ヘンタイ教師
二次元世界の調教師:作
■ 9
目が釘付けになっていたアタシは、あの真面目っ子のサヤカの口から「えっち汁」などと言う信じられない言葉を聞いてもう耐えられなくなり、目を閉じていた。でも耳を塞ぐ事は出来ない。さらにアタシが目をつむった事を宮本は咎めて来た。
「駄目ですよ、マユさん。
せっかくお友達が、あなたのために説明してくれてるんですから、目を閉じたり反らしたりしてはいけません。
罰として、あなたも1枚脱がせてあげましょう。」
そう言った宮本は、アタシがスカートの下にはいてた黒いスパッツを器用に脱がせて、薬の後遺症と正座で痺れていた脚から抜き取ってしまった。下にはいてたのはごく普通のピンクのパンツだったが、それを見た宮本は変な事を言った。
「いけませんよ、マユさん。
女の子のパンツは白と決まっているのです。
仕方ありません、白をはかせてあげましょう。」
何わけのわからない事言ってるんだ、コイツ。だけど囚われの身の悲しさ、抵抗する事は出来ず、宮本はハサミを持って来てピンクのパンツを切り取って落としてしまった。アソコに直に当たる空気が冷たく、アタシはいよいよ覚悟を決めて体を固めようとしたのだが、宮本はその言葉通り、机の引き出しの中から白いヒモパンツを持ち出すと、わざわざそれをアタシにはき直させて来た。ヒモパンは正座したアタシに着け易いためだったろうけど、いざそれを着けた自分の股間を見ると物凄くえっちだった。小さいので毛が少しハミ出してるし、サヤカのはいてるのと同じく薄手のため、中の具まで少しスケて見えてるのだ。これは勝負パンツとか言うやつではなかろうか。
「ついでにスカートはサヤカさんくらいにして見ましょう。」
そう言った宮本は、アタシのスカートをガッと上げて、正座してるとモロに股間の三角形が見えてしまう丈の超ミニにしてしまった。
「うん、いいですね。
えっちなパンツがバッチリ見えちゃってますよ。」
アタシの正面に回った宮本が、上から股間を見下ろしながらそう言った。アタシも視線を下にやって、そのはしたないパンチラの見え具合が余りにもエロエロなのに参ってしまった。宮本がわざわざパンツをはかせた理由が納得出来てしまった。
「いいですかマユさん。
あなたは私をヘンタイだとバカにしているでしょうけど、そうやってパンツを見せてるとドキドキして興奮しませんか?
それは露出狂と言って、立派なヘンタイです。
マユさんがヘンタイなら、そのうちそのパンツをえっち汁で汚してしまうに違いありません……」
な、何をバカな事を言ってるんだ、このどヘンタイ! そんなエロ過ぎる女の子なんかいるはずないじゃないの! アタシは心の中で毒づいてみたものの、その「えっち汁」でパンツを濡らしてしまったサヤカが羞ずかしそうに立っている姿を見ていると、体の中からじんわりと染み出して来る液体を早くも感じてしまっていた。
「さあ、サヤカさん、続きの説明をお願いします。
そのおパンツはえっち汁で汚してしまったのですね。」
「は、はい、そうです。」
「もっと濡らした方がいいですね。
どうしたらいいでしょう。」
するとサヤカは初めてウッと口ごもってしまった。その間にアタシも考えた。パンツを濡らすには……ま、まさかねえ……
「あ、あの、おしっこを付けます、ご主人様。」
余りに恥辱的な言葉にサヤカは火のようにお人形さんみたいなマスクを火照らせてる。が、言葉ではすまなかったのだ。
「では、鍵を開けてあげますから、おしっこでパンツを濡らしてください。」
な、何い〜。今この部屋の中でサヤカにおしっこをさせようと言うのか。いよいよ本領を発揮し始めた宮本のやり方に、アタシはますますおぞましいものが込み上げて来るのを感じていたが、アタシの想像を超えるヘンタイ行為が待ち構えていた。
「ご主人様。
今、ここで、おしっこするのですか……」
股間の濡れたパンツの下のT字帯の鍵を開けて小用が足せるようにしているらしい宮本に、サヤカは困ったような声で聞いていた。それはそうだろう。ごく普通の部屋の中でトイレを使うなど、まずあり得ない行為である。が、宮本はもっととんでもない事を考えていた。
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