ヘンタイ教師
二次元世界の調教師:作

■ 3

オシッコの後始末をしながら、アタシは一瞬オナっちゃいたいかも、とえっちな気持ちになっていた。処女を喪失して彼氏とも別れ、とりあえずセックスに対して嫌なイメージしか持てなかったアタシだけど、小学校高学年の頃から知ってた1人えっちの方には反対に積極的になって行ったのだ。小学校の登り棒でアソコが気持ち良い事に目覚めちゃったアタシは、とてもビンカンなクリちゃんと言うえっちな体の器官が股間に隠れてる事を知っている。クリちゃんはビンカン過ぎるので、絶対直接触ってはいけない。始めはパンツやスカートで厳重にガードされたクリちゃんの辺りを指でスリスリするだけで大満足だった。小学校では、机の角にアソコを押し当てて楽しんじゃった事もある。

 中学生になってから、パンツ越しにクリちゃんを指でクニクニする事を覚えた。「濡れる」という感覚を初めて知ったのもこの頃だ。夜寝る前にクリちゃんを指でイジイジしてるととっても気持ち良くなって、ある時気が付いたらパンツがお洩らししちゃったみたいに濡れててビックリしたのを覚えている。それからお風呂でシャワーをアソコに当てると言う1人えっちが女の子向けの雑誌に書かれていたので、試してみたらすごく良かった。何より濡れてもすぐに洗い流せてしまうのが気に入った。こうしてパンツ越しのクリ弄りとシャワーオナニーが、中学校時代のアタシの日課みたいになり、これが「イク」って感覚かも、と思っちゃうくらい強い快感を得る事も可能になっていた。だけどやっぱり指で直接アソコを弄るのは怖くてとても出来なかった。

 高校に上がり、だからと言うのも変だけど、アタシは指の直接タッチに挑戦してみた。始めはお風呂の中でシャワーを当てて気持ち良くなっちゃった後で、恐る恐る触れてみたが、う〜ん、ちょっとクリちゃんの付近は感じ過ぎて痛いかも、と言う拍子抜けするような感覚だった。それから寝る前のベッドの中で、それまでは脱がなかったパンツをずり下ろしての1人えっちにトライした。パンツを下ろしてアソコが空気に直接触れる感覚で、とてもえっちな気分を味わう事が出来たけど、指で直接触るのはやっぱりNGに近かった。

 そしてロストバージン。アッサリ彼氏と別れちゃった私だけど、愛読していた女の子向け雑誌のえっちな記事が気に掛かっていた。気持ち良いセックスのためには、男の子はもちろんだけど、女の子の方も努力して気持ち良くなれるよう協力しなくちゃならないらしいのだ。これは私の耳には痛かった。自分の指を触れるのも怖くて、アソコに何か入れて快感を覚えるように慣らしていないカラダでは、間違いなくセックスが苦痛になるだけ。バージンなら仕方ないけど、処女じゃなくなった今なら、えっちに備えて自分のアソコを鍛えなくては。そこで私はいよいよ指をアソコに入れる1人えっちへの挑戦を始めた。これはやっぱり初めは痛いばっかりだったんだけど、ソフトタッチでクリちゃんに刺激を与えて出て来たおツユを潤滑油としてうまく使い、ちょっとずつ指を入れてクニクニしつつクリちゃんを弄るのも忘れない、と言った1人えっちのコツを会得するに従って、どんどん気持良くなれるように上達して来たのだ。

 今じゃアタシは立派な1人えっち上手。ホンのちょっと指の先を入れるだけでも痛かったアソコは、人差し指と中指の2本入れても大丈夫で、それを指の付け根辺りまで挿入してギュウッと締め付けると、素晴らしい満足感が得られるのだ。もちろんその時余ってる親指は柔らかい腹の部分でクリちゃんをコロコロと転がしてるし、もう片手はおっぱいをヤワヤワと揉みほぐしながら乳首をクリちゃんみたいにクリクリ弄ってしまう。これが毎晩寝る前のお楽しみになっちゃってるので、今度えっちする時は男の子に喜んでもらえるだろう。もっともあの夏からアタシは男の子と付き合っていないんだけど。

 運動神経ではみっちゃんに遠く及ばず、頭の良さではサヤカの足元にも近寄れないアタシだけど、ことえっちに関しては勝負にならないくらい一番進んでる。そんな事を誇っても仕方ないとは思うけど。
そんなアタシだから、トイレでオシッコの始末をするためアソコを拭いてるだけで催しちゃったりする事があるわけだ。ああ、このまま指を使ってしまったらどんなに気持ちいいだろう。学校のトイレでえっちな気持ちになるというイケないシチュエーションがドキドキしちゃうから、家でするより燃えて素晴らしい快感が味わえる事だろう。

だけどもちろんそれはアタシの妄想だ。もう少しで授業が始まってしまうし、みっちゃんと一緒にトイレを使ってるし。いくらアタシでも、1人えっちをしてて授業に遅刻するわけにはいかないだろう。5時間目の授業は……げ、「ヘンタイ教師」の宮本だ。アタシがトイレの後始末で気分を出しそうになったのは、1つには昼休みの宮本ヘンタイ話の影響に違いない。何とさっき宮本のゴマ塩頭が脳裏に浮かんで、トイレを覗かれてるなんて想像をしちゃったのだ。そしてなぜか同時に頭に浮かんだのが、サヤカの危険な超ミニスカート。アタシがあんなのはいたら、えっちなアソコが何もしないでもウズウズしちゃいそうだ。

 さて実際にはアソコを拭いて服装を整えるのに1分も掛かっていないと思う。アタシは変な事考えちゃったので、顔が少し赤くなってるのがわかったけど、平静を装ってみっちゃんと一緒にトイレを出た。そしてその時、アタシ達はサヤカが教室と反対の方向からこちらに向かって来るのに会った。トイレに行ってたはずなのに。しかもサヤカは教室を出て行った時と同じ格好、つまり超ミニスカのアソコを両手で抑えてモジモジしながらこちらへ向かって来たのだ。

「何あの子……」
「トイレに行ったんじゃなかったの?」

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