下着泥棒
二次元世界の調教師:作

■ 7

 とうとう沙織が顔を股間に埋める形になった。私の脚は彼女が弄り易いようにやや開いており、沙織の視線と熱い吐息を感じるといろんな箇所がカーッと火のように熱くなってビクビクおののいた。

「お姉ちゃん、毛がフサフサだよ。
 今度アタシが剃ったげる。」

 そんなとんでもない言葉を口にした沙織が、濃い陰毛をかき分けるようにしてさっき指で弄り回された感覚の塊を露わにすると、フーッと息を吹き掛けて来る。途端にその部分がヒクヒクする鮮烈な感覚に私は、ああ〜、と声を洩らしていた。

「お姉ちゃんのココって、アタシのより大きい。
 きっとえっちなんだよ、いいなあ〜」

(ば、バカ!
 そんなのホメられたって嬉しくないよ。
 でも、私の体ってえっちなんだ……)

「ねえ、お姉ちゃんって、やっぱバージン?」

 ウンウンと大きくうなずくと、沙織の両手の指が伸びて来た。大切な場所がゆっくりとこじ開けられる感覚。その頂点では「えっち」なクリちゃんがヒクヒクと慄え、柔らかく広げられた女の部分からドロリと液体が溢れ出て太股まで伝い落ち始めた。

「じゃあ、あんまり指入れられないね。
 ちょっとだけ。」

 沙織が私の中に人差し指の第2関節くらいまで含ませて来る。

(バージンなのに……)

 始めての異物の感触に私はショックを覚えたが痛みは全くなく、沙織の指がクニクニと動いて来ると快感まで覚えて参ってしまった。

「お姉ちゃん、ナメたげるね。」

「沙織っ!
 あ〜っっっ!!!」

 沙織がクリトリス付近に唇を押し当て、指を軽く動かしながら下と唇を使われると、股間が本当にトロけてしまいそうな気持ち良さに、私の口からはメチャクチャにえっちなよがり声が迸った。もう妹に愛されてるなんて後ろめたさはみじんも感じない。

 沙織の指と舌と唇は共同作業で、羞ずかしいくらいビッショリ濡らしてしまった私の花唇を、1枚1枚襞をくつろげてラブジュースを残らず舐め取るかのようにすみずみまで舌を這わせて来る。すると私は心臓を真綿でグッと締め付けられるような興奮と快感で、ますます滴らせてしまうのだ。

 そして時折思い出したかのように、チロリとクリちゃんを舐めて来る舌の心地良さと言ったらなかった。私は余りに素晴らしい快感の連続に、沙織の顔までベトベトに汚してしまうくらい歓びの潮を吹き上げ、激情に任せて何度もアクメを覚えていた。

(こんなに気持ちいいんだったら、私もう、どうなったっていい……
 で、でも、これから一体どうなるのかしら……
 私はどうしたらいいの?)

 ようやく沙織が股間から離れ、私も洩らしてしまった液体で汚れた顔と、私のアソコをティッシュで始末してくれた時、私の頭はジーンと甘美なもので痺れ切って、そんな捨て鉢な感情が断片的に浮かぶばかりだった。

 朝ごはん作って来る、と言って沙織が脱衣所を出ると、しばらくして正常な理性を取り戻した私は、全裸のまま手錠と首輪で拘束され、まだ自分より子供だとばかり思っていた妹に愛されて、凄まじい狂態を晒してしまったのは現実の事なのかと信じられない思いになった。

 が、一歩も動けないよう首と手にガッチリと喰い込んでいる、冷たい金属性の拘束具の感触は、紛う事のない現実そのものだった。改めてもがいても痛いだけで、どうにもならない我が身の惨めさに再び私の目には涙が滲んで来た。

「服着せたげるね。」

 帰って来た沙織は私の夏服セーラー服と、私の物でない下着を持っていた。

「アタシはほら、お姉ちゃんのブラとパンツを着けてるの。」

 沙織がわざわざホームウェアをずらして、私の物だった花柄の下着を見せて来た。私の洗濯する筈だった汚れた下着を盗んだ沙織は、ずっとそれを身に着けているのだ。そんなおぞましい変態的行為なのに、胸がキュンとなりアソコが熱くなった。私も変態の仲間入りだろうか。

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