真梨子
羽佐間 修:作

■ 第9章 肉人形7

「その頃はもう梶さんとはそんな関係だったの?!」
「いえ、、、そんな、、、 ち、違います、、、 部長とはそんなんじゃありません、、、」

「くっくっ。 梶さんにメールで恥ずかしい命令をされてオマ○コを濡らしてたんだろ!?」
 秋山は含み笑いをしながらパソコンを操作し、画面を読み上げるように言った。 
「、、、」
「オムツをして出席した会議中に、お漏らしをしたんだよなあ」
「、、、」
――なっ、何が書いてあるの、、、
「梶部長の精液やオマ○コ汁を香水の代わりに身体に塗りたくって仕事してたんだってえ!? 梶さん、仕事のレポートは俺たち任せでいい加減だけど、君の事に関しては小まめに書いてあるよ。 ”真梨子の露出症治療日誌”ってタイトルで。 あははっ」
「そんな、、、 うそです、、、」
――露出症治療日誌、、、 

「代々木公園の野糞のビデオには度肝を抜かれたよ。『牝犬の… 真梨子の… ウンチするところを… 見てください〜』だったかな!?」
「いやぁぁぁぁぁ、、、 もっ、もう 赦してぇぇ、、、」
――あぁぁぁ、、、 もう、ダメ、、、 あんな映像を見られたなんて、、、
 真梨子は泣き崩れ、床に突っ伏してしまった。

「羽佐間さん。 いや、、、もう牝犬真梨子でいいよね。 素直になれば!? これからは僕が治療日誌の続きを書いてあげるからさ」
 秋山は、跪き真梨子の肩に手をかけ諭すように言った。

「お願い、、、 秋山さん、、、赦してください、、」
 秋山の膝にすがりつき、許しを乞う哀れな自分の姿を、もう一人の真梨子が見つめていた。
――わたしは何を秋山さんに許して貰おうとしているのかしら、、、 ふしだらな行いを赦して欲しいの?! 内密にして欲しいの?!
 新たな被虐の予感に、身体の芯が熱く火照りはじめていた。

「もう一度聞くよ。 この写真の牝犬真梨子も、このフィギアのモデルも、羽佐間 真梨子、、、 君だね!?」
 秋山の野太い強い口調に、真梨子はびくっと身体を震わせた。

 そしてコクリと頸を折って小さな声で「、、、はい」と答えた。

「ふふっ、そう。 プロジェクトの残り3週間、楽しみができたよ、牝犬真梨子さん。 あははっ」

「さあ、腹が減ってきたし、とにかく約束どおり、食事に行くか」
 秋山が床で嗚咽する真梨子を抱え起こす。

「あっ、そうだ。  どうせなら食事の間も治療をしてあげなくっちゃね。 牝犬真梨子は人前でノーパンでいるだけでドキドキして濡らしちゃうんだよね。 さあ、パンティを脱いでごらん。 ポケットチーフ代わりに貰ってやるから。 あははっ」
 真梨子は、秋山に何か言いたげに立ち尽くす。

 恥ずかしさから逡巡しているように見える真梨子は、脱げと命じられたショーツを穿いていなかったのだ。
 今朝、出かける前にこの数日、友人宅を泊まり歩いているらしい俊一からメールがあった。 
『僕が居なくて寂しいだろ! 今夜は戻ったらいっぱいオマ○コしてあげるからね。 その代わり今日一日、パンティとブラジャーを付けずに仕事する事。 身体に下着のゴムの跡が残ってたらこの前みたいに裸で公園を散歩させるからね〜。 約束だよ、姉さん』
 真梨子はこの指示に従い、オフィスに着いてからショーツとブラを外し、一日を過ごしていた。

「どうした?! 早く脱げよ、真梨子」
 秋山から初めて名前を呼び捨てにされたそのぞんざいな口調に、キュンと恥辱の悦びが奔り、やがて秋山に淫らな服装を暴かれることを思うと、膣奥が疼き愛液を滴らせてしまう身体が真梨子は哀しかった。
「、、、あ、秋山さん、、、」
「早く!」
「あ、、、あの、、、」
「僕に脱がして欲しいのか?!」
 真梨子は俯いたままでイヤイヤと首を振る。
「 、、、ん?! 真梨子! スカートをまくってみろ!」
――おうっ! なんて顔するんだ!! この女、、、 い、虐めたい! 愛したい!
 潤んだ瞳が放つ雨に打たれた子犬のような真梨子の視線は、秋山の陵辱の本能を激しくゆさぶった。 真梨子を言葉でいたぶっている間、カウパー腺液がダラダラと噴出しているペニスに痛いほどに血流が巡る。

 今にも涙が零れ落ちそうな真梨子は、ワンピースの裾をつまみゆっくりと引き上げた。 そこには童女のような翳りのない恥丘が現れた。
「ほっ?! あ〜はっはっはっ! これはこれは。 なるほどねえ〜〜。 脱ぐ物が無かったんだね〜! くくくっ。 梶さんに命令されなくても自分でこんな事してたんだ。 こりゃ重症だ! ア〜〜〜〜ハッハッハ」
 秋山は、羞恥で身をよじる真梨子の大腿に淫裂から淫汁がツーっと流れ落ちるのを見た。
「ふふっ。 凄いもんだな! 涙のように淫汁を流してる」
 秋山が、真梨子の大腿を伝い落ちる淫蜜を指で掬い取り、その細く長い指が真梨子の鼻先にかざされた。
「真梨子! 舐めるんだ」
「、、、はい」
 真梨子は目を閉じ、大きく息をはきながら秋山の指を口に含み、チロチロと舌を指に這わせる。
 恥辱でにじむ涙と裏腹に、下半身は被虐の予感に妖しくうねる。

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