真梨子
羽佐間 修:作

■ 第9章 肉人形28

 男達がわらわらと檻の周りに集まり、真梨子の淫戯に視線を集める。

「ありゃりゃ、遥ちゃん! 辛抱できなきゃオナニーしてもいいって言ったけどバイブまで挿れてもいいなんて言わなかったにになあ。 余程餓えてたんだねえ。 さあ、お待ちかねの本物のチ×ポがたくさん揃ったよ〜。 」

 真梨子は正体がばれるかもしれないという恐怖と、仕事仲間の前でこれからさらしてしまうだろう痴態を思うと羞恥心が身を焦がし、またあの妖しい被虐の快感が身体の奥からゾワゾワと湧き上がって来るのを感じた。

「吉野。 遠慮なく先にやれよ」

「はあ、、、 いいのかなあ、、、」

「ははっ。 照れてるのかあ?! 憧れの真梨子君はこんな蓮っ葉で淫らな女じゃないだろうけど、身体付きは何となく似てると思わないかい?! 持ってるお道具はオマ×コもア○ルも一級品だぜ! こいつを羽佐間さんだと思って抱いてみなよ。 それに案外、羽佐間さんもこんな淫乱なのかもよ。 くっくっくっ」

――ああぁぁ、、、 言わないでぇ、、、
 横田の嬲る話しぶりに真梨子は身悶えしながら、淫汁が滴る淫孔に指を妖しく蠢かす。

「吉野がやんないんならお先に楽しませて貰うぜ。 さあ、遥! 久しぶりだろ、俺のチ×ポ。 さあ、喰え!」
 既にスーツを脱ぎ裸になっていた秋山が、勃起したペ○スを檻の隙間から真梨子に向って差し入れる。

 真梨子は嘆息を漏らしながらにじり寄り、秋山の怒張に赤い舌を絡め、先端に滲む先走り液を掬いあげた。

「あははっ。 美味しいだろう、遥ちゃん! そんなに焦って喰いつかなくっても逃げやしないよ。 イラマチオ、好きだったよな」

 秋山は一瞬怖気づいた様子を見せた真梨子の頭部をがしっと掴み、腰をグイと突き出し、喉奥に張り出したカリ首を捻じ込んだ。

「吐き出したら素顔で奉仕させるからな、遥!」

 秋山は苦しそうに眉をよせ本能的に逃げようとする真梨子の頭を抱え込み、更に深く亀頭を侵入させていく。

 指が白くなるほど檻の格子を握りしめ、涙を浮かべ苦しそうにえずきながらも、懸命に怒張を受入れようとしている真梨子の儚げで淫らな表情は、男達の劣情を煽りたてる。

 やがて抽送のピッチをあげた秋山が、真梨子の喉奥に劣情を爆発させた。

   ◆

「いつまで休んでるんだ?! 早く嬲って欲しくて待ってたんだろ!? いっぱい好物の精子を浴びたいんだろ?! 早くみんなに逞しいチ×ポを突っ込んで欲しいよなあ、遥?!」

 秋山の激しい口淫に嘔吐し、檻の中で肩で息をして喘いでいた真梨子の様子は少し落ち着いてきた。 

 真梨子はすがるような視線を横田に向け、そして檻の中で小さく頷いた。

「じゃ、そのバイブを突っ込んでケツをこっちに向けて、お願いしてみろ」
 真梨子の傍には股間から抜け落ちたバイブが休むことなく小さな振動を刻んでいた。
 
 真梨子は、中腰で立ち上がり、身体を反転してヒップを横田たちの方へ向け、淫汁で潤った蜜壷に淫具を挿入する。
――ぁぁぁぁ 恥ずかしいぃのぉ、、、、

「ちゃんと自分でケツを開いて突っ込んで欲しい穴を見せてみろ! バイブを落さないようにしっかり締め付けているんだ!」
 お尻が頼りなげにプルプル震え、 真梨子の荒い息遣いがやけに艶めかしく聞こえる。

 真梨子はおずおずと両手を添え、言われた通り尻たぶを左右に割り開く。
――あああぁぁぁ、、、見られてるぅぅぅ、、、、 

「あぁぁぁ、、、、」

「バカか、おまえは! 牝犬なら牝犬らしく、ご主人様にお願いをしないか! バイブでぐちゅぐちゅに虐めて欲しいんだろうが?!」
 真梨子は、消え入りそうな泣き声を漏らし、ウン、ウンと頷く。

「声にしてお願いしろ、バカッ!」
 横田は声を出して素性を気付かれたくない真梨子の気持ちを嬲る。

「あぁぁぁぁ、、、グチュグチュ、、、 してください、、、 バイブで遥を虐めてください! グチュグチュして、、、」

 吉野が、嬉しそうにバイブに手を掛け、この淫具を呑み込む蜜壷の襞の具合を確かめるかのようにゆっくりと出し入れを始めた。
「あぁっ……あぁ……あぁ……」

 リズミカルに出し入れされる淫具は、を隠微な音をたてながら湧き出る淫汁掻きだし、太腿へと伝い落ちていく。

 真梨子の消え入りそうなくぐもった泣涕と、淫らに揺れ動く魅惑の淫部は、観察する男達の股間を痛いほどに隆起させた。

「ア○ルがヒクヒクして寂しそうだなあ、遥。 オマ○コだけじゃ物足りないんだろ?! 言ってみろ!」

「あうぅぅ、、、 お尻も、、、 お尻もイジメテ、、、 クダサイ、、、 ぁぁぁぁ、、、」

「あはははっ。 吉野、ケツの穴にも突っ込んでくれだってよ。 ほら、これを突っ込んでやれよ」
 横田は、大きなビーズ珠が連なったア○ルバイブを横田に手渡した。

 吉野はヴァギナから零れる淫汁を掬い既にぷっくりと綻んだ菊座に塗りつけ、ビーズ珠の先端を真梨子の窄まりにあてた。

「あああああぁぁぁぁぁ、、、」
 白い喉を反らし、牡達を虜にするマゾ牝の泣き声を洩らし、真梨子は淫魔へと堕ちていった。

■つづき

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