真梨子
羽佐間 修:作

■ 第8章 牝奴隷7

「星野君が迎えにきたようだ。 もっと徹底的に躾けておきたいところだが今日のお仕置きはこれでお仕舞いだ、真梨子君」
 窄めた舌で小松原のアナル愛撫に没頭していた真梨子は股間から小松原を見上げた。
「星野君が君に代わってくれと言ってる」

「…あっ、はい、、、」
 恩師の差し出す受話器をとった。

(真梨子。 お前の身体、先生に悦んで貰えたか!?)
「……あっ、、、たぶん、、、そう思います…」
(ふっ、そうか。 婬売らしく部屋を後にする時は、今日のお礼と次の誘いを忘れるな! 『真梨子のオ○ンコを買って頂いてありがとうございました! また淫乱牝犬の真梨子を買ってください』というんだ! 『次はうんとサービスしますから』ってにっこり笑っておねだりするんだ! わかったな?!)
「…はい、、、」

「真梨子君、シャワーを浴びて身体を綺麗にしてきなさい。 どうせ私のケツの穴を舐めながら淫らなオ○ンコはドロドロに淫汁を溢れさせているんだろ?!」
 電話を取り上げ小松原が言った。
 真梨子はコクリと頷きバスルームに向かう。

 鏡に映る身体のいたるところに鞭が跳ねた痕が赤く奔っている。 尻たぶは赤く腫れあがり、ジンジンと熱をもっていた。
 温めのシャワーの飛沫は、ジクジクと疼くような掻痒感を呼び起こす。 恩師・小松原の数え切れないスパンキングを受け、痛みの中に湧き上がった恥辱と快感の末、はしたなく教授に陵辱を願って発した言葉が脳裏に蘇る。

 シャワーの後、小松原は嬉しそうな表情で真梨子の濡れた髪をドライヤーで乾かしてやる。 手櫛で真梨子の長い髪を宙に浮かせ、熱風を程よく当ててやるのがよほど気に入ったのかニコニコ相好を崩してその作業に没頭した。
 真梨子が化粧を始めると、小松原教授はまるで父親が幼い愛娘を見守るような優しい眼差しで真梨子のその仕草を見つめていた。
 メイクを終え下着を許されないままワンピースに袖を通すと、やおら小松原が立ち上がり真梨子の背後に回った。
「君はほんとにイケナイ教え子だ! 君がまたイケナイ事をしてしまっても、私がお仕置きをしてあげるからね。 安心しなさい」と背中のファスナーを引き上げながら真梨子の耳元に囁く。

「あ、、、ありがとうございます、、、 せんせい、、、 今日はありがとうございました、、、 ま、また、、、 また淫乱牝犬の、、、真梨子を、、、 か、買ってください、、、 今度はうんと…サー…サービス…」
 堪えきれず滂沱の涙が頬を伝う。 小松原に会釈をし、真梨子は部屋を飛び出した。

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