学校反省性活指導
二次元世界の調教師:作

■ 2

「んんっ!
 んっ!」

 すると藤田は塞がれた口元から精一杯何か声を出そうとした。いつ気絶から回復したかはわからないが、少なくとも2時間は天井から首輪吊りという非常に辛い態勢を我慢させているのだ。シクシク泣いて大人しくなっているかと思えば、怒りに燃えた目で私の方をカッと睨み付け、まだまだ元気一杯の様子である。面白い。不良女子の「調教」はこうでなくてはな。私はこの人の道を外れかけた不良少女が容姿のみならず、勝ち気な性格まで私好みである事がわかって、サディスティックな欲望がムラムラと込み上げて来るのを感じていた。

 「落として」しまってグッタリとなった藤田に、私はまず口枷を噛ませ両手は背中で手錠を掛けると、首輪を嵌めて天井から繋がったチェーンで吊した。そして鎖を調節してほとんど身動きが取れない状態にすると、部屋を出て鍵を掛け昼休みまで放置したのである。恐らく首輪に引かれる苦痛で藤田はさほど間を置かず気を取り戻した筈だ。ただ立っているだけでも2時間以上はキツイだろうが、首輪に吊られてほとんど動けず、直立不動の態勢を保ち続けるのは、相当な苦行である。だからそれに耐えてまだ私に対する敵愾心を露わにして見せる藤田は大変な根性の持ち主と言えるのだが、こういう跳ねっ返りの生意気な女子を大人しくさせるのは、私のお手のものだ。

 さあ、いつまでそんなつまらない虚勢を張った態度を続けられるかな? 苦痛には耐えられるかも知れないが、女子を大人しくさせるには別のやり方があるんだよ……まあ、すぐに思い知る事になるだろう。私は股間が痛い程張り切ってジャージの前に見事なテントを作るのを感じた。妻に対してはそんな欲情を覚える事はとんとない私だが、男とは仕方のないものだ。これは浮気などではなく、教育者としての立派な仕事なのだと、私はへ理屈をこねてこれから行おうとしている行為を正当化した。

 が、まずは腹ごしらえだ。ハラが減っては戦は出来ぬ。私はこの部屋に持って来ていたかばんから愛妻弁当を出すと、それを持って藤田の真っ正面にあぐらをかいて座った。完全に校則違反の短か過ぎるスカートをはいた藤田の下半身をローアングルから眺めて辱めながら昼食を取ってやろう。服装の乱れは心の乱れと言う。自分がいかに破廉恥で扇情的な格好をしているのか、思い知らせてやらなければ。

 至近距離からまじまじと眺めると、藤田奈月は「美脚」と呼ぶにはかなり無理のある、ムッチリと若々しい肉の張りつめた下半身の持ち主だった。若さでピチピチと弾けそうな、と形容すれば好ましく聞こえるが、それはまともな格好をしている場合の話だ。道徳的のみならず美的観点から言っても、こんなミニスカをはくのはけしからぬ事だと思った。健康的なお色気などという段階を飛び越して、女子高生にはふさわしくない嫌らしい女のフェロモンをプンプン発散しているのだ。こんな淫らな太股を露出して見せ付けるクラスメイトがいては、男子生徒は大いに気を惑わされ勉学に身が入らない事だろう。もう50歳目前で、妻との性生活はとんとご無沙汰の私ですらクラクラして理性を失いそうな眺めなのだから。さらにチラチラと覗けるミニスカの奥からは、藤田がさっきチビってしまった小水の匂いが漂って来るようで、弁当を食べるのに適した場所とは言い難かったが、これも彼女をまともな生徒に更生させるためと思って我慢しよう。

「おい藤田、羞ずかしいか。
 そんなにスカートを短くしているから、覗かれるんだぞ。」

 私は弁当を食べながら、彼女の恥辱を煽り服装違反の反省を促すべく言葉を掛けた。最近の女子高生と来たら、見ている方が羞ずかしくなるようなはしたない丈のスカートにしてもまるで頓着しないのだから嘆かわしい。1つには彼女達が黒やグレーのパンチラ防止用の下着をミニスカの下に着用しているのが理由だろう。が、こうしてムチムチの嫌らしい太股を晒しているだけでも大いに目の毒なのだ。

「藤田わかるか?
 お前の口を塞いでいるのは、お前がションベンで濡らしたハーフパンツだ。
 これも校則違反だからな。」

 もちろん気付いていただろうが、自分のはいていた黒いハーフパンツ、それも失禁で汚してしまったものを口に詰め込まれた屈辱は相当なものだろう。本当はパンツの方がさらに恥辱的なのだが、明日からはパンツにしてやろう。藤田は露出した脚を辛そうにワナワナと慄わせている。私に向かってケリでも入れたいのかも知れないが、あいにく片脚でも浮かせるとそれだけ体重が掛かって激痛が首輪を襲うように調節しているから、2時間以上この体勢で我慢させられた女子の体力ではそんな狼藉を働くのは不可能だ。この首輪吊りは想像以上に体力を消耗させるのだ。

「ははは、パンツが丸見えだぞ、藤田。
 しかもションベンを洩らしてガビガビのがな。
 スカートをそんなに短くした罰だ。
 せいぜい羞ずかしい思いをして、反省しろ!」

 私がパンツだけはかせたままにしていたのは、藤田に羞ずかしい思いをさせるためだ。ノーパンの方が羞ずかしいと思われるかも知れないが、それは現実にはあり得ない事なので指導としては不十分だ。又個人的にも裸の女性などよりパンチラの方がそそられる。それは決してアブノーマルな心理ではなく、多くの男性に共通した嗜好であろう。藤田が黒いハーフパンツの下にはいていたのは、クマさんのプリントの付いた、不良少女には似つかわしくない子供っぽい白パンツだった。どうせ見られる事はないと思って、たかを括っていたのが良くわかる。スカートをはく女性なら、下着が目に触れても大丈夫なよう気を配らねばならない。そういう女性としてのたしなみも教えてやらねばならない。

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