真梨子
羽佐間 修:作
■ 第9章 肉人形40
「趣向としては、こうです。 最後だから彼女をいつも以上に悦ばせてやりたいので、皆さんにもお芝居をして欲しいんです。 もっとも皆様もその方がお喜び頂けると思うんですが」
「前置きが長いぞ〜! 早く言えよ、星野君!」
「あははっ。 はい、はい。 ごめんなさい。 話は簡単です。 本気で抵抗する彼女を本気で強姦してやって欲しいんで〜す」
「え〜! いいのかよ?! あの子、オマ○コはNGだったろ?!」
「えへへっ。 今日は何でもOKのサイン、ゴールドのチョーカーを付けちゃいました。 本人は何色のチョーカーを付けられているのかは知っていません。 由梨はご存知のように露出狂で、強度のマゾ女です。 強姦願望もかなり強いですから、その方が悦ぶと思いませんか?! 彼女、今日は安全日ですからオマ×コも、もちろんア○ルも好きなだけ嬲ってやってくださ〜〜い」
「うっしゃ〜!」
「但し、ひとつだけお約束があります。 由梨ちゃんは明日、旦那様に半年ぶりに会って、セックスするというお勤めがある訳ですから、ダーリンにばれないように身体に傷や痣を付けぬようにしてやってください。 本気で抵抗する彼女に殴られたからといって殴り返しちゃダメですよ〜」
「わかった、わかった! 御託はいいから早く連れてこいよ〜」
「じゃ、しばらくお待ちください。 直ぐに連れてきますから」
星野が出て行くと、照明が落ち、非常灯の緑のライトがくっきりと浮かび上がった。
◆
「一生会わないおっさんたちだ。 思いっきり精液を浴びて、よがり狂ってこい。 さあ、行くんだ!」
せめてアイマスクをしてくれと懇願したのだが、秋山は聞き入れるはずもなく、真梨子は真っ暗なホールに放りこまれた。
目が慣れてくると、うすぼんやりと人の影が浮かんできた。
――随分たくさんの人がいる、、、
何度も吊るされたぼんやりと浮かびあがるX架に向かって歩を進める。
男達に犯される、、、 強姦される、、、 強制されているとはいえ、その場所へ自ら近づいていく。
――ワタシ、、、 そうされることを望んでいる、、、
身体の芯が熱く疼き、股間にじゅくじゅくと淫汁が湧き出していた。
「ひっ! いやあ〜〜っ! やめてっ」
たくさんの黒い影がわらわらと真梨子に襲い掛かった。
ブラウスのボタンが飛び散り、スカートがめくれあがる。
「いやあああああ、、、 うぷっ、ぐぅっ、、、 いやぁぁぁぁ〜〜」
身に付けている服はビリビリと破られ、あっという間に素っ裸に剥かれた。
「いやああああ 助けて〜〜〜!」
「あはは〜〜っ! ムチャクチャに犯して〜の間違いだろうが?! 由梨ちゃん!」
傍らのソファに押し倒され、幾人かの男が真梨子の身体に覆いかぶさる。
無数の手が真梨子の身体中を這い、既に濡れそぼったヴァギナに猛り狂ったペ○スが突き立てられた。
「いやあああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「くくくっ! もうべちょべちょに濡らしてるぜ、この女」
真梨子の悲鳴は、口に怒張がねじ込まれるとくぐもった呻きに変わり、やがて悩ましげな啼泣となって、更に陵辱者たちを煽ってゆく。
「あはははは〜〜っ! こいつ、もう腰を振ってやがるぜっ! 本物の牝犬だ〜〜〜!」
ソファの軋みに合わせ真梨子の体は妖しく揺らぐ。
貪るようにペ○スを咥えている真梨子には、もう男達の蔑む声も聞こえていなかった。
■つづき
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