ヘンタイ教師
二次元世界の調教師:作

■ 20

「さあ、マユちゃん、2回目だよ〜」
「アタシのおっぱいもみもみ気に入ってくれた?」

 そしてそんなアタシの不安なんか意に介さないとばかり、サヤカとみっちゃんは楽しそうに愛撫を再開して来た。すると1回目よりはるかに簡単にアタシは体が燃え上がってしまうのを感じていた。2人の手にアタシの体がなじんでしまったのか、研究熱心な2人がアタシの感じるやり方をもう会得してしまったのか、たぶん両方だと思う。

(ああ〜っっ!!
 た、たまんない、許してえっっっ!!!)

「わーい、マユちゃん大歓びだねっ!」
「んふっ、今度はいろんトコ、ナメナメしたげるよ!」

 アタシは塞がれた口から言葉を発する事が出来ないのを恨んだ。口が利けたらサヤカとみっちゃんに、回数をごまかしてくれるようお願い出来たかも知れないし、イキまくり状態をアタシが心底恐れている事を訴える事も出来ただろう。もちろんそれを聞き入れてもらえると期待は出来なかったけど。

「ねえ、私、昔からマユちゃんとえっちな事したかったんだ。
 うれしいよ、マユちゃん……」
 
 サヤカがせっせとおっぱいを揉みしだき、アタシの首筋あたりにねぶりついて来ながらそんな事を言うと、ゾクゾクッとアブない戦慄が体を突き抜けて来た。

「私も……
 大好きだよ、マユ……」
 
 みっちゃんまでそんな告白をしながらアタシのオッパイを巧みに揉みほぐし、腕を持ち上げ脇の下に舌を這わせて来ると、おぞましい快楽の電流が1つになって、程なくアタシは2回目のアクメに到達していた。

「その調子だよ、マユちゃん。」
「どんどんイッテね。
 羞ずかしがらないで……」

(ああ〜……
 や、休ませて……
 アタシ、壊れちゃう……)

 3回目はやはりアタシにとって1つの限界点なのだろう。頭がピンクにかすんでもう何もまともな事は考えられなくなった。ただ、2人がココがいい? それともココ? と一々聞きながら上半身のいろんな場所をナメ回して来る心地良さと、揉み続けられるおっぱいが本当に溶けてなくなってしまいそうな絶大な快感だけがアタシの頭の中を占め、3度目のアクメも間もなく訪れた。

「うふふ、だいぶ調子が出て来たね、マユちゃん。
 ほうら、おっぱいもみもみ……」
「ああ、アソコを弄ってあげられないのが残念だねえ……」

 そう言う2人の言葉で始まった4サイクル目からは、もう限界を超えてわけがわからなくなった。たぶん、アタシはサヤカとみっちゃんの手指におっぱいを擦り付けるようにして悶えまくり、2人の嫌らしい舌に舐められる箇所から次々と性感帯を目覚めさせられて、すごいペースでイキ続けたんだと思う。よく意識が飛ぶ事なく続いていたもんだと思うけれど……考えてみれば、みっちゃんは一晩中イキ続けてなお正気を保っていたわけだ。そんな2人は、10回のアクメくらいどうって事はない、とアタシに教えてくれたようなものだった。

「ご気分はいかがですか、マユさん。」

 目を閉じて下を向き、すすり泣きながらサヤカとみっちゃんの手指と口唇で何度も何度も極めさせられて意識が朦朧としていたアタシは、そう顎をしゃくられて涙でけぶる視界に宮本の姿を認めた。

「何回イキましたか?」
「13回です、ご主人様……」

 サヤカがそう答える。

「よく頑張りましたね、マユさん。
 もう私の奴隷になる決心はつきましたか?」

 アタシが、どうするかためらっていると、まだおっぱいに掛かったままだったサヤカとみっちゃんの手が動き始めた。

「ご主人様、この子の決心がつくまで私達おっぱいもみもみを続けようと思います……」
「マユ、いい加減素直になろうね……」

 ああ〜っっ! これは宮本のやり口そのものだ。親友2人の手で退路を封じられたアタシには、もう宮本の奴隷になる道しか残されていなかった。うんうん、と承諾の意を表すアタシのうなずきを見て満足そうな表情を見せた宮本は、サヤカとみっちゃんに言った。

「よく出来ましたね。
 では、ご褒美を差し上げましょう。」

 宮本がリモコンを取り出してバイブの快感を与えると、ああ〜、いい〜、と歓喜を隠さず表明した2人は口々に、ありがとうございます、ご主人様、と宮本に頭を下げ黒革T字帯の前部に両手をあてがい、モジモジとそのもたらす快楽に悶絶する様を見せた。

「気持ちいいですか?
 何度イッテもいいんですよ、そのまま味わわせてあげましょう。
 では、マユさんをオネンネさせて下さい。
 アンヨは広げて。
 新入りの奴隷さんの入会式にあなた達も参加させて差し上げます。」

 するとサヤカとみっちゃんは、再び、ありがとうございます、ご主人様と頭を下げ、股間の快感に全身をワナワナと慄わせながら、アタシの呪縛に掛かったような正座を解いて床に仰向けで寝かせて来たのである。一体「入会式」って何だろう? と13連続アクメの後で遠ざかりそうな意識の片隅で考えるが、サヤカとみっちゃんが脚を持って左右に大きく広げてしまうのにも、まるで抵抗出来ないのだった。そして宮本がアタシの広げられた両肢の先を手錠で重たいスチール机の足に繋いで人の字形の拘束が完成すると、少し落ち着き意識がまともに戻ると同時に何をされるのかと言う恐怖で、全身が総毛立つような思いになった。が、まだはかされていたセーラースカートの中のヒモパンツには、新たな花蜜がドッと浴びせ掛けられ、搾ったら洗面器一杯の汁が溢れるのではないかというような濡れ雑巾状態になっていたのである。

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