真梨子
羽佐間 修:作

■ 第8章 牝奴隷27

− 陵辱志願 −  8月16日(火)U

「ふぅー、、、」
 ようやくマンションに辿り着き、真梨子を入れたバッグを俊一はリビングのフロアにそっと下ろした。
 華奢な真梨子とはいえ40数キロある人間を肩に担ぎ、東京駅から丸の内線に乗り換え、駅から歩いて戻ると肩に食い込み少しくたびれていた。
「ん?!」
 気配で自宅に着いた事を察したのだろう、カバンの中から真梨子の悲鳴が微かに聞こえてきた。

「姉さん、着いたよ。 暑かっただろ。 出してあげるよ」
 ジッパーを開けると、涙と汗にまみれた真梨子が泣き叫ぶように俊一に懇願する。
「お願い! 俊ちゃん! も、もう我慢出来ないの〜! 助けて! お願いぃぃ!」
――プリクスってこんなにも効くんだ?!
 普段の真梨子からは想像できない必死の形相に、プリクスのミントが真梨子の粘膜に及ぼした刺激の強さを知った。
 真梨子はグリーン車に30分も放置された後、席に戻ってきた俊一にバッグの隙間から熱く蕩けた淫肉を弄ばれ続けた。 声を出す事も、身動きする事もままならず、逝きそうになると俊一の指の動きは意地悪く止まり、真梨子はただバッグの中で泡立つ媚肉に埋まる俊一の指を喰い絞め、抽送が再開されるのを身悶えながらひたすら待つ淫地獄を彷徨い続けた。

「何をやれば姉さんを助けられるん!?」

「いっ、意地悪言わないでぇぇぇ、、、お願いよ! 俊ちゃん!」
「はっきり言えよ! ま・ぞ・お・ん・な!」
「ひどい、、、俊ちゃんが変なお菓子、あそこに付けたりするから、、、」
――マゾ女って、、、 あぁぁぁ、、、
 かつて翔太が電車の中で真梨子に囁き、そう言われた瞬間に体中に甘美な衝撃が奔ったことを思い出した。
「だから、何なのさ?! お菓子でオ○ンコがネチャネチャで気持ち悪いから洗えって事!? どうして欲しいの?」

「き、気が狂いそうなの! お願い! 抱いて欲しいの! むちゃくちゃにしてっ、、、 俊ちゃん、、、」
 こみ上げる官能に流され、実の弟に抱いて欲しいと背徳の性交を懇願する惨めで淫らな自分に真梨子は興奮していた。
「ふふっ。 いいよ。 じゃあ、真梨子姉さんが大好きなアナルを犯してあげるよ」
「いやぁ、、、俊ちゃん、お願い!」
 俊一はニヤリと笑って真梨子を見下ろす。
「オ○ンコが疼いて仕方がないんだろ!? ちゃんと言えよ、マゾ姉さん!」
「、、、 そっ、そうなのぉぉぉ〜! お、オ○ンコが疼いて我慢出来ないのっ! 頂戴っ! お、お願い! 姉さんのオ○ンコに俊ちゃんを頂戴!」

 俊一は満足そうな笑みを浮かべ、屈みこみバッグの中で泣叫ぶ真梨子の拘束ベルトを解いてやった。
 真梨子は長時間の拘束で関節が固まり思うように動かない手足をバタつかせてバッグから這い出す。
「俊ちゃん! 俊ちゃん!」
 自由を得た真梨子は、俊一の首にすがり付き貪るように俊一と唇を重ねた。 真梨子の右手が股間に伸び、淫蜜が溢れる秘裂に指が触れようとする手前で、ガシッと俊一に手首を掴まれた。
「欲しいのは僕のチ○ポだろ!?」
「そう! 俊ちゃんの、、、チ○ポ、、、」

「さあ、姉さんの好きなように使っていいよ」
 俊一は仰向けに寝そべり、脈打ちそそり立つペ○スを指差した。
「あぁぁ」
 真梨子は猛々しい俊一のペ○スを愛しいそうに両手で包みため息を漏らす。 そして俊一の腰に跨り、秘園にその切っ先を宛がい、ゆっくりと腰を沈めていった。
「ああああぁぁぁぁぁ、、、、 俊ちゃん、、、 ぁぁぁぁぁぁぁ」

■つづき

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