真梨子
羽佐間 修:作

■ 第8章 牝奴隷26

2時間前【真梨子の実家:俊一の部屋】

「俊ちゃん。 頼みたい事って?」
「姉さん。 脱げよ、、、」
「な、何言ってるの、、、  俊ちゃん、、、ここでは許して! お願いよ」
「この家だから興奮するんだろ!? 夕べだって義兄さんとやった後、僕にお尻を犯されて必死で腰を振りながらよがり狂ったくせに」
「あぁぁぁ、、、言わないで、、、 お願い、、、」
「とにかく裸になるんだ、姉さん!」
 階下には両親がいる。 抗い騒ぎ立てる事もままならず真梨子は観念して服を脱いでいく。
 肌を覆う衣服を脱ぐ度に、もうこれで勘弁してと許しを乞う真梨子の哀しそうな表情が、俊一のサディズムを煽り立てる。 許さない! と表情で返すと、憂いを秘めた潤んだ瞳で俊一を見詰め下着に指を這わす姉は、狂おしいほどに艶かしく俊一の興奮を誘った。

 とうとう身体を覆うものは何一つなく、真梨子は実家の弟の部屋で素っ裸で立ちすくむ。
「跪いて、姉さん」
 俊一の言葉に酔った様に従い、俊一の前に真梨子は跪いた。

 真梨子は用意されていた皮の拘束具で瞬く間に手首と足首を固められ、畳の上に無様な姿で転がされた。
「格好つけてるけど、もうこんなになってるよ、姉さん。 くふっ」
「あぁぁぁぁ」
 俊一の太く長い指がヴァギナの浅瀬をぴちゃぴちゃと弄ぶ。
「あぁぁん、ダメ! 俊ちゃん。 こんな事無理よ! お母さん達に見つかったらどうするの!?」
「姉さん、何期待してるの? こんなとこでは何もしないよ。 このまま東京に帰るで」

「ど、どういう事?! このままって、、、 俊ちゃん?!」
「ちょっと黙ってなよ。 母さん達に気付かれるぜ、姉さん」
 俊一が球状の口枷を真梨子に力づくで咥えさせ、後頭部で皮ベルトをきっちりと留めた。

 ひょいと軽々と抱きかかえられた真梨子は手足をバタつかせたつもりでも、皮ベルトで拘束され抵抗らしい抵抗も出来ず、助けを呼ぶその声さえも奪われている。
 俊一は傍らに置いてあったアメフト部時代に使っていた大きなスポーツバッグの中に抱きかかえた真梨子を仰向けのまますっぽりと収めてしまった。

「東京までオシッコは我慢するんだよ、姉さん」
 俊一は天を向いて露な真梨子の秘貝をペタペタと手であやす様に軽く叩いた。
「くふっ、、、」 口枷から妖しく苦しそうな息が漏れる。
――なんて綺麗なんだ! この女、、、 ああああぁぁぁ 僕の姉さん、、、
 バッグの中で身悶え、涙を滲ませ訴えるような真梨子の瞳は、俊一の体中の血が逆流するのかと思うほどに興奮を誘う。
(ジーーーーーーーッ)
 俊一は真梨子の瞳をじっと見詰めたまま、チャックを閉めた。
 チャックの隙間から覗く助けを求める真梨子の淫らで愛らしい仕草は、俊一に微かに残っていた異常な行動への恐怖を消し去り、欲望のままに動けと獣のスイッチをONにした。

   ◆

――うわっ! 姉さん、こんなに濡らしてる、、、
 全裸の姉をバッグに入れて電車で運ぶという自ら思いついたアイデアに興奮し、深く考えもせず実行したものの、姉の被虐心の限界を超えた無茶な事だなのかもしれないと、俊一は少し臆していた。
 しかしバッグに手を差し込み、おびただしい淫蜜を溢れさせている姉の蜜壷に触れ、そんな不安は消し飛ぶ。  Wジッパーの反対側を少し開け、俊一は中を覗き込みんで真梨子に語り掛けた。
「姉さん、大丈夫かい? おしっこ漏らしてるのかと思う程、オマ○コが濡れてるよ」
 真梨子は一瞬眩しそうに目を細め、そしてすがるような目で俊一を見詰めた。
「うふふっ。 姉さん、息苦しかったろ?! 新鮮な空気を入れてあげるね」
(じーーーーーーーっ)
 俊一は真梨子を見詰めたままジッパーを全開にしてバッグを左右に開く。 車内の冷気が真梨子の汗みずくの肌を撫でた。
――ダメッ! 俊ちゃん、、、 見られちゃうぅぅぅ
「姉さん。 俺、トイレ行ってくるからね」
 真梨子は、バッグを開いたまま俊一が席を立つと思ったのか、呻きを漏らし身体をよじって必死の形相で独りにしないで! と訴える。
「うふふ。 ちゃんとチャックは閉めてあげるよ。 でも声を出したり動いたりしちゃダメだよ。 今時、不審な荷物だと思われたら車掌さんが持っていっちゃうからね〜」
 真梨子はほんの暫くの間でも独り、置き去りにされる恐怖で身を震わせる。
「息苦しいんだね!? 外してやるよ」
 既に3時間近く真梨子の声を奪っていたボールギャグが解かれると、ため息と共に弱々しい嗚咽がこほれた。

 周りの様子を確認した後、俊一はおもむろにバッグの中に首を突っ込み、真梨子の秘裂に唇を這わせる。 ピチャピチャと真梨子の淫汁をしゃぶり尽くすように秘裂を貪る。
 そして舌を蜜壷深く差し挿れ、魅惑の襞の一つ々々を確認するかのように丁寧に膣壁を擦りあげていった。
 真梨子は懸命に声を押し殺し、ただ身悶えるばかりだ。
 バッグの中の肉人形の反応に気を良くし、俊一は充血し尖りきった肉芽を甘噛みする。
「ひぃっ!」
 今にも逝きそうになるのを真梨子は懸命に堪えた。
「ふふっ。 じゃあ、大人しく待っててね。 真梨子姉さん」
 ジッパーが閉じられ、真梨子は再び真っ暗な小さな牢獄の中で更なる恥辱を待つ肉塊となった。

   ◆

――俊ちゃん、、、早く戻って、、、
 通路を人が通る度に発見されやしないか、不安に駆られる。 走り回る小さな子供の足音が恐怖を誘う。
 そして真梨子を激しく狼狽させているのは、蜜壷が熱く火照り、ジンジンと疼いてきていることだった。
 10日ほど前、民自党の懇親パーティーの席で高倉のプロモーションモデルを務めた時、ステージに立つ前に梶に口臭を防ぐ清涼菓子、PRISK(プリクス)を入れられたその感覚とよく似ているのだ。
――そういえば、、、俊ちゃんの息、ペパーミントの匂いがした、、、 プリクス、、、

 やがて恐れていた地獄のような掻痒感が真梨子を襲ってきた。
――俊ちゃん、、、、意地悪しないで! 姉さんを、、、 真梨子を助けてっ!

 通路を隔てた斜め前の空席で俊一は少し前から、バッグの小刻みな揺れを眺めていた。 バッグの中の姉の様子を想像し、痛い程怒張を勃起させている。
 俊一の頭の中は、東京へ着いてバッグを開き、真梨子を犯し抜く! そのことだけが占めていた。

■つづき

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