下着泥棒
二次元世界の調教師:作

■ 6

「勉強は出来るし、色が白くて美人で背も高いなんて……
 私なんかバカだし、色黒でかわいくないし背も低いの……」

(そんな事ない。
 沙織はとってもカワイイし、何でも上手に出来る子じゃないの……)

 沙織がそんなにひがんでるなんて思わなかった。私はおぞましい、と感じてしまったこの妹に、本心からそう言葉を掛けてやりたいような優しい気持ちが回復していた。

「おっぱいだってこんなに大きくて形がいいし。
 でも、お姉ちゃんのキレイな体は、もうアタシのものよ。」

 そう言った沙織が手の動きを再開すると、たちまち私はさらにグッと良くなってしまったのを感じ、完全に妹に身を委ねてしまってた。そして沙織は顔を横から出すと、乳首に唇を被せてチューッと強く吸い上げて来た。

 強烈な快美の電流に貫かれた私は頭が真っ白になり、体がビクビクと激しく慄えてた。

「イッチャッたんでしょ、お姉ちゃん。」

 浴室で沙織に乳首とクリトリスを洗われて、イク、と言う事を始めて知った私だったが、こんなに怖いくらい強烈な感覚は始めてだ。

「ねえ、おっぱいだけでイッチャウなんて、どうなの、お姉ちゃん?」

 もう体から離れてくれた沙織が意地悪くそう言うと、冷静になった私は羞ずかしさで頭がクラクラした。私はオナニーさえした事がなかったのだ。そんなえっちな子のわけがないではないか。

「違うわよ、イッテなんかない……」

「素直じゃないなあ、お姉ちゃん。
 もう1回試してみる?」

「はあんっ!」

「もう声出てるよ、香苗姉ちゃん。」

 沙織が再び自分の胸の膨らみを私の背中に押し付けながら、前に手を回して来るともう私は観念するよりなかった。嫌になる程えっちな声が出てしまい、どんどん良くなってしまう体をどうしようもないのだ。

「イク時はイクッて言ってね。」

 沙織にそう囁かれ、乳房を揉みながら乳首を吸われた私は、ついに「イク」と口にしていた。

「素直になってくれて嬉しいよ。
 もうキス出来るでしょ。」

 もう駄目だった。下から背伸びして突き出して来る沙織の唇に、私は口を与えてしまう。妹の手が乳房に掛かったままなのでその口づけも恐ろしく甘美に感じられ、血を分けたきょうだいなんだと言う背徳を突破した私は、ウットリと目を閉じて沙織と口を吸い合っていた。

と、今度は沙織の片手が乳房を離れて下へと向かう。私がハッとすると、唇を外した沙織が言った。

「下を弄ったげる。」

 再び顔をグイと引き寄せられた私は唇を奪われ、必死で両脚をとじ合わせようとするが、沙織の手指の侵入を防ぐ事は出来ない。あっと言う間に一番感じる芽を探り当てられた私は、すぐに体中がトロけてしまうような心地良さに包まれ始めた。

(ああ……
 沙織……
 好きよ……)

 沙織のクリ弄りはやっぱり凄く上手で、まるで私の感じるツボを心得ているかのようにクリクリと指ではしたない蕾を転がされると、私は体の奥からドクドクと滴るものを感じた。そしてついに、このかわいい妹の事を「好き」だと言う本当の気持ちが暴かれてしまったのだ。

 そう。私も本当は、沙織とこうなる事をずっと望んでいたのだ。でなければ、こんなにも妹の手指に感じて、全身全霊が打ち震える程の歓びを覚える筈がないではないか。

 沙織に弄られるクリトリスがビクビクとおののき、私の花唇はとめどなく噴出する熱い滴りで彼女の指を濡らす。揉みしだかれるおっぱいからも、情熱的なキスを交わした口からも、甘美な興奮が私の全身を包んで、沙織の指で一際強烈な快美の矢を股間に打ち込まれた私は、激しく極めていた。

「こんなに感じてくれたんだね、お姉ちゃん。
 アタシ、嬉しいよ……」

 沙織はクリトリスを刺激していた手指を私の火照った顔に触れさせ、私がまるで失禁したかのごとく滴らせてしまったおツユの冷たさを感じさせると、体を離し私の正面にひざまづいて来た。

「お姉ちゃん、アンヨを開いてよ。」

 沙織が私の捩り合わせてた脚の合わせ目を正面に眺めながら、そんな事を言うと、再び私は全身が慄える程の興奮に見舞われる。もう、このイケない悪戯を仕掛けて来る、オテンバな妹を拒絶する事など出来なかった。

 私がワナワナと慄えが止まらない脚を緩めて少し開いてやると、沙織が膝小僧から太股の辺りに顔をすり寄せて来た。

「香苗姉ちゃんって、ホントにアシが長いよね〜
 いいなあ〜
 モデルさんみたい〜」

 沙織の顔が下肢を上がって羞ずかしい部分に近付くに連れて、私は興奮が極まって心臓がバクバクし、さらに体奥からドクドクと熱いものが込み上げて来るのを感じていた。

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