ヘンタイ教師
二次元世界の調教師:作

■ 27

 人の字縛りで床に仰向けに寝そべっている格好のまま排泄させられたアタシの汚物は、通常の倍と思われる浣腸液を入れられて腸が捻れるような激痛を我慢させられた後だったために、経験した事もない程大量で、それを後始末されずしばらく放置されたアタシは余りの屈辱で、大粒の涙をボロボロ流しながら泣きじゃくっていた。

 その間サヤカとみっちゃんは、宮本によって黒革T字帯のバイブ責めという「ご褒美」を授けられ、立ったままアクメに達する決まりをみっちゃんが守れなかったため、結局2人ともかっちり3回のアクメを立ったまま迎えさせられていたのだけれど、お尻や太股にベットリと冷たい自分の排泄物を付けて汚辱の極みに泣きじゃくっているアタシの目には、彼女達と宮本との「ご褒美」プレイが何とも魅力的に映るのだった。

(ああ、アタシも仲間に入れて……)

 それはこのおぞましい排泄物まみれの地獄から逃れたいと言う気持ちだけではなかった。もうハッキリアタシの女の部分が満たされない欲求に激しく疼き上がって、宮本の奴隷になりあの黒革T字帯を味わってみたい、と言う悪魔の誘惑に心が屈しようとしていたのである。

 何しろあの中には、剥かれたクリちゃんにピトリと吸着して振動してくれるイボイボがあり、そして男の人のモノそっくりで気持ち良さそうなイボイボまで付いた人造ペニスが、アソコだけでなく今快楽に目覚めてしまったアナルにまで入り込んで、宮本の持つリモコンで強弱自在に「ご褒美」として蠢き装着者が大声でよがりながら次々に達してしまうような、素晴らしい快感をもたらしてくれるのである。

 吐き気を催すような自分の排泄物の猛烈な悪臭が立ちこめる汚辱の中で号泣しながら、思った通りサヤカやみっちゃんよりずっとたやすく宮本に屈服してしまう決意を固めていたアタシの前に、「ご褒美プレイ」を終えた宮本がサヤカとみっちゃんを引き連れてやって来た。親友2人は両手に何枚もの新聞紙を持ち、宮本はアタシのヒモパンをいまだにかぶったままだ。ああ、この「ヘンタイ」丸出しの男をアタシは今から「ご主人様」と呼び、奴隷として仕えて行く事になるのか……そう覚悟を決めてしまうと不思議と気持ちが落ち着き、アタシは泣きやんでいた。

「マユさんのウンコを新聞紙にくるんで下さい。
 なるべく残さず体に付いてるのも奇麗に拭き取って。
 お尻の穴の中だけは私が清めて差し上げます。」

 そう指示を受けたサヤカとみっちゃんは、3回極めたアクメの余韻で桜色に顔を染め、まだ弱いバイブが残されているらしき黒革T字帯の喰い込んだプリプリのお尻を、気持ち良さそうにブルッブルッと揺さぶりながらアタシの汚物処理を始めて来た。ああ、羨ましい。アタシもあのバイブが欲しいよお……

 この時のアタシは性的快楽で歓喜の潮を吹き上げながら排泄したショックで魔が差し、危うく人生を棒に振る所だったのだ。

「マユちゃん、気にいないでいいんだよ。
 私たちが奇麗にしてあげるから。」
「みんなコレを経験してご主人様の奴隷になったんだよ……」

 サヤカとみっちゃんはそんな事を言うと優しく微笑んで、丁寧に新聞紙でアタシの汚物の処理をしてくれた。大きなモノを新聞紙にくるみ、余った紙でアタシのお尻や太股に付着した汚れをゴシゴシと拭いてくれたのだ。もちろんその程度で完全に汚れが取れるわけではなかったが、後でお風呂に入れば問題ないだろう。え? アタシ、普通にお風呂に入れるのだろうか? あのT字帯付ける前に洗わなきゃ汚いよねえ……何ていつの間にかアタシはもう、T字帯まで付けられるつもりになっていた。全くどうかしている。

 宮本は2人から大きな新聞紙の包みを受け取ると、それを嬉しそうに机の一番下の大きな引き出しに入れた。オイオイ……そんなの入れたら臭くてたまらないだろうに。サヤカやみっちゃんのもコレクションしてるのだろうか?

「サヤカさん、ミチコさん、ちょっと手伝ってください。
 マユさんのお尻の穴を清めますから。」
「はい、ご主人様。」
「どうすればいいでしょうか、ご主人様。」

 アタシの体の中で唯一汚物が残されて気持ち悪いなと思っていたお尻の穴だ。みっちゃんの話を聞いていたから、宮本がどうやってソコを清めるつもりなのか予想はしているものの、いざ本当にそれを受ける段になると、そのおぞましさでアタシはおののかざるを得ない。が、宮本がやっと机の足に繋いでいた手錠を外してくれた時、アタシの脚は萎えてしまって力が入らず、サヤカとみっちゃんは片足ずつ持つと、それをまるでオムツを変える赤ちゃんのような格好で折り曲げてしまった。そしてその脚の間に顔を埋めて来た宮本の目の前には、アタシの汚物が詰まったお尻の穴が晒されていたのである。

「美味しかったですよ、マユさん。」

 それが終わってから呟く宮本にアタシは猛烈な嫌悪を感じるはずだった。少なくとも、舌の蠢く感触を初めに感じた時にはおぞましさしか感じる事はなかったのだ。が、みっちゃんと同じで、宮本の舌でイカされてしまった今となっては、不思議な感慨で体がフワフワと浮き上がる感じで、どうしてもコイツに対する憎悪を呼び起こす事は出来なかった。それでいいのだ。なぜならアタシは、これからこの男を「ご主人様」と呼んで奴隷となるのだから……

「さて、もうこれはいいでしょう。」

 宮本がさんざんアタシに屈辱を味わわせたボール状の口枷の鍵を外し、涎まみれのぼールを外してくれた。

「さあ、どうですか、マユさん、入会式は終わりました。
 私の事をご主人様と呼んで下さい。
 そうすればご褒美を差し上げましょう。」

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