ヘンタイ教師
二次元世界の調教師:作

■ 16

「その点、こちらのお友達は強情でね。
 おかげで昨日もタップリ楽しませてもらいました。」

 そう言った宮本は、これまで放置していたみっちゃんの方へと向かう。改めてこちらに向かいお尻を高く掲げたうつ伏せに拘束されているみっちゃんを見ると、全身が汗でビッショリ濡れて輝き、黒革T字帯の喰い込む大きなお尻がピクついていて、離れた場所から見ていてもクラクラするくらいエロティックだ。サヤカを狂乱させたバイブが止められている今、微かに聞こえるブーンというくぐもった音は、みっちゃんのT字帯から聞こえて来るものだ。あのバイブは、一体いつから動いているのだろう?

「ミチコさん、お待たせしましたね。
 フフ、ちゃんと動いていますか?」

 宮本はみっちゃんのT字帯の前後を嫌らしく手で撫で回しながらそんな事を言う。と言う事は、前だけでなくアナルの方にもバイブが入って、しかも動いていると言う事だ。サヤカは1カ所ずつであんなに狂ったようになってしまったと言うのに。昨日捕まえたばかりで、恐らく男性経験は皆無のみっちゃんに、そんな仕打ちを加えるなんて……アタシは、(タップリ楽しませてもらった)と言う宮本の言葉から、アタシよりずっと頑固に抵抗しようとしたみっちゃんに、宮本がいかにひどい「いやずら」を加えた事かと想像するだけで怖じ気づいてしまいそうだった。

「まだ意識はあるみたいですね。
 さすがにスポーツで鍛えているだけの事はある。」

 みっちゃんは相変わらずお尻をヒクつかせながら、シクシクと嗚咽しているようだった。

「一晩味わったバイブの味はどうでしたか?」

 一晩だって!! あり得ない……何たる鬼畜……

「口も利けないくらい、応えたようですね。
 クリちゃんだけじゃなくて、おま○こもお尻も、どんどん良くなって来たでしょう?」

 宮本に顎をしゃくられてそんな言葉を掛けられるみっちゃんの目が涙で光るのが見えた。何やらしゃべっているみたいだったが、小声過ぎて全然聞こえない。

「お尻が良くない、なんて嘘をついてはいけませんよ。
 全くミチコさんは意地っ張りですね。
 昨日お浣腸した後、ナメナメしたら、あなたイッテしまったじゃないですか。
 あなたのウンチの味は美味しかったですよ……」

 アタシは、宮本の行為のおぞましさに鳥肌が立つような気持ちだった。女の子のおしっこを飲み、ウンチを舐めて喜ぶ、これが正真正銘の「ヘンタイ教師」の正体だ。そして同時に、アタシだったら? と考えないではいられなかった。おしっこやウンチを宮本に……嫌だ! そんなの人間のやる所業ではない!

「それにバージンだったのに、だんだんおま○こでも感じるようになってましたよ。
 ミチコさんは結構淫乱の気があるんじゃないですか?
 さあ昨日から何回イッテしまったのか、教えて下さい。」

 みっちゃんが微かな声で、知らない、知らない、とすすり上げるように言うのが聞こえた。

「自分でもわからないくらい、たくさんイッテしまったようですね。
 さあ、もう言えるでしょう。
 私の奴隷になってくれますね?」

 みっちゃんが又何か呟くように言ったようだ。

「ヘンタイ、ですか。
 驚きました、まだ素直になれないとはね。
 そうか、淫乱なミチコさんはもっとイキたいのですね。」

 そう言った宮本はリモコンをみっちゃんに見せる。みっちゃんは激しく首を振って嫌がっているようだが、宮本は容赦なくリモコンに指を触れた。何と言う執拗で嫌らしい男だろう。宮本は女の子が自分の意のままになるまで、何度でもしつこく責め立てて絶対に許してくれないのだ。あれではどんなに気の強い、みっちゃんのような女の子でも根負けして、アイツの軍門に下らざるを得ない。そしてそれは恐らく数時間後のアタシの姿だ。

「フルコースで楽しませてあげましょうね。
 まずはクリちゃんです……
 それから、アソコ……
 最後にミチコさんの毛嫌いしているお尻ですよ。」

 フルコース、と宮本が言ったのは、全てのバイブを強くしてしまうと言う意味だったようだ。サヤカ以上に強烈な責めだ。宮本が1つずつリモコンのレバーを上げて行く度に、みっちゃんは傷付いた獣のような恐ろしい咆吼を張り上げて、離れた場所にいるアタシも耳を塞ぎたいような気分だった。そして固定されたみっちゃんの大きなお尻はうねり狂って、どんどん動きが激しくなっていく。

「おやおや、アナルの反応が一番凄いじゃないですか……
 ははは、イキましたか、いい子だいい子だ……
 ほうら、どんどん良くなる、どんどんイッチャう……
 5回イケたら、一休みしましょう。」

 狂ってる。正気の沙汰とは思えない。女の子が完全に発情して、襲われれば体を開いてしまおうとしているのに、それがわからないのだろうか? 未だアタシ達を抱こうとしない宮本は、アタシにとって常識外の男だった。もしかすると、コイツは女を抱くより、道具を使って弄ぶ方が好きなのだろうか? 世の中にはそういう嗜好の男もいるだろうと頭では理解出来ても、ネチネチといたぶられてもう白旗を挙げているアタシの体が理解しようとはしなかった。

 宮本は半狂乱で悶絶したみっちゃんが5回極めてしまうとリモコンでバイブの動きを止め、改めてみっちゃんの顎をしゃくって聞いていた。

「さあ、どうですか、ミチコさん。
 私の奴隷になってくれますか?
 嫌なら、次の5回にいきましょう。」

 宮本がリモコンの操作っするそぶりを見せると、ついにみっちゃんは屈服してしまったようだった。

「そうですか、いい子です。
 では言って下さい、ご主人様、と。」

 みっちゃんの唇が動くのが見えた。ご、しゅ、じ、ん、さ、ま、と。

「サヤカさんのお友達はみんな素直ないい子ですね。
 さっそくご褒美をあげなくては。」

 宮本はそう言ってリモコンに指を掛け、みっちゃんの唇を求めた。観念したみっちゃんが唇を与えてしまうと、宮本はゆっくりとリモコンのスイッチを入れて行ったのである。

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