目を開けるんだ!」
「いやぁ… 許してください、、、」
「皆さんの顔を見ながらやるんだ。 目を閉じたら許さん!」
恐る恐る目を開くと、髪の毛を掴まれ晒された真梨子を顔を、見知った顔がにやついて見詰めていた。
◆
啓介の逞しい肉茎が真梨子の肉襞を掻き出さんばかりに見え隠れする様は圧巻だった。
垣間見える肉棒は泡立った淫汁でまみれていた。
「……ァハ……ハァ…… ぁ、ぁ、、ぁ、、、ぅん……ん……」
梶が、桑野が、狐目の男が、そして仮面をつけた昌也が真梨子の痴態を見つめている。
込み上げる快感を懸命に堪えるのだが、耐え切れず真梨子の口からこぼれる喘ぎ声は、周りで眺めているサディスト達の血はたぎり、ギンギンにペニスを強張らせていた。
啓介の膝の上で身体がバウンドするたびに剛棒が膣壁を削り、その切っ先が子宮口を突き擦る。
身体の揺れと反対方向にタプン、タプンと重そうに揺れる乳房が、その自らの重みで愛撫するかのように真梨子に怪しい快感を送り込んでくる。
「あっ!あっ、、あああぁぁぁぁ も、もう、、、ダメになっちゃううぅぅぅぅ」
無意識に蜜壷の中の啓介の怒張を、追い求めるように腰が怪しく蠢く。
「恥ずかしいなあ、真梨子。 なんてイヤラシイ腰使いだ! くくくっ」
「うぐっっっうぅぅぅぅ………… いやあぁぁ… 見ないでぇ〜〜」
見知った男達に、啓介との結合部分も、乱れよがり狂う様も間近に見られる羞恥が更に真梨子を高みに追いあげていく。
やがてギュルギュル鳴る下腹部の痛みが、熱い狂おしい快感を伴って真梨子を襲ってきた。
――いやぁぁぁ、、、 な、なんなの、、、熱い! お尻が熱いのぉ…
真梨子は感じた事がない腸腔が疼き燃え上がるような感覚に戸惑いと恐怖を覚えた。
「やけにオマ○コ締め付けてくるじゃないか!」
「そ、そんなぁぁぁぁ、、、 あっ、あっ、変なんですぅぅ…」
動きを止めた啓介の怒張を貪るように腰が蠢く。
「おやっ?! 浣腸の快感に目覚めたのか?」
「あっ、あっくぅぅぅぅ、、、、熱いんです!」
「気持ちいいんだろ!?」
「ぁ、ぁ、、ぁ、、、わ、わかりません… あぐぅぅぅ くるしいぃぃぃ〜〜 あーーーーーっ! こ、こんなのってぇぇぇぇ〜〜〜〜 」
「ふふっ。 新しい悦びを味あわせてやろう。 どけ!」
啓介が蜜壷から怒張を引き抜き、真梨子の身体は絨毯の上に投げ出された。
「あぁ…」
「こっちへくるんだ!」
啓介にリードを引かれて四つん這いで続く。
四肢を動かすたびに、熱く燃える直腸は狂おしい快感で全身が痺れてきた。
真梨子は歩みを止め、身体を突っ張って何かを求めるかのように顔を上げ、口をパクつかせた。
「……イヤァァァ!……ャ、 ぁ、ぁ、、ぁ、、、イっクぅぅ、、」
消え入りそうな声で今際を告げ、悪寒に震えるように身体を痙攣させ小便を漏らしながら真梨子は果てた。
「あ〜はっはっはっ。 なんだこいつ! 浣腸だけで逝ったのか?!」
「真梨子さん、だらしないわね〜。 こんなところでお漏らしするなんて」
「ホントのマゾ女だなあ」
皆の嘲笑を一身に浴びながら、真梨子はビクンビクンっと小刻みに震え絶頂の余韻の中にいた。
浣腸の苦しさで絶頂を迎えてしまったらしい恐怖、快感のあまり小便を漏らした姿を見られた羞恥心、浴びせかけられる嘲笑の言葉、そのすべてを真梨子の身体は悦んでいる。
しかし下腹部から、息をする事すら苦しいほどの痛みが再び襲ってきた。
啓介がリードを引っ張り、動く事を促している。
呻きながら身体を起こし、再び這いだしてたどり着いた先は、プレイルームの片隅にある三方が天井まで続くガラスで仕切られた小さなシャワールームだった。
■つづき
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