ヘンタイ教師
二次元世界の調教師:作

■ 19

 宮本がそそくさ教科書などの授業道具を揃え、いつものように遅刻しているので一応急いで部屋を出る。そして入口に外からガチャリと鍵を掛ける音が聞こえたのを合図に、サヤカが話し掛けて来た。

「マユちゃん……
 私達が嫌な事は全部忘れさせてあげるね。」

(ううっ!)

 そう言ったサヤカはアタシのおっぱいを握ってた手に少し力を入れ、指股でクリッと乳首を挟んで来た、たちまちアタシは素晴らしい心地良さに包まれてもう開けていられなくなった目をつむってしまう。メチャクチャにうまい、と思った宮本ほどではなかったけど、柔らかい女の子の手、それも親友のサヤカにえっちな事をされてると思うとそれだけでも感激の度合いが違い、まるでスッとアタシの体に入り込んでダイレクトに官能を燃え立たせてくるようだった。これではガードするどころの話ではなかった。

(ああ……
 だ、駄目だよ、サヤカ……)

「マユ。
 いっぱい気持ち良くなって……」

(うあ〜っ!
 みっちゃん、ソコ、駄目えっ!)

 今度は反対側のみっちゃんまで、聞いた事もないような艶めかしい声と共に、おっぱいを握り締めてた手指でクリッと乳首を摘んで来た。それぞれに摘れてしまった私のえっちな乳首から、快感の電流がビインと突き抜けて来るみたいで、親友2人に左右からかわいがられる恐ろしさに慄え上がってしまった。

「もみもみしたげるね。」
「アタシも……」

 さっそく2人は手指をゆっくり動かしてアタシの乳房を柔らかく揉みほぐしながら、指でコロコロと乳首を弄り回して来たんだけど、その気持ち良さはもう言葉にならない素晴らしさだった。女の子同士でレズっちゃうなんてイケない事だとわかっていても、大好きなサヤカとみっちゃんの手指を嫌がり拒絶する事など出来なかった。それにサヤカとみっちゃんでは手の感触も弄り方も全然違う。サヤカの手にガードを固めて感じまいとすれば、みっちゃんの手には無防備になるし、逆も又真なりで、乳房揉みが始まって早々にアタシは抵抗を諦めるしかない心境に陥っていた。

「気持ちいい?
 マユちゃん。」
「ねえ、こんなの、どう?
 感じるんだね、嬉しい……」

 そして2人は耳元で嫌らしく囁き反応を逐一確認しながら、アタシの最も感じるやり方を探求しつつ、愛情たっぷりにおっぱいを揉みほぐして来るのだ。これにはどんなテクニシャンの、宮本のような男だってかなわないだろう。2人の手指がグリッとおっぱいに喰い込むたびに甘美なものがグッと込み上げ、乳首をクリッとくじられる度に閉じ合わせたまぶたの裏で快感の火花が散った。

「マユちゃんのおっぱい、とてもおっきくて、素敵……」

 サヤカがそんな事を言いながら、ユサユサ、クリクリ、とややハードな揉み方に変えて来た。初めからこんな強い揉み方なら却って冷めてしまったかも知れないけど、ソフトタッチの乳房揉みにメロメロにされて骨抜き状態になっていたアタシには効果抜群だった。くすぶっていた官能の炎に一気に火が付いたアタシはサヤカの大きな手指の動きに合わせるように胸を激しく揺さぶって感じ入った様を晒してしまい、それを見たみっちゃんまでサヤカにならってやや荒っぽい乳房愛撫に切り替えて来ると、アタシはどんどん高まり天国に向かって飛翔していった。

「乳首をチューッとしたげようよ。」

 密かにそれを願っていたアタシの気持ちを見透かしたようにみっちゃんがそう言うと、2人は左右から揉みほぐすおっぱいの頂点のえっちな実をすぼめた唇に含んで来た。そして舌でペロペロと舐めたかと思うと、2人の唇はジワジワ乳首包囲網を搾るように縮こまって来る。

(ああーっっ!!
 いくうっっ!!)

 そしれ2人が申し合わせたようにきつく乳首を吸い取り。チューッときつく吸い上げて来ると、アタシはとうとう絶頂に昇り詰めてしまった。

「マユちゃん、いっちゃったよ。」
「もう10分近くたっちゃったね、」

 もう10分!? まだ10分の間違いじゃないの……もうアタシ、ヘロヘロだよ……だけどずっとおっぱいを揉み続けるように命令された2人は、もちろん手指をアタシの乳房に掛けたままだ。

「これじゃノルマが達成出来ないよ。」
「ペースを上げなきゃ……」
「マユちゃん、10回イカなきゃやり直しだよ。」
「頑張って5分に1回イクつもりで、ね?」
「んんっっ!!(無理っっ!!)」

 確かに50分の授業中に10回イクとすれば、そういう計算になるのだが、いくら何でも無理ではないか? アタシは毎晩オナニーしちゃってるけど、普通は1、2回くらいのもので、2回もイッテしまうともうグッタリ。そのまま朝まで寝ちゃう事が多い。どんなに頑張ったって3回が限界だと思ってる。本当に3回してしまった事が何度かあるんだけど、もう3度目は頭がトロトロになって理性も何もぶっ飛び、終わった後物凄い罪悪感と虚脱感に襲われて、もう2度とこんな事はするまいと固く誓ったものだ。まあ、それでも何度かトライしたわけだから、アタシがえっちなのも相当なもんなんだけど。(笑)

 だから宮本が最初に言った5回ってのでも、体が壊れてしまうんじゃないか、と言う恐怖を覚える回数だった。だけど、アタシの考えるえっちの限界をはるかに超える責めを経験してしまったサヤカとみっちゃんは、あえてもっと回数を増やすように宮本に提案したのだ。

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