真梨子
羽佐間 修:作

■ 第9章 肉人形20

――久美ちゃんも、裕美さんも、俊ちゃんも、みんなこの男の企みで、、、

 秋山や梶部長や奈保子店長、そして翔太や小松原教授や雅ママ、周りのすべての人間がこの奸計に関わっていたのか、、、考えを巡らすと恐ろしくて、悔しくて、情けなくて、真梨子はいっそ気が狂ってしまいたいと心から願う。

「すべて貴方が、、、、ひどい、、、あぁっ……あぁ……あぁ……」
(くちゅ、くちゅ、、、)

 真梨子を地獄のような現実から救おうとしているのは、自分の人生を台無しにした憎むべき男に嬲られ、身体の奥底から湧き上がる被虐の快楽だった。

「ははっ、裕美! ソレがいいのか?!」
 こくりと頷く裕美は、大きな双頭ディルドウを咥え昌也の傍で四つん這いになっていた。

「俺の奴隷秘書・裕美がお前とやりたいって言うんで好きな道具を持ってこいといったらこんな物を持ってきたぞ。  羽佐間君、まだ就業時間中だし業務命令だ。 プロジェクトの仕事として裕美と一緒にこのディルドウで繋がってみな」

「……イヤァァァ! ……ャ、ヤメテェェ……」
 秋山がジャケットとスカートを毟り取り真梨子を素っ裸に剥いた。

 二人はテーブルに桃尻を向かい合わせて四つん這いになった。 裕美の淫孔に咥えてきた大きなディルドウが昌也に突きたてられる。

「うぅぅ…… だめぇ……あぁ……あぁ…… ご主人さまぁぁぁぁ、、、 ふっ、深いぃぃあああぁぁァ」
 裕美の秘孔から生えた巨大な疑似男根は裕美の喘ぎとともにいやらしくフルフル震えている。

「まっ、真梨子さん、、、 お願い。 あぁぁぁぁぁ、、、」
――裕美さん、、、 

「真梨子。自分で挿れろ」 昌也が冷たく命じる。
――あぁぁぁぁ、、、 浩二さん、、、 ごめんなさい、、、 わたしは、、、

「、、、はい、、、 裕美さん、、、 ごめんなさい、、、、 あぁぁぁぁぁ、、、」
 裕美の女陰から伸びるディルドウの先端を、濡れそぼった秘列に押し当て、双臀を密着させた。

「アアアッ……ウァッ」
「ひぁっ、くぅっ……」
 先端は子宮口にまで届くほど肉孔深くまで肉棒を呑み込む。

「ああ………あ…………」
「あぁっ……あぁ……あぁ……」
 哀しい牝犬たちは、淫らに腰を振り、競い合うように快楽を貪り、女同士の淫らな快楽にのめり込んでいった。

   ◆

「んあゥ……あうんッ……」

 沈みかけた太陽が窓際で唇を重ねあう真梨子と裕美の裸身を紅く染めている。
 高倉ビルの最上階から公園を見下ろしながらアナルを陵辱されていた。
 二人の熟れた双臀は、昌也と秋山が叩きつけるシャフトのリズムで艶めかしくくねる。

「真梨子。 こんなビルの上からだったらギャラリーが居ないから寂しいんじゃないか?! 続きはプロジェクト・ルームで久美も交えてやってやろうか? 他のメンバーに見てもらえるかも知れないぜ。くふっ」  秋山が真梨子を嬲る。

「いやあぁぁ、、、 あっ、あうっ……」

「ふふっ。 神戸に帰ってからはお前はどんな牝犬の生活を過ごすのか知らんが、まあ後10日ほどの東京生活、精々楽しむ事だ」
――あぁぁぁ、、、 神戸に戻ってからの牝犬の生活、、、 浩二さんの元に戻れるわけないわ、、、 それに、、、

 昌也の放った言葉が、真梨子の心に重く圧し掛かる。 これからの生活を思うと暗澹たる気持ちが胸を塞ぐが、腸腔を塞ぐ怒張が掻き出す肛悦がすぐさま恥獄へと真梨子を引き戻す。

「ああッ、熱いッ、熱いのぉ…… 裕美っ、お尻で逝きますぅぅぅぅぅ」

「ダメだ! 真梨子と一緒に逝くんだ!」

「うあっ、あーうっ、いいあああっ、いいいいうううッ 真梨子さん! 一緒にっ! 裕美と一緒に逝って〜〜〜〜」

「んあゥ……あうんッ… わたし、もう、だめ…… 真梨子も、、、逝っちゃうぅ 」

 2匹の美獣は腸腔の奥に熱い迸りを叩きつけられ、激しく身体を痙攣させながら堕ちていった。

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