ヘンタイ教師
二次元世界の調教師:作
■ 21
「ああ〜っ!
ご、ご主人様あっ!
気持ちいいっ!
いっちゃいそうですうっっ!!」
「ア、アタシもおっ!
きつ過ぎます!
も、もう、たまんないいっっ!!」
宮本の持つリモコンが黒革T字帯の中で、女の子の股間の弱点に喰い付いたえっちな装置を慄わせてしまう効果は抜群だ。さっきまでアタシにまとわりついておっぱいを揉みほぐし続け、13回連続アクメと言う天国だか地獄だかわかんない状態を味わわせて来たサヤカとみっちゃんが、今度は自分達が狂う番だとばかりに、えっちな大声を張り上げながら悩ましく悶絶している。とうとう人の字形に固定されてしまったアタシは朦朧とした意識の中にもうっすらと目を開けて2人の親友の乱れる様を見て、その淫猥さに慄然とせざるを得なかった。とりわけ2人がまるでおしっこを我慢する限界が来てしまったかのように、両手で抑えている股間の縦に一筋喰い込んだ黒革の眺めが淫らそのものだった。わずかに膨らみの見えるその頑丈なT字帯の下の快楽装置が、今2人を追い詰めオロオロさせているのである。
上半身だけで人事不省に陥る寸前までの連続アクメを与えられたアタシは、甘美な毒が回ってジーンと痺れて言う事を聞かない体でも、放置されたミニスカの中が激しく疼いて刺激を欲しがり狂いそうになっているのを感じていた。これが宮本の仕掛けた狡猾な罠だ。今から何が行われるのかわからないが、アタシの体は抵抗するどころか下半身が今か今かと宮本の「いたずら」を待ち望んでいるのだ。観念したアタシは再び目を閉じたが、サヤカとみっちゃんが股間の快楽でよがりまくるえっちな声に耳を塞ぐ事は出来ないのだった。
「さっきあれだけイッテしまったのに、サヤカさんもミチコさんも欲張り屋さんですねえ。
マユさんが呆れてますよ。」
「ああ、だ、だってえっ!!」
「又おかしくなって来ましたあっっ!!
と、止めてくださいっ!
ご主人様あっっ!!」
「ミチコさんはまだしつけがなってませんね。
私におねだりが出来るのは、気持ちいい事をしてください、と言う時だけです。
やめて下さいなんて、ヘンタイでドえっちな奴隷さんの言葉ではありませんよ。」
「ああーっっ!!」
「ミチコさんは、どこが一番良いのですか?」
「……おしりいっっ!!」
「ヘンタイですね。
はい、お尻でおイキなさい。」
宮本がアナルバイブを強めたのだろう。みっちゃんは、たちまち恐ろしく強烈なアクメを告げて絶叫し、サヤカも煽りを喰って、イクーっっ!! と愛らしく悲鳴を上げていた。
「サヤカさんまで、だらしがありませんよ。」
「だ、だってえ……」
サヤカの声はアクメを告げる悲鳴までも男に媚びるがごとく、悩ましくも可憐さを失っていなかった。こんな甘えるような声を出されたら、アタシが男なら獣になって襲い掛からずにはいられないだろう。
「もうあなたは十分慣れたはずでしょう。
それなのに、そんなに簡単にイッテしまって羞ずかしくはないのですか?」
「だって……
どんどん良くなって来ちゃうんです……
もう私、駄目……」
どきっ。
大人しいサヤカの言葉は結構アタシにもショックだったか知れない。こんなヘンタイプレイに慣れるどころか、ますます深みに嵌って快楽の虜になると言う事だから……と、言う事は宮本の奴隷にされたが最後、二度と逃げる事も引き返す事も叶わず、コイツの前に「ご主人様」とはいつくばって、えっちな「ご褒美」を貰うのを幸福と感じる人生を送ると言う事だ。好きな男の人と結婚して、子供を産み、幸せな家庭を築く、と言った普通の人生とは決別しなければならないのだ。
「ははは、すっかりえっち好きになってしまったのですね。
お友達と一緒に奴隷になれば、もっとえっちな楽しいプレイが出来ますよ。」
アタシは嫌だあっ!
そんなの絶対……
「では、サヤカさんにもお好きな所にご褒美をあげましょう。
どこが一番気持ち良いのですか?」
「ああ〜……
く、クリトリス……」
「よしよし、いい子ですね、はい。」
「ひい〜っっ!!」
「駄目えっっ!!」
サヤカが「ご褒美」に歓びの悲鳴を上げると同時に、みっちゃんまで快楽を叫んでいた。恐らく宮本のリモコンが2人の黒革T字帯の快感装置を同時に動かしてしまうのだろう。そのため1人ずつ「ご褒美」を与えられてイカされるとすれば、必ず2倍の快感責めが待っているわけだ。「友達と一緒に」奴隷になってしまうと、こんなひどい目に遭ってしまうのだ。と、言う事は……アタシまで加わってしまうと、「ご褒美」の快楽も3倍と言うことになる。それじゃアタシ達仲良し3人組は遠からず「ヘンタイ教師」宮本の手で身も心もボロボロにされてしまうだろう。そんな事は絶対に許せない!
「おっとしゃがんじゃ駄目ですよ。
ご褒美は立って受け取るのが決まりですよ。
やり直したくなかったら、2人ともがんばって立ったままイキましょうね〜」
一体何をわけのわかんない事を言ってるんだ、とうっすら目を開けたアタシは、サヤカとみっちゃんがしゃがむ事を許されず、黒革の筋が入った股間を両手で抑えて艶めかしい悲鳴を上げながら悶絶している姿が物凄く嫌らしい眺めになってしまうのに気付いてアッと思った。
(立ったままイクのがこんなにえっちだなんて……)
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