学校反省性活指導
二次元世界の調教師:作

■ 5

 それから私は、藤田のブラウスの胸元をはだけさせ、パンツとお揃いのクマさんプリントのブラジャーをむしり取った。プルンっと転げ出た乳房は、思った通りかなりの豊かさで形良く張り出し、頂点の乳首は既に性的興奮でコリコリと勃起させていた。私は妖しげな薬剤入りの小瓶を出すと、オロナインのような軟膏を薄く延ばしながら彼女の乳房のすそ野から膨らみ全体に塗り込めていった。

「これはお前のような不良生徒を素直にさせるためのクスリだ。」

 藤田はそれを聞いて何とも言えない怯えたような表情を浮かべて、しつこくベタベタとクスリを乳房に塗り込める私を見た。女性を変な気分にさせる「媚薬」というものが存在する事を、バージンでもオナニーの経験は豊富な藤田も知っているだろうが、これは恐らく彼女の想像をはるかに上回る効果のある、舶来品のクスリだ。私はそれを薄く薄く引き延ばしなが左右の乳房全体に塗り込め、先端の乳首も摘んでしっかり塗ってやった。肉食主体の西欧の女性を責めるモノなので、日本人には効果がきつ過ぎると言われているクスリである。保健体育の教諭である私は多少薬物に対する知識があり、ネット直輸入で取り寄せたこのクスリを、妻に使ってみた事があるのだが、額面通りの効果があった、とだけ言っておこう。初老の域に差し掛かった妻は体に負担が掛かりすぎるのを嫌がり、こうして私は品行正しからぬ教え子の女生徒達の折檻に用いる事としたわけだ。苦痛ではなく快楽をもたらすものなのに「折檻」とは言い過ぎかも知れないが。

 私はそれから藤田の股間にもそのクスリをこってりと盛ってやった。バージンなので仏心から女の部分には入口付近しか塗らなかったが、そんなものは目でないくらい強烈な効果の媚薬である。その替わり藤田のオナニーで育ったと思われる大粒のクリトリスには剥き上げた包皮の裏側に至るまで見逃さず塗ってやった。さっき極めてしまった不良少女は、クスリを塗布する作業にも感じてしまってクリ豆に塗られる時にはビクビクと腰を弾ませて女の部分から愛液を噴出させる始末だった。

 こうして藤田の乳房と股間にこってりと媚薬を塗ってしまった私は、セーラー服を戻してやった。制服姿が最も輝く時期の女子高生だ。いきなり全裸に剥いてしまうほど、私は無粋ではない。

「少し仕事があるからな。
 しばらく1人で、こんな事になってしまった反省をしていろ。」

 私はそう言い残すと特別指導室を後にして、しっかり外から鍵を掛けた。他の生徒と交わらせないよう、知る人ぞ知ると言ったわかりにくい場所に隠れたこの部屋は、私にとって絶好だ。生徒はもちろん、教員仲間も好んで扱いにくい問題生徒に関わろうという奇特な人間はいないから、こうして私だけが持つ鍵で施錠しておけばまず中で行われている事が露見する事はなく、私も知恵を振り絞って藤田奈月の矯正に集中する事が出来ると言うものだ。

 本当はとりたてて仕事があるわけではなかったのだが、職員室に顔を出したりして適当に時間をやり過ごし、そろそろ藤田が音を上げているであろう頃合いを見計らった。母親が藤田を引き取りに現れる予定の時刻は夜7時。どうしても仕事の都合でその時間になってしまうと言う。勤務時間を超えた時間設定に、普通ならグチの一つも言いたくなるが、藤田の汗をとことん搾って更生させてやるつもりの私にとっては願ってもない状況である。時刻を見ると午後3時を回ったところだった。既に藤田を放置して1時間以上経過しており、塗られてから5分とたたず強烈な催淫効果の現れる、あのクスリを我慢させるには十分過ぎる時間のようだ。藤田が発狂してしまわないよう、そろそろ行ってやらねばなるまい。私はもちろん、生徒を折檻して精神に障害を引き起こすような犯罪行為に手を染める気は毛頭ない。

 満を持して戻った特別指導室の床の上で、人の字に拘束された藤田奈月は、やはり嵐のように体の中を吹き荒れる淫薬に冒されて、のたうち回っている様子だった。部屋の明かりを付けると、私の方を見た藤田の目は完全にアブないトリップ状態のようで、視線が宙に泳いで全く定まらない。

「藤田、待たせたな。
 大汗をかいているぞ。」

 私がそう言って藤田の富士額にビッシリと浮かんだ玉の汗をハンカチで拭いてやると、宙を泳いでいた彼女の視線が私の姿を認めたようだ。藤田の涙でにじみ狂気に片足を踏み入れていたであろう目に、理性の光が戻り、猛然と不自由な体をもがかせながら仕切りと言葉を発しようとする。

「んんんっっっ!!!
 んーっっっ!!!」

 もう大丈夫だろう。ここで私はようやく彼女の口に噛ませたハーフパンツの口枷を吐き出させてやった。

「せ、せんせいっっ!!」
「まだ気が狂っちゃいないようだな。」

 こいつ、ピンチになって初めて私の事を「先生」と呼ぶ気になったんだな、と詰まらない事を考えながら応答していると、藤田は必死で口走った。

「手を解いてえっっ!!
 お願いいいっっ!!」
「お前な、先生に対してそんな口の利き方しか出来ないのか?」
「て、手を解いて下さい……」

 藤田がすぐ素直にそう口にしたので、私は強烈な媚薬に苦しめられながら彼女がまだ正気で踏みとどまっている事、そして一時的に荒んでいるだけで、彼女の本性は決して腐っておらずまともな生徒である事を確信した。が、だからと言って私は容赦はしない。藤田を完全にまっとうな道に戻してやるため、心を鬼にして厳しく当たった。

「手を解いてどうしようというんだ。」
「あ、あの……
 体が変なんです。
 ああ、もう、我慢出来ませんっっ!!」
「答になってないぞ。」
「……オナニーさせて下さい……」

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