真梨子
羽佐間 修:作

■ 第7章 淫獄14

「奥さんは本当にイヤラシイ女だなぁ。 いけないねえ! ご主人以外の男にこんなに濡らして欲しがっちゃダメでしょ!? ちゃんと貞操は守らないとだめだよ」
 プラグを鼻で押し込まれ下腹部の痛みが増し、真梨子は涙を滲ませて身をよじる。
「ほほほっ。 秀雄ちゃんの人妻好きは筋金入りねぇ。 人の物を陵辱する事でしか快感を味わえないんだからあ。 困った人ね、うふふっ」
 シャワールームの入り口で雅が冷たく笑った。

 雅が『秀雄ちゃん』と呼んだ真梨子のお尻に喰らい付く、キツネ目の男は、羽佐間浩二の経営するウェブコミュニケーションズの常務取締役で東京支社の責任者、佐伯 秀雄だった。
 大阪本社の熊谷専務と二人で株式上場を浩二に決意させ、今は上場準備の窓口として関係部署との折衝を一手に担っている。
 その過程で橘と昵懇になるのだが、付き合ううちに啓介に性癖を見抜かれ、真梨子のマンションの盗撮画像を見るパスワードを与えられて以来、真梨子にすっかり魅了され虜になってしまっていた。
 特に真梨子が、裏切ろうとしている社長、羽佐間浩二の新妻である事を知らされてからというものは、真梨子へのこだわりは変質的と言える程だった。
 今では啓介の指示で浩二を追い落とす為に動いている。
 佐伯を信頼しきっていた浩二は、橘啓介と佐伯がこんな関係になっていることは知る由もなかった。

「ほほほっ。 秀雄ちゃん。 もう真梨子を放して頂戴。 貴方が選ばれたわけじゃなくってよ」
 佐伯は、残念そうに真梨子のヒップから顔を上げた。

「さあ真梨子。 お前の欲しがってたものをあげよう」
 啓介は天井から垂れ下がった鎖を足を割り裂くパイプの両端をフックで繋ぎ、そしてゆっくりと滑車を巻き上げていく。

「うあぁぐぅぅ…」
 真梨子の身体が宙でVの字で揺れる。 身体が二つに折れ下腹部に圧力が掛かる。
「あぁぁぁ、、、もう、だ、だめー! ぐるじぃぃ…」 激しい痛みに息も覚束ない。

「ひっ!」
 キツネ目の男・佐伯がビデオカメラを正面に据え付けているのが真梨子の目に入った。
「いやあああああぁ… 撮らないでえ〜… お願いぃぃ…ぅぅ」

 啓介が宙に浮く真梨子の身体に腰を密着させ、逞しくそそり立つ剛棒を濡れた秘貝にあてがう。
「ああぁぁぁぁ、、、ケイスケさま、、、 お腹がこ、壊れちゃうぅぅぅぅぅ」

 真梨子の嗚咽をよそに啓介は一気に貫いてきた。
「うぐっっっうぅぅぅぅ、、、んぐっっっっっ!! かはっ、、、ぁぐぅぅ」
 極太の剛直が無慈悲にピストン運動を繰り出す。
「! ゥゥン! ン!!」
 苦しさ、激しい痛み、子宮口にまで達する剛棒の愉悦…
 真梨子はいっそ気が狂ってしまいたいと願った。
 
――あっ、あっ、あぁぁ、、、 また、、、
 さっき経験した怪しい快感が腸腔から湧き上がっきて気が遠くなる程に気持ちがいい。
「あああああぁぁぁぁぁぁ焼けちゃうぅぅぅ」
「くっくっくっ! どうした、真梨子! キュウキュウ締め付けてくるじゃないか!? 気持ちいいんだろ?!」
 真梨子はガクガク首を振る。
「ふっ! そうか。 じゃみんなに恥ずかしいところを見て貰いながら逝かせてやる!」
 啓介が目配せをすると、今か今かと出番を待っていた佐伯がタライを持って真梨子の背後に回って跪く。

「さあ、奥さん! 遠慮なしにぶちまけてご覧」
 佐伯がアナルディルドウを捻りながらゆっくりと引き抜いてゆく。
「うあぁぁぁ…ダメ――ー! ダメなの――!」
 啓介は休みなく蜜壷を突き続ける。 垣間見えるその怒張は、真梨子の白濁した淫汁が絡みヌラヌラと濡れ光っていた。
「うぐああああああああああ 許して〜〜〜〜〜〜  死んじゃうううう」
 啓介の太棹が膣肉をえぐるたびに、腸腔が圧迫され身動きできないほど苦しい。
 やがて楔の一番太い部分が通過する時、離すまいとするかのように開ききったアナルが噴火口のように盛り上がり、そしてズボッと情けない音をたてて体外に姿を現した。
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
 太いディルドウが抜け出た後、ポッカリと開いたアナルは閉じることなく、深紅色の腸壁さえ覗けるようだ。

 「もっ、だめええ〜〜〜〜 出ちゃうぅぅぅぅ  お、お願いっ! み、見ないでええええぇぇぇぇぇ〜〜」
(ブジュッ!)
 一瞬窄まったアナルは再び盛り上がり、とうとう屈辱の噴流を佐伯の構える金タライに打ちつけ始めた。
 浩二や家族の写真の上に流れ出る液体は、久美のヴァギナから溢れ出た見知らぬ男のザーメンを口で吸い取ったものと、自分の輩出した小便が混ざった恥辱の浣腸液だ。
「ひぃぃ、、、 っぐぅぅぅぅぁ、ぁ、、ぁ、、、ケイスケさまあ〜〜〜〜 逝っちゃうぅぅぅ イっクぅぅ、、」
 啓介もタイミングを合わせるように、腰を叩きつけ、真梨子の膣奥に熱い精を吐き出した。

 排泄の開放感と共に今まで感じたことがない強烈なアクメが真梨子を包む。
(ブボッ! ブリブリブリィィィィッッッッ!)
 アナルからは液体の噴流が暫く続いた後、恥ずかしい放屁の音と共に軟便が写真を汚していく。
 真梨子は身体をビクン、ビクンと痙攣させ、白目を剥いて潮を吹き快楽地獄に堕ちていった。

■つづき

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