淫蝶
二次元世界の調教師:作

■ 4

「さ、もういいでしょう、欲求不満の吉野先生」
「ああ……」

 早朝の校長室で全裸になり、自ら校長先生と繋がって思いを遂げた私は、名残惜しく椅子から降りました。

「それでは蝶を着けてあげましょう。おさねを剥いて準備なさい」
「はい……ああ、羞ずかしい……」

 私は全裸にハイヒールだけと言う格好で少し脚を開いて校長先生の正面に立ち、羞ずかしいワレメちゃんを自分の指でくつろげると、慎重に鋭敏な感覚の塊にかぶさった包皮をクリンと剥き上げました。

「それにしても吉野先生は抜けるような美白ですな。やはりハーフだと違う……本当に素晴らしい……」

 校長先生がそんなことをおっしゃいながら、私の垂れ気味の両乳房に指で媚薬クリームを塗り込めて来られます。私をこんなはしたない女に堕としてしまった忌まわしいクスリなのですが、色白で血管までうっすらと浮き出ている乳肌に心地良く成分がスーッと染みて来ると、私は羞ずかしいことに放課後のプレイへの期待で大き過ぎるグミの実みたいな乳首をますます固くしてしまいます。そしてその2つの突起に、校長先生は青い「蝶」を着けてくれました。

「あ! ……ああん……」

 私の両胸の先に止まった「蝶」は、乳房を半ば近く隠してしまうほど大きく、羽根の裏側にあるバネ式のクリップが乳首をキュッと噛んでいるのです。初めて着けて頂いた時は涙が出るほど痛かったのですが、すっかり淫蕩にされた今の私の体はジンジン響いて来る「蝶」が止まった疼痛さえも快楽に変えてしまいます。おまけにこのクリップは常にジーッと密かなバイブレーションを起こしており、力が加わると振動が強まる仕掛けでした。

「花の種にもう一匹止まりますよ」
「あ〜っっ!!」

 校長先生が私の前にひざまづいて、もう1匹の「蝶」を私が指で剥いて準備していた「花の種」に止まらせてくれると、摘れてバイブの掛かる素晴らしい快感に私は悲鳴を吹きこぼすのが我慢出来ません。

「そんなイヤらしい声で英語のリーダーを読んでごらんなさい。男子生徒がいたらチンポを固くしてしまいますよ」
「い、イヤ……ああっ!」

 そんな意地悪な事をおっしゃった校長先生が、クリームをタップリ盛った指を私が自ら開いている女の唇の中に突き入れてグルグルと奥深くまで塗り込めて来ました。するとその指にズキンと感じてしまった私は又えっちな声が出てしまいます。

「力を抜くのですよ、吉野先生」
「そ、ソコは……」
「そのお年で何も知らない未通女(おぼこ)みたいなフリしても駄目です。先生の一番お好きな場所ではありませんか。今日はお浣腸もしてあげますよ、フフフ……」

 アナルにまでクスリを塗る指を易々と受け入れてしまい、クニクニと蠢く指に堪えきれないほどおぞましい快感が込み上げて来てしまう私は、「お浣腸」と言う言葉にも期待で全身がますます燃え上がって来るのを感じていました。

「色白で美しい女性には、蝶が良く似合う……やはり私の目に狂いはありませんでした」

 校長先生は就職の面接で私を一目見た瞬間、そんなことを思われたのだそうです。まさかそんな淫らな目で観察されていただなんて、緊張していた私にわかるはずはありませんでした。そして娘を半ば強引に入学させようとした理由も。まりあも又、私に負けない色白なのです。

「ご主人にはいくら感謝してもし切れませんな」
「主人のことは、言わないで……」
「あなたのこんな姿をお見せ出来ないのが、本当に残念です」

 校長先生が、裸体の秘め所に3匹の青い「蝶」を止まらせた私を眺めてそうおっしゃると、デジカメで写真を撮影されました。

「ごらんなさい」

――これが私!?

 改めて「蝶」に止まられた自分の裸を見るのは初めてでした。校長先生がおっしゃる通り、デジカメの画面に映ったやたらと白い肌に止まった3匹の青い「蝶」は、見事なアクセサリーとして見栄えがして、その淫らな美しさに当人でさえゴクリと唾を呑み込んでしまいました。

「では、服を着て下さい。今日は下着を着けないのですよ。もちろん放課後まで勝手に指を使ってはなりません」
「はい……」
「昨日言ったこと、良いお返事をお待ちしておりますよ」
「ああ……」

 ふと気付けば掛け時計の目盛りが始業に近付いていました。私は黒いスーツを着込んでいきましたが、下着の替わりに止まったままの3匹の「蝶」のバイブレーションが衣服に当たると強まってしまい、甘い吐息を洩らしてしまっていました。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊