ヘンタイ教師
二次元世界の調教師:作

■ 10

「そうですよ、サヤカさん。
 さあ、もうおしっこが出来ますね。
 あなたのトイレは、私の顔です。」
「ご主人様!」

 宮本の言葉にサヤカは心底驚いたような声を出した。恐らく彼女にとっても初めての行為なのだろう。全裸の宮本は、サヤカの前の床に仰向けで横たわると、言ったのである。

「さあ、私の顔にまたがって下さい。」

 宮本の言葉に逆らえないサヤカは、言われた通りまたがると腰を下ろして行った。

「口を狙って流し込んでください。」

 サヤカは何とも言えない妖艶な表情を見せると、とうとうパンツをはいたままオシッコを始めていた。体調が優れないのだろうか、やや黄色い液体がジョボジョボとパンツを濡らしながら落下して行くが、当然狙いは全く定まらず、宮本の顔は言うに及ばずあちこちにサヤカの小水が降り注いでいた。アタシはここで目を反らしても大丈夫とは思ったが、そのある意味神秘的でさえある光景を凝視してしまった。宮本は顔をサヤカのオシッコでベトベトにし、いくらか飲みながら幸せそうな表情を浮かべている。正に「ヘンタイ教師」の名にふさわしい立派な「ヘンタイ」ぶりだ。

 サヤカのオシッコで顔をベトベトにされた宮本は、そのオシッコもタップリ付いたパンツを受け取ると、
自分ではいてしまった。さらにブラジャーも受け取るとそれをペッタンコの胸に装着し、サヤカのセーラー服も着てしまうと、オシッコで顔をテカテカさせたおぞましいセーラー服の中年男が完成した。

「似合ってますか、マユさん。」

 宮本が、そのままアタシの背後にやって来た。オイ、顔くらい拭けよ! アタシはサヤカのオシッコの匂いを漂わせながらにじり寄って来た宮本の情けない姿に正直吹き出してしまいそうになっていた。いかんいかん。こんな「ヘンタイ鬼畜教師」に気を許すなんてもっての他だ。見るからにアホ丸出しの格好だからと言って、コイツが唾棄すべきヘンタイで、アタシ達を拉致監禁して奴隷に貶めようと言う鬼畜には変わりないのだ。

「そろそろ濡れて来てませんか?」

 背後からアタシのえっちなパンチラ部分をのぞき込んだ宮本は、堂々と手を入れて来た。

「おや?」

 アタシは急に羞ずかしくなって来て、極力太股をよじり合わせたが、宮本の手の侵入を防ぐ事は出来なかった。

「何だか、湿っぽくなってませんか?」

 ああ、何てことだ。アタシはいつの間にかドキドキする興奮が抑えきれず、アソコの奥からじんわりとえっち汁が染み出しつつあったのだ。それに宮本のおぞましい手の感触がどうしてもえっちな気持ちを掻き立てて来てしまう。が、その手をすぐに引っ込めた宮本は言った。

「このままおさわりしてたらマユさんもビチョビチョになってしまいますね。」

(んなわけあるか!)

 アタシの心中の叫びはしかし、全然裏付けのないものだった。実際あろう事か、さっきの手にアソコを擦り付けたいと言うはしたない欲求が少し芽生えていたのだ。嫌だ、アタシ、興奮してえっちな気分になっちゃってる!

「ですがそれではマユさんが露出狂のヘンタイかどうかチェック出来ませんね。
 見られるだけでベチョベチョに出来たら、あなたは立派なヘンタイです。
 私の奴隷にしてあげましょう。」

 勝手に決めんな! それに何が「奴隷にしてあげましょう。」だ。

「お、そうだ、忘れてました。
 マユさんの記念撮影もしなくては。」

 そう言った宮本は、ケイタイでアタシの正座して隠せない股間の三角地帯を接写して来た。

 パシャリ!
 
 う……

 アタシはそのシャッターの擬音に又1つゾクリと込み上げて来たおぞましい感覚が、だんだんアタシの意思を裏切り始めたのを感じていた。

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