真梨子
羽佐間 修:作

■ 第7章 淫獄17

− 夕暮れ − 8月7日(日)Y

 クチュ、クチュと淫らな音をたて真梨子の蜜壷を啓介の指が弄ぶ。
「さあ、お前を家に戻す前に土産をやろう。 尻を出せ」
「ぁぁぁ、、、 はい、、、」
 バックミラー越しに後部座席の様子を覗く運転手と目が合った。
 顔を窓に向け、そして尻を啓介に差し出す。
(ズボッ!)
「あぅぅん、、、」
 啓介がアナルのディルドウを抜き取る。 ヘッドは色鮮やかな装飾品で飾られた半球のクリスタル製のディルドウで、啓介に毎日挿れておくように言われたものだ。
「手で尻の穴を拡げろ!」
「、、、はい、、、」
 ウィンドウに顔を預け、両手で尻たぶに手を当てアナルを露にする。 啓介の手がヒップをがっしり掴み、そして啓介の巨大な楔が十分にほぐれているアナルに難なく進入してきた。
「ぅぅぅぁぁぁっ、、、」

 真梨子が頬をつける窓の直ぐ目の前を楽しそうに手を繋いで歩く親子が通り過ぎる。 ミーラーフィルムが貼ってあるので見えないと分かっているのだが、自宅前の車の中で素っ裸でアナルを犯されている自分の姿を思うと眩暈がしそうなほど惨めで恥ずかしい。 そしてその羞恥が真梨子の官能を一気に燃え上がらせていく。
 真梨子の魅惑的なヒップは無意識のうちに啓介の怒張を奥へ奥へと誘うように怪しく蠢く。
「んぐぁぁぁ  あっ、くぅぅぅぁぁ」
――もっと狂わせてください〜〜! もっと、、、 辱めてください、ケイスケさまっ、、、何もかも忘れさせてぇぇぇ、、、
 啓介に身体に覚え込まれたア○ルコイタス、、、 際限なく快感が押し寄せてくるその始まりを真梨子は予感した。

「ひっ!」
 怒張の逞しい動きを予期していた真梨子のア○ルに与えられたものは、ペ○スの切っ先から勢いよく腸腔に注ぎ込まれる熱い液体だった。
「むぅぅぅぅ、、、、 ぁぁぁぁ、、、ああああぁぁぁぁ 熱いぃぃぃ」
 啓介からうける2度目の小便浣腸だった。
「お前が一番好きな浣腸だ」
 初めて施された時、真梨子は気がふれたかと思うほどの狂態を晒し、その快感によがり狂ったのだった。

「ぁぁぁ はい、、、 嬉しいぃぃ ああああぁぁぁぁ」
――こんな場所でオシッコで浣腸されるなんて、、、 わたし、、、 気持ちいいの、、、 わたしを見てぇ、、、
 夕暮れの自宅前で直接ペ○スから小便を注ぎ込まれるという想像を絶する恥辱に真梨子は激しく身悶えする。
 そして徐々に腸腔が膨らみ、苦しさと共に被虐の快感が更にせりあがってくるのだった。

 出すべきものを真梨子の腸腔にすべてを出し切り、啓介のペ○スがヌルリと抜け出た。 注がれた液体を漏らして恥を晒すまいと懸命にポッカリ開いた肛穴を窄める。
 真梨子は慌てて身体を起こし、勢いを失った啓介のペ○スにすがり付き、丁寧に舐め清め始めた。
 ヴァギナであろうがア○ルであろうが、啓介の”放出”を受けた後は、口で清める事を命じられていたからだ。
――ケイスケさま、、、
 自分のア○ルに挿入されていたものを口にする嫌悪感は今では全くなくなっていた。 真梨子は、自分の体液がまみれた啓介の分身を心底、愛しいと思う。 その臭いは真梨子に安心を与え、そして被虐心をゆすぶる。
 禁断の快感をもたらすその一物は、真梨子の口の中で再び精気を取り戻しはじめた。

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