イカせ屋
二次元世界の調教師:作
■ 10
「スカートをめくってみな。」
「へい、わかりやした。」
娘の体がビクンと不自然に慄えるのがわかった。ユウイチの手がやや短めのスカートに掛かると、スラリと伸びたカモシカのような脚がおののいていた。
「何が見える?」
「白いパンツです。」
「オメエ、パンチラは興奮しねえか?」
「いえ、大好きです。」
「だろう?
もっとパンチラしやすくなるように、スカートをガッと上げてやれ。」
「んんっ!」
だんまりを決め込もうとしていた娘も、ユウイチがあり得ない程の長さの、太股は露わパンツが見えるギリギリと言う所までスカートを上げてサイドを止めてしまうと、何か言おうとして言葉にならない呻きを洩らした。
が、まともにしゃべれないのはもちろん、ボールギャグから冷たい唾液がこぼれて落ちるだけだ。
目の見えない女は、自分がどれだけ羞ずかしい格好にされ、惨めな立場に置かれているのか想像するよりなく、そして頭の中の想像は現実よりずっと膨らんでしまってますますのっぴきならない気持ちを掻き立ててしまうのだ。
「ユウイチ、おっぱいは好きか?」
「へえ、もちろん。」
「じゃ今度は胸元を緩めて、ブラが見えるようにはだけてやれ。」
ユウイチの手がセーラー服の胸元の邪魔な大きなリボンを取ってしまうと、女の美貌がさらに泣きそうに歪んだ。
わかったか、ユウイチ。いきなり裸に剥くなんざ、「イカせ屋」失格だぜ。こうやってジワジワと着ているものを剥ぎ、女の羞恥心を煽り立て興奮させてやるんだ。
そしてそれはもちろん、こちらに取ってもお楽しみの時間だ。ユウイチもそれはわかるようで、まるで飢えた獣が獲物を前にしたように鼻息も荒く目はギラギラして、ズボンの前は小山のように張り切らせている。
俺が見張っていなければ、間違いなく女に襲い掛かっているだろう。そこを我慢するのが、「イカせ屋」修行の第一歩と言っても良い。
ともあれ何とか自制を保ったユウイチの手によって女の胸元はだらしなく緩み、白いブラジャーと乳房の膨らみがわずかに覗ける、扇情的な眺めが露わになった。
手足の長い八頭身美人にしては、意外なくらいに豊満な胸に、ユウイチはゴクリと音を立てて唾を飲み込んでいる。
いいぞユウイチ。お前が興奮してチンポを勃ててしまっている事を、五感を通じてはね返りの家出娘に伝えてやるんだ。
「よし、ユウイチ。
俺の隣に来て座れ。」
立たされている娘のすぐ前に陣取り胡座をかいて座ると、女性としては長身の彼女をローアングルから眺める絶景を楽しむ事が出来る。
短か過ぎるスカートの下からハッキリと白いものがチラチラと覗けて、男心をくすぐって止まない悩ましい眺めだ。
パッと見るとスラリと長いため細身に見えた娘の真っ白いすべすべの脚は、至近距離で眺めると若さに溢れた健康的な肉がミッシリと付いており、ムチムチした太股の嫌らしさは、俺でさえ唾が余計に出て弁当を食べる差し支えになる程だ。
「どうだユウイチ。
裸もいいが、こういうのもいいだろう。」
「さ、最高っす。
メチャ興奮するっす……」
若者風にしゃべり口調が乱れて気になったが、それだけ本気で興奮しているらしい。
長身でスタイルの良い娘は、この破廉恥なセーラー服姿が実によく嵌って、俺の股間もムズムズするのを感じたくらいだ。
「じゃあ、お嬢さんのパンツとブラを見ながら、せんずってやれ。」
「わかりやした!」
コイツ、今日何発目なのか知らないが、すぐにズボンをずらしてシコシコやり始めた所を見ると、まだ全然平気なのだろう。全く恐れ入った絶倫ぶりだが、俺とて若い頃はそうだったのだ。
それにこんな素晴らしいオカズを前にして勃たないようでは困る。残念ながら俺は不十分な固さにしかならないが。
■つづき
■目次
■メニュー
■作者別