ヘンタイ教師
二次元世界の調教師:作

■ 25

「動いちゃ駄目ですよ、マユさん。
 大事な所が血だらけになっちゃいます。」

 だ、だったら、サヤカにクリ揉みなんかさせないでよおっ! 宮本のえっちな計算に基づく嫌らしい毛剃りのやり方にアタシはもう参ってしまった。いよいよ柔肌に当たってた冷たく危険な感触のカミソリが、ゆっくりと毛剃りを始めて来ると、その屈辱と大事な場所に刃物を当てられている恐怖がグッと胸を締め付け、サヤカのクリ弄りでひくひくおののいてしまいそうになる股間をじっとしていなければならないのは、血が逆流するような凄まじい興奮を引き起こして来た。

「マユちゃんのクリちゃん、すっごくおっきい……
 ヒクヒク歓んで、もっと膨らんで来たよ、えっちなんだあ……」

 えっちなのはアンタでしょ! ああ、いい! とってもいいよ、サヤカ。もう天国だよ……うう、ヤバイよ、マジで激ヤバだよ。クリちゃん摘まれて毛を剃られながらイッチャウなんてヘンタイそのものだ。だけど……もうアタシの頭は快感でトロトロにとろけていた。

「マユのお尻の穴だって、かわいいよ。」

 ゾゾッ!

 みっちゃんまでそんな事を言うもんだから、そちらにも意識が行ってしまい、いつの間にかみっちゃんの指でクニクニされてるアナルも無視出来ないくらいの快感に育ってしまっているのに気付いてしまった。だ、駄目だよお……アタシお尻なんか弄った事なかったのに、ウンチする汚い穴が何でこんなに気持ち良くなっちゃうのよ!

 ビシャーッ!

 カミソリの恐怖と、クリとアナルの素晴らしい快感が相乗効果で1つに溶け合い、頭が真っ白になったアタシはとうとう体がスパークしてしまった。その瞬間失禁したのか? と疑われる位大量の液体をアタシのアソコは吹き上げて宮本の顔に掛けてしまったようだ。もちろん「ヘンタイ教師」宮本は大喜びだろう。

「マユさんが気持ち良くイクとクジラみたいに潮まで吹いてしまうんですね。
 お友達もビックリしてますよ。
 思った通りえっちな体です。
 ど淫乱なんじゃないですか。」

 ああ……もうその言葉に全く反論の余地はなかった。宮本の毛剃りのスピードは相変わらず焦れったい程ゆっくりで、まだちょっとしか剃り終わっていない。サヤカとみっちゃんはアタシが気をやって潮まで吹いてしまったのに、指を離してくれずすぐに愛撫を再開して来るのだ。この分では一体何回イカされてしまう事やらわかったものではなかった。

 それにしても宮本の「ヘンタイ教師」ぶりは大したものだ。快感に染められて潮まで吹いてよがっているアタシの股間に、あくまでゆっくりゆっくりとカミソリを使って来るのだが、よくこんな据え膳状態のカワイコちゃん(またまた注:アタシだよ。悪いか!)を前に我慢が出来るものだ。それがもうすぐ50になる宮本の年齢のおかげなのか、単なる性癖なのかはわからないが、体が完全に燃え上がってしまったアタシの方が音を上げて叫び出したい気分だった。

(こんな事サッサと切り上げて、アタシを抱いて!
 アンタの汚いチンポをアタシに入れてよおっっ!!)

 が、口を塞がれたアタシに、そんな「おねだり」を口にする術はない。でも、もし口が利けても聞いてはくれないだろう。こんなにハッキリと潮まで吹いてよがりまくっているアタシが、体を開いて男を迎え入れる態勢になっているのは、宮本にもわかっているはずだ。それでも、自制を失わず黙々と地道な作業に精を出す宮本が犯してくれた時には、たぶんアタシは嬉しくてきつく抱きつきチンポを喰い締めてしまい、もうこの男に対する憎悪のかけらも消えてしまっている事だろう。それから後は2人の親友と同じ道だ。コイツの事を「ご主人様」と呼んでひれ伏し、黒革のT字帯で排泄と快感を支配されて、「ご褒美」を貰うためにお尻を振って媚態を見せる、犬のようなメス奴隷になってしまうのだ。でもそれはアタシにとっても望む所だ。こんなど淫乱な体が宮本の与えてくれる快感を求めて、心までが「ヘンタイ教師」に支配されてしまうのだ。

 ああ、ま、又、来てしまった……
 イ、イクウウウッッッ!!!

 2回目のアクメはさらに甘美にアタシの体に打ち響き、ビューッと盛大な潮吹きもますます高くまで上がった。もしかすると残っていたおしっこが一緒に出ているのかも知れない。

 こうしてアタシが4回、5回と気をやりとめどなく潮を吹き続け、頭の中がドロドロにとろけてしまって毛剃りの方も半分くらい進行した頃、みっちゃんの指がスルッと引き抜かれた。ホッとしている場合ではない。予想通り今度は「イチジク浣腸」の細い管が指に替わってズブズブと入れられた。もうすっかり緩んでしまったアナルに、指より細いその管を入れられる事には何の抵抗もなかったが、チュルチュルと生暖かい液体が注入され始めると、そのおぞましさはみっちゃんの指の比ではなかった。みっちゃんは宮本のスローペースに合わせて、ホンの一寸ずつチュルッ、チュルッと間を開けながら「浣腸」を施して来たのだけど、これが又たまらなかった。まるでその度に体の中が少しずつ穢されるようで、猛烈な嫌悪感がこみ上げて来るのだが、いつの間にかそれすらも絶大な心地良さに取って替わられ、グッと心臓を締め付けられるような快感が生じていた。こうしてまるで麻薬でも使われたような極度の興奮状態の中、アタシはさらに何度も何度も気をやり、まとわりついた3人の体を「潮吹き」で濡らしてしまっていた。

 恐らく10回は絶頂に達してしまっただろうか。ようやく毛剃りと浣腸を終えた3人は手指を離してくれたのだが、立ち上がって陰毛の処理が終わったアタシの股間をしげしげと眺めながら掛けて来る3人の言葉が、アタシの胸にグサグサと突き刺さった。

「マユちゃん、カワイイ!」
「つるつるになって赤ちゃんみたい……」
「赤いポッチリがばっちり見えちゃってるのが、えらく卑猥ですねえ。」

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