ヘンタイ教師
二次元世界の調教師:作

■ 24

その時部屋の外からチャイムが聞こえた。昼休憩が終わり5時間目が始まるのを知らせる5分前の予鈴だ。宮本はアタシの股間を泡だらけにした刷毛を引き上げ、サヤカが口が開いた。

「あ、あの、ご主人様、チャイムが鳴りました。」
「余計な事を気にしないでいいんですよ。」
「でも、授業が始まってしまいます、ご主人様……」

 のんびりした口調で答えた宮本に今度はみっちゃんが口を挟んだ。そうだ、授業だよ授業。宮本は4時間目からはずっと授業だと言ってたではないか。

「準備が出来ましたから、オケケショリショリを始めますよ。」

 オイ! 女の子の下の毛を剃るために授業をサボる気なのか?! 教師の風上にも置けない野郎だ。教育委員会に訴えてやる! いや、やっぱそれより警察かなあ、とアタシは実現しそうにない事を考えていた。アタシ達がこの狂った「ヘンタイ教師」から解放された時、警察に駆け込んだり誰かに相談するような精神状態が保たれているだろうか? サヤカは駄目だ。完全に宮本に屈服してしまっている。アタシとみっちゃんに連れ込まれたトイレの個室で無理矢理問い質されるまで頑として口を割らず、宮本の犯している犯罪行為の証拠である黒革のT字帯まで見せながら、「私はいいの、このままで」とキッパリと言い放ったサヤカの姿が目に浮かんだ。

ではみっちゃんはどうか? 頑固に奴隷になる事に抵抗し、朝まで連続の3点バイブ責めと言う過酷な仕打ちを受けた末に、承諾するしかないシチュエーションを作り出されて奴隷に成ったばかりの彼女には、まだ宮本に対する抵抗心のかけらでも残っているのではないか? が、一番弱いアナルに集中攻撃を受けて「ご主人様」と言ってしまった後のみっちゃんは、驚くほど変わってしまった。自ら望んで「ご主人様」と宮本を崇め、親友であるアタシにえっちな行為を仕掛けて一緒に奴隷になろうと誘って来る始末なのだ。

 恐らく2人は処女を奪われ長時間に渡る「調教」の結果として、宮本に身も心も捧げてしまったのだろう。非処女で、えっちに対して抵抗を持たないはしたない体を持つアタシが、あの黒革T字帯を装着される頃には、もう宮本に心身ともに征服され「ご主人様」に逆らおうなどと言う気は雲散霧消しているであろう事は火を見るよりも明らかなのではないか。

(ああ、もう……
 やるなら早く好きにしてよおっ!)

 そう。もう既にアタシの体は完全に宮本の思う壺通りに心を裏切り、女の子の部分が欲しい欲しいとざわめきながら、とめどなくえっち汁を吐き出しパクパクと口を開いてアイツを求めているのだ。今宮本に授業に行かれてはアタシの方が参ってしまう。心が折れてサヤカ達と一緒に喜んで宮本の奴隷に成り下がるのは、時間の問題だろう。

「では助手さんに手伝ってもらいましょう。
 サヤカさん、こちらに来て下さい。」
「はい、ご主人様。」

 T字帯のバイブの快感でアソコを両手で抑えながら、色っぽくお尻をモジモジさせながらサヤカがやって来た。一体何をされるのだろう? この子達の手で強烈な連続アクメを味わわされたアタシの体は、はしたない期待でますますえっちに燃え上がってしまうのが感じられた。

「オケケを剃る時邪魔ですから、この出っ張りを指で摘んでどけといて下さい。」

 ええっ?!
 そ、ソレって、まさか……

「マユちゃん、痛かったら教えてね。」

 サヤカの指が、ソッと包皮をめくりクリちゃんを摘んで来た瞬間、刷毛どころじゃない強烈な快感の火花が散って、アタシは手錠を引き千切らんばかりの勢いで体をエビゾリにし、却ってその部分をサヤカの手指に押し付けるような格好になってしまった。口が塞がれてなかったら、廊下にまで聞こえるような大声が出てしまったに違いない。

「ミチコさんも来て下さい。」
「はい、ご主人様。」

 え〜っ、まだ何かあるのお!? サヤカのクリ摘みでもうギブアップ寸前のアタシは、気が遠くなりそうだった。ただ軽く摘んでるだけなのに、柔らかい女の子の手指は反則だ。すごい勢いでえっちな快感が込み上げて来て、遠からず弾けてしまいそうな予感でアタシの体は慄え上がっていた。

「あなたは指をお尻に入れてクニクニしてあげて下さい。」

 そんなの毛剃りに関係ないじゃない! それに何で「クニクニ」まですんのよお!

「マユさんのお尻が慣れて来たと思ったら、そこの丸い容器を2個分入れてあげて下さい。
 奴隷さんの入会式は、オケケを剃るのとお浣腸が決まりですから……」

 思い出した、あれは「イチジク浣腸」だ。これもちっちゃな子供の頃、何かの病気で入院した時使われた覚えがある。幼な心にもすごく嫌で泣いてしまったのだけど、確か1個であっと言う間に効き目があったはずだ。2つも使う必要があるのだろうか。

「わかりましたあっ!
 ご主人様っ!」

 みっちゃんの声が弾んでいる。それは明るくて元気ないつものみっちゃんの調子だけど、友達に浣腸なんかするのに、そんな楽しそうにしないでよ! でもみっちゃんはさっさとサヤカの隣にうつ伏せで入って来ると、手を伸ばしてアタシのアソコからえっち汁を掬って濡らした指を、ズブリとお尻の穴に突き入れて来た。アン! お尻の穴をつぼめて拒否しようと思ったのに、サヤカのクリ摘みが気持ち良過ぎて、どうにも力が入らなかった。それに……わ、ヤバイ。アタシはアナルでえっちな事をするのは始めてなのに、気色悪いと思ったのは初めだけで、いきなりアブない快感を感じてしまった。どんだけえっちに出来てるんだろう、アタシの体は。

「ははは、私も一寸入れて下さいよ。
 オケケ剃りを始めますから。」

 T字帯のバイブの快感でプリプリのお尻をピクピクと嫌らしく慄わせながら、うつ伏せで並んでアタシの股間に手を伸ばしているサヤカとみっちゃんの間に割り込むように宮本は座り込むと、早速持って来たカミソリを当てがって来た。

 こうしてアタシが奴隷にされる「入会式」と称した、恥毛剃り取りと浣腸と言う屈辱的な行為が始まったのである。

 サヤカとみっちゃん、そして間に割り込んだ「ヘンタイ教師」宮本の頭が押し合いへし合いしながらアタシの股間に顔を埋めて3つの頭が並んでいる眺めはきっと滑稽だったろう。宮本に至ってはアタシがおしっこと愛液でベトベトにしたヒモパンツをかぶっている、情けない格好なんだし。だけど、柔肌にカミソリを当てられ、クリを摘まれ、お尻の穴に指を入れられたアタシには、とても笑うような余裕はなかった。

「サヤカさん、せっかくだから、クリちゃんを優しくモミモミしてあげて下さい。
 ミチコさんはお尻クニクニですよ。」

 お尻の方まで生えているアタシのボウボウの剛毛を前にキラリと光る鋭利なカミソリの刃を一番毛の端っこに当てがった宮本が、さっさと剃ればいいのに、そんな余計な事を言う。が、わかりました、ご主人様、と言う決まり文句と共に、それまで遠慮がちでおっかなびっくりにアタシのクリちゃんを摘んでいるようだったサヤカが、素晴らしいテクニックを発揮してアタシのはしたないお豆を弄り始めたのである。ただ摘んでいるだけだった親指と人差し指がごくわずか微妙にブルブル慄え始め、力を入れたり緩めたり絶妙のタッチでクリちゃんをモミモミされると、アタシは余りの心地良さで慄え上がった。

 サヤカは一体いつの間にこんな凄いテクを覚えたのだろう。少しでも無理な力が入れば途端に痛くて冷めてしまうクリちゃんに痛みを覚えさせないよう絶妙の指捌きでかわいがる、なんて芸当は相当1人えっちをやりこんでいないと出来ないように思うのだ。毎晩指を使ってるアタシと違い、クソ真面目な優等生で性に目覚めてもいない小学生みたいだったサヤカの事だ、恐らく宮本に調教される中で1人えっちを演じさせられ、そこでクリ弄りも教えられたのだろう。ああ、いい! すっごくいいよ……アタシはあの真面目っ子のサヤカも、こんな風にクリを弄って楽しんでたのか、と思うと、ますます快感が高まってどんどんのっぴきならない状態に追い詰められて来るのを感じていた。

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